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取材レポート
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2025/01/06

【日本取引所グループ(東京証券取引所)】巳年の株式市場がスタート!新春恒例の「2025年大発会」を開催!

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 2025年1月6日(月)、日本取引所グループ(東京証券取引所)は、東証アローズ オープンプラットフォームにおいて、新春恒例の大発会を開催した。



年頭挨拶山道 裕己氏(日本取引所グループ CEO)



 山道氏は、昨年の取り組みを振り返りつつ、本年のマーケットについては、継続的な物価上昇と賃上げ機運の高まりの中、30年近く続いたデフレ経済からの脱却が見られることや、日本経済の重要な分岐点を迎えていることなど、一皮剥けた成長したマーケットになることを期待していると語った。

来賓挨拶加藤 勝信氏(財務大臣 内閣府特命担当大臣(金融) デフレ脱却担当)



 加藤氏は、政府としては、経済回復の兆しを逃がすことなくデフレ脱却を確かなものとし、賃上げと投資が牽引する成長型経済への移行を確実なものとするための取り組みを進めていくと語った。 

 企業について、持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため、コーポレートカーバ改革を進め、資産運用立国を実現していく上で、国内外から広く投資資金を集め、企業の成長や事業の再構築を促し、経済を成長させる資本市場の役割は極めて重要とした。今後も資産運用立国の実現に邁進していきたいと語った。

打鍾
 



 初めに、加藤 勝信氏(財務大臣 内閣府特命担当大臣(金融) デフレ脱却担当)より3回の打鍾が行われ、中曽 宏氏(東京国際金融機構(FinCity.Tokyo) 会長)、安藤 聡氏(金融経済教育推進機構(J-FLEC) 理事長)より1回ずつの打鍾が行われた。

手締め
 



 打鐘の後、川井 洋毅氏(東京証券取引所 執行役員)の発声による手締めにより、大発会は閉会した。



 初日の日経平均株価の始値は、3万9,945.42円でのスタートとなった。今年の金融市場が、さらに活性化されることを期待したい。

【参考】日本取引所グループYouTube公式チャンネル 2025年大発会(東京)映像

(写真、取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部@株式会社グッドウェイ









15:35 | 取材:金融・IT業界向け
2024/12/30

【日本取引所グループ(東京証券取引所)】「2024大納会」を開催!

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 2024年12月30日(月)、日本取引所グループ(東京証券取引所)は、東証Arrows オープンプラットフォームにおいて、恒例の「2024大納会」を開催した。会場には感染症対策を行いつつ、一部の市場関係者のみ集まった。

挨拶山道 裕己氏(日本取引所グループ CEO)


 山道 裕己氏(日本取引所グループ CEO)は挨拶で、本年の株式市場の振り返りを行い、日経平均株価が34年ぶりに38,915円を突破したこと、更に7月11日には最高値の42,224円の値段を付けたことに触れた。要因として、新NISAなどをあげ、中でも最大の要因といえるのは、賃金と物価の好循環によるデフレからの脱却の兆しではないかとした。

手締め
 



 山道氏の挨拶後、川井 洋毅氏(東京証券取引所 常務執行役員)による手締めが行われ、無事大納会は終了した。

 日経平均株価は、この1年で6,000円以上の上昇を記録した。来年の干支、巳(み)年の相場格言は「辰巳天井」。
来年も企業の業績をはじめ皆さまにとって躍進につながる、よい一年になることを期待したい。

(写真、取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部@株式会社グッドウェイ








17:22 | 取材:投資家向け
2024/12/13

【一般社団法人 日本金融商品仲介業協会】「開花期を迎えようとしているIFA業界」を全体テーマに「第5回 FAカンファレンス」を開催!

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 2024年11月29日(金)、一般社団法人 日本金融商品仲介業協会旧ファイナンシャル・アドバイザー協会、開催協力:MDRT代理店分会は全国のファイナンシャル・アドバイザー(金融商品仲介業者)を対象とした「第5回 FAカンファレンス」を日比谷国際ビル コンファレンススクエアで開催。カンファレンスの模様はオンラインでLIVE配信も行われた。



 
第5回目となる本カンファレンスでは、「開花期を迎えようとしているIFA業界」を全体テーマに、リアル会場で金融庁、運用会社や情報ベンダーによる講演、IFAによる座談会などが行われたほか、講演前にはサブ会場で協会賛助会員である運用会社や情報ベンダーによるブース出展およびランチョンセミナーも実施された。

リアル会場 
主催者挨拶 


 開会冒頭の挨拶に立った中桐 啓貴氏(日本金融商品仲介業協会 理事長、GAIA 代表取締役社長 兼 CEO)は、協会概要の最新状況を説明した後、会員アンケート結果のサマリーや活動の一部を参加者に共有。最後には新たに採用した協会マスコットキャラクター「ふくのすけ」を紹介して開会の挨拶とした。なお、この日の進行は石川 裕次郎氏(ファイナンシャルスタンダード ファイナンシャルアドバイザー)が務めた。

基調講演
「資産運用立国に向けた取組み及び金融商品取引法等の改正について」


 基調講演で齊藤 将彦氏(金融庁 企画市場局 市場課長)は、同庁が進めてきた金融審議会市場制度ワーキング・グループ「顧客本位タスクフォース 中間報告」(2022年12月)での提言や「資産運用立国実現プラン」(2023年12月)を踏まえ、顧客本位の業務運営の確保に向けた法整備等、資産運用立国の実現に向けた様々な取組や今後について講演した。

特別講演
「おひとり様増加で注目を集める「遺贈寄付」、自分らしい最後のお金の使い方を提案するために知っておきたい3つの誤解」


 三浦 美樹氏(一般社団法人 日本承継寄付協会 代表理事)は、遺言等によってNPOや自治体、大学等に寄付する「遺贈寄付」への注目が高まっているとして、その背景・現状を振り返りながら、誤解されやすい3つのポイントや注意点、誰もが利用できる遺言書作成費用助成キャンペーンの詳細などを紹介した。

パネル①「ファイナンシャルプランニングツールの最前線」

<ファシリテーター>
日本金融商品仲介業協会 理事長、GAIA 代表取締役社長 兼 CEO)

<パネリスト>
北山 雅一氏(キャピタル・アセット・プランニング 代表取締役社長)
チャン・ユーツン氏(モーニングスター・ジャパン 代表取締役社長)
山本 智太郎氏(QUICK 金融ソリューション事業本部 資産運用研究所 主席研究員)

 パネルでは最新のファイナンシャルプランニングツールの活用法とその進化を探りながら、ゴールベースアプローチによるパーソナライズされたアドバイスにはプランニングツールが必須だとして、その具体的な事例や効果、さらにはツール選定のポイントや将来の展望についても議論した。

パネル②「NISAを活用したポートフォリオ構築について」

<ファシリテーター>
吉田 篤氏(シグマ 代表取締役)

<パネリスト>
塚本 卓治氏(ピクテ・ジャパン エグゼクティブ・ディレクター 運用本部 投資戦略部長)
新村 光秀氏(フィデリティ投信 執行役員 戦略営業本部長)
川嶋 昭臣氏(野村アセットマネジメント 資産形成ソリューション部長)

 2024年よりの新しいNISAにより「貯蓄から資産形成」に拡がりがみられる一方、選択されている投資・運用商品や情報には偏りもあるのではとした上で、長期投資を成功させるためにはどのようなポートフォリオ構築がベターなのか、運用会社の視点で考え方や手法を議論した。

IFA座談会「日本におけるゴールベース資産管理の実践者に聞く」


<ファシリテーター>
吉永 高士氏(NRIアメリカ 金融・IT研究部門長、日本金融商品仲介業協会 理事

<パネリスト>
天田 達巳氏(GAIA  プライベートFP)
今井 茉耶⼦氏(Fan 東京本店 IFA)
杉浦 圭氏(エフピーサポート IFA事業部 営業部 営業責任者)

 顧客とその家族から切り出したゴールに紐づく分散投資資産の形成とともに、さまざまな金融・非金融ニーズもカバーしつつ伴走し続けるプロセスである「ゴールベース資産管理」について、座談会では「ゴールを聞くスキル」を発揮し活躍している日本のFAに日々の基本動作や顧客面談時に大切にしていること、さらなる飛躍への課題などについて語り合った。

サブ会場 出展とランチョンセミナー



 工藤 梢平氏(ピクテ・ジャパン プライベート・バンキング・アドバイザリー部 コンサルタント)
 秋原 理子氏(アセットマネジメントOne アシスタントマネジャー)
 高橋 祐規氏(モーニングスター・ジャパン 投資情報部 カスタマーサクセス・チーム・リーダー)
 中川 優斗氏(三菱UFJアセットマネジメント 投信営業第三部 ネット営業グループ マネジャー)
 方山 博晶氏(モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント
 水野 美穂氏(QUICK 金融ソリューション事業本部)
 川嶋 昭臣氏(野村アセットマネジメント 資産形成ソリューション部長)

(取材、撮影、記事、編集・制作 :株式会社グッドウェイ@メディアプロモーション事業部 )




10:47 | 取材:金融・IT業界向け
2024/10/24

【グッドウェイ】「第4回 金融犯罪対策コンファレンス2024(AFC2024) 金融犯罪対策の実効性向上~FATF第5次対日相互審査に向けた高度化を見据えて~」を開催!

| by:ウェブ管理者


 2024年10月18日(金)、グッドウェイは「第4回 金融犯罪対策コンファレンス2024 金融犯罪対策の実効性向上~FATF第5次対日相互審査に向けた高度化を見据えて~」を会場とオンライン配信によるハイブリッドで開催した。 


 4回目の開催となる今回の金融犯罪対策コンファレンスは、AFC(Anti-Financial Crime)として開催された。金融犯罪対策を行う上での重要な規制、最新動向、事例、およびFATF第5次対日審査に向けた対応について、当局や実務者、専門家による講演が行われた。

特別講演 「金融犯罪対策の現状と課題~FATF第5次審査に向けて~」



 齋藤 豊氏(金融庁 総合政策局リスク分析総括課 金融犯罪対策室 室長)は、FATF第4次対日相互審査の法令等整備状況、有効性結果の各国比較、取り組み状況等を解説し、預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策について語った。

講演 「金融犯罪対策を加速する:Dataikuで実現するデータ分析の革新的進化」



 岩下 優介氏(Dataiku Japan 金融営業部 部長)、庄子 楽氏(Dataiku Japan セールスエンジニアリング部 シニアセールスエンジニア)は、AIを活用した金融犯罪対策について解説し、リアルタイムの不正と信用限度管理の重要性を語り、デモを交えつつ講演を行なった。

講演 「AI×不正対策の失敗事例から学ぶ、生成AI時代のAIとの正しい向き合い方」
 


 友田 恭輔氏(Trust AI・データ事業部 取締役CTO ISO/TC68/AG6国際エキスパート))は、不正対策・AMLにおけるAI活用の事例を紹介しつつ、AI×不正対策が成功するためのベストプラクティス等を紹介した。

ランチブレイク 

 
 ランチブレイク時には出展ブース企業(カウリスDataiku JapanTrustDTSSCSK RegTech Edge)に多くの参加者が訪れ、資料を手に取りつつ、各企業の説明に耳を傾けていた。

特別講演 「金融犯罪抑止のためのリスク低減・遮断措置の実施と法務上の課題」



 金澤 浩志氏(中央総合法律事務所 代表社員弁護士 パートナー)は、深刻化する金融犯罪の状況、金融犯罪置抑止のために金融機関が果たすべき役割、取引のライフサイクルに応じた金融犯罪対策等を解説し講演を終えた。

講演「AML/CFT関連のシステムの有効性検証について~FATF第5次審査に向けて求められる検知精度の向上~」


 
 萩原 卓見氏(KPMG FAS Financial Servce Group 執行役員パートナー)は、有効性検証の必要性、マネー・ローンダリング等対策の取組と課題で何が求められているのか、取組の進め方等について、ポイントをあげるなどして講演を行った。

講演 「金融庁・警察庁の要請に応じ、金融犯罪を防止するためのモニタリング方法や口座転売/レンタル口座対策とは」


 島津 敦好氏(カウリス 代表取締役)は、要請に対応する取組、オンラインAML体制構築について、今後の取組等について語った。

特別講演 「外国為替取引等取扱業者のための外為法令等の遵守に関するガイドラインへの対応について」


 舟橋 聡氏(財務省 国際局調査課為替実査室)は、外為法令等遵守の新ガイドラインに基づく外為検査について、内部管理体制、制裁違反リスクの特定・評価、リスク低減措置の新ガイドライン対応のポイントを解説し、講演を終えた。

パネルディスカション 「AML/CFT及びFATCA/CRSの実効性ある取組」



 パネルには 菊池 良則氏(auペイメント 代表取締役社長)、島田 康彦氏(セブン銀行 金融犯罪対策部 部長)、伊藤 理紗氏、(野村證券 コンプライアンス管理部 共同部長)、石田 信親氏(三菱UFJ銀行 コンプライアンス統括部 エキスパート)、モデレーターを小野 勝司氏(あずさ監査法人 金融統轄事業部金融アドバイザリー事業部 ディレクター)が務めた。

 パネルでは、菊池氏、島田氏、伊藤氏より、「顧客属性・取引内容等に鑑みたリスク低減措置の有効性」、「異常/不正取引抽出措置の有効性」、「金融サービスの不正利用対策」への対応の3つをテーマとして取り上げ、各社の対応や取組み、方針などが共有され、最後に石田氏より、。

 情報交換会では、本コンファレンスの登壇者が数多く参加した。講演内容に関する質問をはじめ、参加者同士による様々な情報交換が行われた。

 高度化する金融犯罪によるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与への対策の必要性は、ますます高まっている。
グッドウェイでは2025年2月下旬に「第17回 AMLコンファレンス2025」を開催予定。金融機関の方は特に参加していただきたい。


【協賛企業一覧(五十音順)】

 【プラチナスポンサー】
 あずさ監査法人 / KPMG FASカウリスDataiku JapanTrust

 【ゴールドスポンサー】
 DTS

 【シールバースポンサー】
 SCSK RegTech Edge

 【後援】
 金融IT協会金融データ活用推進協会


(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )









14:46 | 取材:金融・IT業界向け
2024/07/25

【S&P グローバル・マーケット・インテリジェンス】「新たな時代における不確実性とリスクへの挑戦」開催!

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 2024年7月11日(木)、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスは、「新たな時代における不確実性とリスクへの挑戦」 を東京會舘で開催した。


 今後10年間世界で最も急成長する地域の一つとして、アジア太平洋地域が予想されている。一方で、中国の経済成長のスピードは鈍化し、金利は「長期上昇」基調、残存コストをめぐる課題も根強く、地政学的な不確実性が見通しを不透明となっています。本イベントは、市場のソートリーダーを招き、日本を含むアジア太平洋地域が直面する機会とリスクについて、ディスカッションが行われた。

プレセッション
 


 当日はメインセッションに先駆けて12時からプレセッション「データドリブンイノベーション(DDI)にまつわるトピックと実現するうえで最も重要となる「データマネジメント」とは」が行われた。甲斐 正樹氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス ディレクター、グローバルアカウントマネジメント)は、現在のDX推進の日米比較や、データドリブンイノベーション(DDI)の蓄積・活用・管理に関するトピックについて触れ、DDIを業務委託などでアウトソースする際のメリット・デメリットを解説。最後にS&P Enterprise Data Management(EDM)を紹介して講演を終えた。

開会挨拶
 


 ブレンドン・シートー氏(S&P Global Market Intelligence Senior Vice President Head of Asia Pacific, Middle East And Africa)は、コロナ禍後の復興は、消費を一変させるだけでなく、全産業に大きな影響を与え、地政学的緊張は、2024年のグローバル・ロジスティクスとサプライチェーンのリスクを増大させる可能性が高いとした。このような不確実性の時代において、イノベーション、コラボレーション、そしてレジリエンス(回復力)を取り入れた先進的なアプローチを採用し、今後の課題を乗り切ることが重要として、今回のコンファレンスは経済、地政学、金融の最新動向について掘り下げる内容とし、皆様のお役に立てればと述べた。

基調講演分断された世界: 2024年のアジア太平洋をめぐる機会とリスク


 田口 はるみ氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス 主席エコノミスト)は、分断された世界と題して金融引き締めや地政学リスクによるストレスで、景気後退につながる可能性について語り、特にアジア太平洋地域について焦点が当てられ、足元の断片化した市場環境について解説が行われた

プレゼンテーション逆境を乗り切るサプライチェーンの回復力

 続いて、クリス・ロジャース氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス プライチェーン・リサーチ部門責任者)から「逆境を乗り切るサプライチェーンの回復力」と題して講演が行われた。2024年は世界のロジスティクスとサプライチェーンをめぐるリスクが拡大する見込みとして、管理の複雑化や炭素削減をめぐるイニシアティブ対応などの課題に対してどのように取り組む必要があるかなどを語った。

プレゼンテーションデットキャピタル・マーケットにおけるプライベート・デットの役割の構築


 ルース・ヤン氏(S&Pグローバル・レーティング マネージングディレクター、プライベートマーケット・アナリティクス&ソートリーダシップ部門グローバルヘッド)は、今日の資金調達コストの高騰が公的・私的を問わず債券資本市場に与える影響について、借り手や市場の状況への影響を含め、格付け、リサーチ、バリュエーションといった確立された透明性の源泉が今後の市場成長に不可欠なツールである理由を語った。

プレゼンテーションArtificial IntelligenceとMarket Intelligenceの邂逅 – ワークフローへの応用事例

 西本 宏喜氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、プロダクトマネジャー、インダストリー&カンパニーデータ・ソリューション)とアンドレアス・ダルマワン氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、クオンツスペシャリスト、ディレクター)は自社の人工知能をめぐる取り組みと今後のロードマップやインタラクティブなデスクトップワークフローを通じたCIQ ProにおけるAIの実践的な活用方法を紹介。生成AIユースケースについて実演を交えて解説した。

ダイアログいま不可欠なサステナビリティデータとは-投資家とデータプロバイダの視点から

 眞々部 貴之氏(S&PグローバルSustainable1、ディレクター、コーポレート・エンゲージメント)、小野 謙一郎 氏(三井住友トラスト・アセットマネジメント、スチュワードシップ推進部、共同チーフ・スチュワードシップ・オフィサー)は、サステナデータ利用可能になっているものの、実際の投資家はどのようなデータを見て判断を行っているのかについて対談形式でセッションが行われた。

 本講演終了後、4つのブレイクアウトセッションが開催された。


 ブレイクアウト1では、パネル: 企業買収における行動指針が実務に与える影響と題して、山本 英勝氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、エグゼクティブディレクター、イシュアーソリューションズ)、金村 公樹氏(森・濱田松本法律事務所パートナー、第二東京弁護士会所属)が登壇した。


 ブレイクアウト2では、パネル: AIが投資ストラテジー生成をどのように変えているかと題して、セッションが行われた。

(モデレータ―)
 吉澤 宙之氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、エグゼクティブダイレクター、ヘッドオブ・プロダクツ)
(パネリスト)
 和泉 潔氏(東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻 教授)
 日向野 智邦氏(バーテックス・インベストメント・ソリューションズ株式会社、シニアポートフォリオマネジャー、クオンツ運用部クオンツ運用グループ)
 長澤 秀紀氏(SMBC日興証券株式会社、グローバル・テクノロジー部データサイエンス課、課長)


 ブレイクアウト3では、プレゼンテーション: 「OECD移転価格ガイドライン2022年版」に基づく金融取引のプライシング算定への対応と題して、船津 慶一郎氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、クレジットプロダクトスペシャリスト、アソシエイト・ディレクター)、岩田 剛氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、クレジット&リスクリューション、シニア・セールスエグゼクティブ)が登壇した。


 ブレイクアウト4では、パネル: プライベート投資市場の次章と題してセッションが行われた。

(モデレータ―)
 市坂 立也氏(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、エグゼクティブディレクター)

(パネリスト)
 片岡 正史氏(第一生命保険株式会社、オルタナティブ投資部長)
 坪田 武士氏(アポロ・マネジメント・ジャパン、マネージングディレクター)
 岩井 荘平氏(JPモルガン証券株式会社(JPモルガン・チェース銀行東京支店兼職)、セキュリティーズ・サービス本部、セキュリティーズ・サービス営業部、ヴァイスプレジデント)
 白木 さや子氏(ホワイト&ケース法律事務所、ローカルパートナー)

懇親会 


 登壇者や参加者同士での有用な情報交換が行われた。
投資運用とリスクマネジメントに関連するデータ・ドリブン・インテリジェンスの分野における現時点及び今後について参考となった。様々な事例紹介もあり、データ分析強化の重要性を感じられた。今後、これらの分野がどのようにさらなる進化をしていくか注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




19:47 | 取材:金融・IT業界向け
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