【BIPROGY／FFLab（Financial Foresight Lab）】FFLab特別公開イベント「地域社会・地域金融の未来を語る～実践者のリアル～」を開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2022/05/27	【BIPROGY／FFLab（Financial Foresight Lab）】FFLab特別公開イベント「地域社会・地域金融の未来を語る～実践者のリアル～」を開催！	\| by:サイト管理者

　2022年5月20日（金）、BIPROGY（旧・日本ユニシス）／FFLab（Financial Foresight Lab）は、FFLab特別公開イベント「地域社会・地域金融の未来を語る～実践者のリアル～」をFinGATE KAYABAで開催。会場の模様をオンラインでも配信した。

　地域金融機関に対して、地域経済の発展や地域社会の課題解決の担い手として大きな期待が寄せられる中、地域ビジネスの最前線で活躍する実践者を招き、現状や克服すべき課題、地域金融機関への期待、地域社会の未来への展望等について議論した。

挨拶

　冒頭の挨拶で三澤聰司氏（BIPROGY／Financial Foresight Lab 代表）は、日本ユニシスからBIPROGYに社名変更した経緯や狙いを紹介。光が屈折・反射した時に見える7色の英単語（Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、Green、Yellow）の頭文字を組み合わせた新社名のもと、光を集約して七色に輝かせるがごとく、社会へ新しい価値を提供し、社会課題の解決を通じて持続可能な未来社会を目指すという願いが込められていると語った後、当日のプログラムや登壇者を紹介して挨拶とした。

　この日の進行は新倉優季氏（BIPROGY 戦略事業推進第二本部事業推進二部企業共創プロジェクト 2グループ）が務めた。

基調講演	「地域金融機関のサステナビリティ」

　基調講演で日下智晴氏（日下企業経営相談所代表、元金融庁地域金融企画室長）は、過去の金融行政を振り返った後、リレーションシップバンキングの問題点に触れ、金融仲介機能の発揮に向けたプログレスレポートのポイントを紹介。地域における企業と金融機関の足元の状況や課題、求められる経営資源や取組みについて詳しく解説した上で、地域経済エコシステムや地域のサステナビリティのためのポイント、事業者育成や地域ブランディング事例等を共有した。

対談	「地域の未来を創るには」

　対談には基調講演を終えた日下氏、および地域における事業と担い手をセットでプロデュースする地域事業プロデュース会社を経営する西村やす子氏（ふじのくに物産代表取締役）が登壇。

　冒頭、西村氏から、農業六次産業化の一環としてオリーブ事業を手がけるクレアファームの設立経緯や背景、プロフィールや事業内容など、利他の心で取組み、立ち上げから事業が軌道に乗るまでの経緯を詳しく紹介（ふじのくに物産はクレアファームの事業の一部をスピンアウトして設立）。その後の対談では、オリーブの木から未来を見通すきっかけとなった動機や原動力、プロデューサーとしての活動とポイント、地域の巻き込みや成長と時間軸など、対談は西村氏が質問に答える形で進行。日下氏の見解も交えながら地域商社の在り方や成長プロセス、根底に必要な利他の心とその想いを参加者と共有した。

メッセージ発信

「地域金融 × BIPROGYの新たなパートナーシップ」

　最後に、渡邊弘巳氏（BIPROGY ファイナンシャル第三事業部長）から、地域金融機関に求められる役割の変化とデジタルの活用による変革に向けた戦略を紹介。その上で、地域価値を向上させる取組み事例のほか、顧客と地域に貢献する付加価値型バンキングの実現に向けたパートナーシップとビジネスモデルの変革、コンソーシアムによる相互連携と持続可能な社会に向けて地域と一緒になってコミットしていくという想いを共有した。

　「Financial Foresight Lab（FFLab）」では、社会に新しい価値を提供する金融サービスの創出と、そのために必要となる各種情報の提供とネットワーキング、および能力開発や投資活動への支援などさまざまなプログラムを展開。金融機関との新事業の創出を加速していくという。詳しくは、以下のFFLabのサービス紹介サイトを参照されたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

18:08 | 写真：金融・IT業界向け

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