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取材レポート
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2018/02/05

【楽天証券】未来へつながる今日の投資!ジャーナリスト 田原 総一朗氏ら各界の著名人を招いて、「楽天証券 新春講演会2018」をパシフィコ横浜 国立大ホールで開催!

| by:ウェブ管理者


 2018年1月20日(土)、26年ぶりの高値水準で株価が推移する中、大手ネット証券の楽天証券は、横浜市みなとみらいにあるパシフィコ横浜 国立大ホールで毎年恒例の「新春講演会2018」を開催した。


 株式市場が上昇を続け、明らかに「景色」が変わりはじめた2017年。何がマーケットを動かし、何が今後の鍵を握っているのか。そして2018年においては、投資家は何を見て判断していくべきなのか。今回の講演会ではジャーナリストの田原 総一朗氏による特別講演「時代を読む」のほか、東洋大学教授/慶応義塾大学名誉教授 竹中 平蔵氏による講演「第4次産業革命からみた世界経済」や、著名な専門家によるパネルディスカッションなどが行われた講演会場は多くの来場者で席が埋まり、展示会場も終日賑わいを見せた。  




 世界最大級の国際会議場「国立大ホール」や展示ホールなどからなるコンベンション・センターであるパシフィコ横浜。
好調な株価の動きを受けて、午前9時30分の受付開始前から来場者が長蛇の列を作ったため、例年以上に大幅に予定時間を繰り上げて入場受付を開始した。



 講演会場となった国立大ホールは、3階席までを合わせるとおよそ5,000席という大きな国際会議場。写真の通り、開演以降は1階席はほぼ満席、2階~3階席も多くの来場者で席が埋まった。



【挨拶】楽天証券 代表取締役社長 楠 雄治氏「皆さんにますます投資の部分で良い結果を残していただき、この日本をますます元気にしていただきたい。」

 司会進行を務めるフリーアナウンサー 叶内 文子さんの紹介で壇上に上がった楠氏は、冒頭で来場への御礼を述べた後、株価上昇に伴い処理件数が増加しているコールセンター対応&口座開設についての体制を増強していくと述べた後、東証が毎週発表する「投資部門別売買状況」のグラフをスクリーンに投影し、需給動向について解説。「株価が上昇すると海外投資家は買っていき、個人投資家は利食い先行になるのが過去6年間のパターンだったが、ここ4ヶ月間は個人投資家も買っており、十分利が乗っている状況なので、今後の市場の中で非常に大きな存在感で動いていくのでは。」と述べた。

 また、同社の最新の取組として、2017年12月下旬より、国内株式取引手数料を業界最安値水準まで引き下げたこと、また、つみたてNISAの取引も開始され、12月26日より、積立設定が可能になったとして、それぞれの概要を紹介。最後に、「今年は非常にいいスタートを切ることができている。皆さんにますます投資の部分で良い結果を残していただき、この日本をますます元気にしていただきたい。」と述べて挨拶とした。




【講演】東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授 竹中 平蔵氏「第4次産業革命からみた世界経済」

 竹中氏は講演で、現在の日本の景気回復について、経済学者の75%は来年の消費税引き上げまでは続くと予想していること、自らも今年中に景気後退に陥ることはないとの見方を示しつつも、経済がいい状態にある時こそ、次の時代への備えが大変重要だと考えていると語り、以降、今後の留意すべき点として、北朝鮮問題、米金利の上昇、中国の問題などについて解説しながら、国際社会・世界経済の現状、それを踏まえての日本のあるべき姿について持論を語った。



【パネルディスカッション】セゾン投信 代表取締役社長 中野 晴啓氏、コモンズ投信 会長 渋澤 健氏、レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長・最高投資責任者 藤野 英人氏ら3名とモデレータを務める叶内 文子氏との豪華パネルディスカッション

 続いては、中野氏、渋澤氏、藤野氏とモデレータを務める叶内 文子氏4名による豪華パネルディスカッション。個人投資家にもお馴染の中野氏、渋澤氏、藤野氏はそれぞれ、会社の会長・社長を務める傍ら、講演会やメディア出演を通じての情報発信により積極的に投資の普及、金融リテラシー向上のための活動に貢献しており、この日も投資のあり方などについて4名で様々な議論を交わした。




【特別講演】ジャーナリスト 田原 総一朗氏「時代を読む」

 

 朝まで生テレビ(毎月最終金曜日 TV朝日) 、激論!クロスファイア(毎週日曜日 夕方18BS朝日)などのTV番組出演でお馴染の田原氏は、1989年のベルリンの壁崩壊~冷戦終結、湾岸戦争など国際政治の曲がり角となった重要な出来ごとを幾つか取り上げながら、世界の情勢の大きな変化についてジャーナリストの立場からその背景を鋭く分析。80歳を超えた今も、TV番組では歯に衣着せぬ発言で番組を仕切る田原氏は、この日の講演でも抜群な存在感をみせつけた。



【展示会場】休憩時間を中心に、終日賑わいを見せた出展ブース


 展示会場には同社やグループ企業、協賛企業や提携するIFA(金融商品仲介業)事業者の出展ブースやデモコーナーが会場狭しと立ち並んだ。特設セミナー会場、書籍販売やサイン会のコーナーなども用意され、特に休憩時間中は多くの来場者で賑わい、会場は熱気を見せた。




【講演】楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田 真之氏「2018年日本株投資戦略」


【講演】ホリコ・キャピタル・マネジメントLLC プレジデント&CEO 堀古 英司氏「2018年の米国経済・株式相場の見通し」


 続いての二つの講演は2018年の「投資戦略」、「相場見通し」。前半の講演での概観を踏まえた上で、具体的に2018年のマーケットにどう取り組んでいくか、より実践編的な講演だ。窪田氏は日本株は配当利回り・PERから見て割安だとし、「ゲーム・チェンジ」で伸びる可能性が高いセクターなども紹介した。




 展示会場の一角に用意されたミニセミナー会場では、以下のセミナーが順に開催され、いずれも多くの来場者が聴講した。


eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎氏「1万円以下でも始められる!大きなリターンが魅力のeワラント投資法」

三菱UFJ国際投信 執行役員 大平 恒敏氏「ETFでREITと中小型株に投資する」

ピクテ投信投資顧問 日本株運用部長 鈴木 毅氏 & 楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト 篠田 尚子氏「対談"本当にお金が増える投信10本"に選ばれた日本株ファンドとは? ~iTrust日本株式ファンド・マネジャー鈴木毅氏×ファンド・アナリスト篠田~」

GAIA プライベート ファイナンシャルプランナー 三橋 圭介氏「銘柄選びは株だけじゃない!投資信託の銘柄選びの考え方」

三井住友トラスト・アセットマネジメント 担当部長 百瀬 順治氏「“配当貴族指数”を活用した株式投資 ~配当貴族インデックスに欧州が追加!~」

大和証券投資信託委託 ファンド・プロモーション部 兼 金融リテラシー・サポート部 チーフ・プレゼンター 宮澤 沙央梨氏 & 同 債券運用部 兼 金融リテラシー・サポート部 ファンドマネージャー 髙田 駿氏「つみたてNISA元年~低コストのインデックスファンドで資産形成を~」

Good Moneyger 代表取締役 清水 俊博氏「アルゴリズムで判定!ロボアドバイザーが提案する2018年の資産運用」




 こうして丸1日を掛けて開催された新春講演会は、会場を去る来場者を同社のスタッフ全員が見送った後に無事終了した。

 同社は、新年早々の1月5日に、様々な条件から優待銘柄の絞り込みが可能になる新ツール「株主優待検索」の提供を開始。年末頃にローンチされた新サービスや取組を見ても、12月8日「つみたてNISA取引開始」、12月21日「AIによる自動生成ニュースの配信を開始」、11月21日「国内株式取引手数料引き下げ‐現物・信用取引ともに業界最低水準※1の手数料へ‐」、11月2日「PTS(私設取引システム)の取扱いを開始‐取引所時間外や有利な株価での取引が可能に‐」など、個人投資家の利便性を向上させる施策を次々と打ち出している。「戌笑う」年である2018年、好調な株式市況に加えて同社の積極的なサービス向上へ向けた取り組みが投資活動をサポートすることで、より多くの投資家に笑顔がもたらされる2018年となることを願いたい。 

(取材、撮影:村上 遥 /  記事、編集・制作:メディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ








15:56 | 取材:投資家向け
2017/12/29

【日本取引所グループ(東京証券取引所)】囲碁・将棋界を通じて史上初の2度の7大タイトル獲得を達成した井山 裕太 七冠をゲストに迎え、1年の取引の締め括りとなる大納会を開催!

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 2017年12月29日(金)、日本取引所グループ東京証券取引所は、東証Arrows オープンプラットホームにおいて、1年の取引の締め括りとなる恒例の大納会を開催した。

 本年は、10月に囲碁・将棋界を通じて史上初の2度の7大タイトル獲得を達成した井山 裕太 七冠がゲストとして招かれ、来賓挨拶や打鐘を行った後、最後に手締めを行って2017年の取引を締め括った。




 29日(金)は見事な冬晴れ。大納会に先立って行われた報道陣向けの取材説明会では、40社のメディアによる抽選により、撮影場所が決定される。説明会終了後、大納会の会場である東証Arrows オープンプラットホームに移動して撮影準備が進められる。

 

 

 式典開始前、オープンプラットホームの大型モニターに、日本取引所グループやマーケットの今年1年を振り返ってのトピックス映像が流された。



 その後、2017年に新規上場した企業の経営者ら代表が、盛大な拍手で迎えられながら1社づつエスカレータを順に降りてくる。全員が入場するまで拍手が途切れることもなく、上場の苦労と喜びを改めて噛みしめながら、ステージ前の参列者の列に加わる。



【挨拶】日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏「12月には東証1部の時価総額が過去最高を記録し、IPOも全国的な拡がりを見せた。地域金融機関との連携による地域企業の成長支援や株式上場支援、人材育成や投資家教育の支援を来年も推進していく。」


 清田氏は挨拶の冒頭、「トランプ氏の大統領当選や北朝鮮問題など多くの不透明要因があった中、株価は一度も18,000円を割ることなく安定的に推移し、秋以降は一貫して上昇傾向となった。特に10月の衆院選を挟んで初の16連騰を記録するなど売買も弾み、12月には東証1部の時価総額が過去最高を記録した。さらにIPOにおいても全国で96社が新規上場、東京以外に本社を置く企業の上場も34社と活況となるなど、IPOの全国的な拡がりを見ることができた。」と今年1年の株式市場を振り返った。

 また、「東証は地域経済の発展を目差す地域金融機関との連携によって、地域企業の成長支援や株式上場支援、人材育成や投資家教育の支援を通じて地域経済発展と活性化に役に立つ取り組みをしてきた。」として事例を紹介。今後も積極的に取り組んでいくとした。また、ゲストの井山 裕太 七冠の紹介の最後に「国民栄誉賞が検討されている井山七冠の輝かしい実績と活躍に株式市場もあやかって、来年の証券市場のさらなる飛躍を願うとともに、日本取引所グループも我が国資本市場の心臓部を担うものとして引き続き努力していきたい。」と語って挨拶を終えた。




【来賓挨拶】囲碁棋士 井山 裕太 七冠「囲碁の世界は勝ち負けがはっきりつき、色々な厳しい状況もたくさんある世界だが、そういった厳しい状況を乗り越えることができた時に大きく成長できる」

 井山七冠は冒頭に、「これまで大納会に出席された方々を見ると本当に著名な方ばかりで、各界でその年にものすごく活躍された方ばかり。そうした意味でも今年の自分の戦いぶりを評価してもらい、このような席に招いて貰えたことを大変光栄に思っている。」と挨拶した後、「自分にとっても今年2017年は非常に厳しい戦いの連続だったが、結果として7冠という形で今日を迎えられたことを大変嬉しく思っており、棋士人生の中でも最もいい年にすることができたと感じている。囲碁界の方でも人工知能の進歩や若い世代の活躍などで注目してもらえる良い年になったが、先ほど話があったように、日本経済も本年はすごく良い年だったと聞いている。囲碁の世界は勝ち負けがはっきりつき、色々な厳しい状況もたくさんある世界だが、そういった厳しい状況を乗り越えることができた時に大きく成長できると思っている。これからの日本経済も色々な波があると思うが、少しでもいい方向に向かっていくことを願っている。」と述べて来賓挨拶を終えた。




【打鐘】井山 裕太 七冠による5回の打鐘


 挨拶後、井山七冠による打鐘が行われる。鐘を打ち鳴らす「5回」は穀物が豊かに実る「五穀豊穣」に由来するといい、参列者全員で株式市場のさらなる発展と活況を願った。




【手締め】最後は手締めで2017年の大納会を締め括る。

 打鐘が行われた後、東京証券取引所 取締役常務執行役員 岩永 守幸氏の発声による手締めが行われ、無事大納会は終了した。



 日経平均株価終値は前日比19円04銭安。大納会終了後、多くの報道陣が大型モニターの前で当日のニュース放映用の映像撮影を行った。


 
 大納会が行われた29日の東京株式市場は、前日終値を挟んで小動きとなり、日経平均株価の終値は2万2764円94銭。今年1年では19%高と6年連続の上昇となり、年末終値としては26年ぶりの高値をつけた。2018年の干支「戌年」の株式相場格言は「笑う」だといい、新年以降の株式相場も堅調な動きが期待される。

 なお、東証では大納会の様子をライブ中継(Youtube)で配信しており、オンデマンドでも視聴できるので最後に紹介したい。

【Youtube】大納会・大発会のライブ配信等について
(※音声が流れますのでご注意ください。)


 新年となる2018年が市場関係者、投資家双方にとって実りある年となることを祈念したい。


(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ





19:32 | 取材:投資家向け
2017/12/28

【サンワード貿易】同社主催のセミナーに登壇した講師陣を招いた謝恩会をTOCOMスクエアで開催!「戌、上がる」2018年も講師と共に更に充実したセミナー企画&開催を!

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 2017年12月19日(火)、年間を通じて
個人投資家向けのセミナーなどの投資家教育活動を積極的に展開しているサンワード貿易(以下、同社)は、同社が主催するセミナーに登壇した講師陣や取引所などの関係者を招いての講師謝恩会をTOCOMスクエア セミナールームで開催した。



 会場は
東京商品取引所が運営するTOCOMスクエア。師走の時期、同社が開催する様々なセミナーでも利用される地下1階のセミナールームに今年お世話になった多くの講師、関係者達が駆け付けた。

※TOCOMスクエア
商品先物取引の普及啓発を目的とした東京商品取引所のアンテナショップ。ラジオNIKKEIとコラボレーションした公開放送や多様なセミナーのほか、最新のマーケット情報を閲覧できるコーナーを設置されている情報発信基地。



【挨拶】代表取締役社長 依田 年晃氏「2018年は、相場変動へのサポートをしっかりできるよう社員教育を徹底。講師の皆様と更に良いセミナーを企画し、お客様とともに笑えるような一年にしたい。」

 依田氏は今年の相場と活動を振り返りつつ、
セミナー開催数が年間で300を超え、登壇した講師数も160名に及んだことを紹介。開催へのサポートに対して御礼を述べるとともに、マーケットが低調な中でも企画するセミナーの数を9月から倍に増やしたことを紹介した。

 また、本年のトルコリラ暴落を踏まえ、「来年は相場の研究や情報の配信を強化し、相場変動へのサポートをしっかりできるよう社員教育を徹底したい」とし、「相場格言で「戌、上がる」と言われる2018年は、講師の皆様と一緒に更に良いセミナーを企画し、お客様とともに笑えるような一年にしたい」と述べて挨拶を締めくくった。

 続いて同社常務取締役 営業本部長 宮本 博之氏による乾杯の挨拶と音頭で歓談がスタートした。




 当日の料理は同社が経営する「アジアン・タワン168」のケータリング用キッチンカーで会場へデリバリー。テーブルに本場タイの料理が並ぶなか、会場には参加者同士の歓談の花が咲いた。
 



 抽選会では食事券、商品券、金貨などの豪華賞品が提供され、当選者は満面の笑顔で賞品を受け取りながら一言づつ挨拶 



 継続したセミナー開催は企業ブランディングに加え、登壇する講師自身のパーソナルブランディングの確立にも繋がる。同社自身の豊富な開催ナレッジと企画力、講師陣の知見と登壇経験を踏まえたアイデアの融合により、業界有数の開催頻度を誇る同社の投資教育活動が2018年以降も益々パワーアップされ、金融リテラシー向上への貢献が果たされることを期待したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ)




19:00 | 取材:投資家向け
2017/12/14

【Cylance Japan(サイランス ジャパン)】サイバー セキュリティに革命を!「AI」x「サイバーセキュリティ」がもたらしたパラダイムシフトとは!?米国本社Cylance Inc.の会長兼CEOスチュアート マクルアー氏の来日に合わせて、特別セミナーを開催!

| by:ウェブ管理者


AI (人工知能)を活用してマルウェアファイルの動作前に予測防御、サイバー セキュリティに革命を!

 2017年11月28日(火)、
Cylance Japanは米国本社Cylance Inc.(以下、サイランス)の会長兼CEO、スチュアート マクルアー氏来日に合わせて、エンドユーザやパートナー企業を対象にした最新の「AI」x「サイバーセキュリティ」特別セミナーを東京都・京橋の東京コンベンションホール(東京スクエアガーデン 5F)で開催した。

 サイランスは2012年創業で、「
2017 Japan-US Innovation Award」で最高賞である「Emerging Leader Award」を受賞するなど、世界的に大きな影響を与える可能性がある革新的なスタートアップとして注目されている企業。斬新なのは、ゼロデイを含む標的型攻撃などに対して、AI (人工知能)を活用し、マルウェアファイルが動き出す前に未然に静的解析し、脅威を予測防御できるアンチウイルス製品を提供している点だ。そういった意味でサイランスはサイバーセキュリティに革命をもたらした企業であると言えるだろう。

 この日は、
サイランスCEO マクルアー氏の基調講演や最新の製品デモンストレーションの他、特別ゲストとして、日本の深層学習分野における先進的企業であるPreferred Networksの最高戦略責任者 丸山 宏氏を迎えてのパネルディスカッションも実施され、来場者は一様に興味深く聴講した。



 東京メトロ京橋駅直結の多目的大ホール「東京スクエアガーデン」がこの日の会場。エンドユーザ、パートナー企業などのサイランスの製品に興味を持つ参加者により、200名収容の講演会場は開演前の段階でほぼ満席になった。



【基調講演】Cylance Inc.会長兼CEO(最高経営責任者)スチュアート マクルアー氏「AIアンチウイルスがもたらしたサイバーセキュリティのパラダイムシフト2017」

 マクルアー氏は来場への御礼を述べた後、まずはサイランスの概要について簡単に紹介。セキュリティにAIと機械学習を利用した初の企業として2012年に創業後、現在では800名を超える従業員が在籍。Fortune 500社の内100社がサイランスを利用し、グローバルで6,000社を超える顧客、1,000万を超えるエンドポイントを持つ企業にまで急成長したことを冒頭に紹介した。

 続けてマクルアー氏は同社製品の強みについて解説。「従来方式のシグネチャによる対策ではゼロデイの被害者は救えない。一方、サイランスのテクノロジーは数学(数式)を用いた推論判定により未来の攻撃も防御できる」と断言する。「自然の多くは数式で成り立っている。リズムを見つけるとパターン、つまりアルゴリズムが見つかる。アルゴリズムから数式を導き出し、それによって未来が予測できる。」と語って、数式を用いた推論判定の概念について解説した。

 また、サイバーセキュリティにおけるAI活用と進化については、「真の意味でのAI活用を開始している企業は当社を含めて3社程度とみている。最初の段階をAI第1世代とすれば、クラウドを活用したローカルモデル、データサンプルやモデルの頑強性等の面から当社は唯一、AI第3世代に属しており、さらに第4、第5世代を視野に入れて日夜開発に取り組んでいる。」と最も先進的なAI活用企業としての取り組みと強みをPRした。




【ライブデモンストレーション】Cylance Japan 最高技術責任者 乙部 幸一朗氏「本物のマルウェアを使ったCylancePROTECT®ライブデモンストレーション」

 乙部氏は冒頭に2017年の傾向と統計データについて解説。上半期だけで2,227件のデータ侵害が報告され、漏洩したデータレコードは60億件以上、全体の56.5%が民間セクターで発生、「ランサムウェア」が通用語になるなど、データ侵害・漏洩がより身近な存在になっていると述べた。

  こうした中、同社のアンチウイルス、CylancePROTECTは機械学習により作成された数理モデルを元に、ファイルのDNA(構造)をAI(人工知能)が学習してマルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)かどうかを推論判定するというアプローチにより、マルウェア防御率99.7%(稼働実績 1,000万台以上)を誇っているとして、乙部氏はCylancePROTECTの予測防御の仕組みを詳しく解説した。

 さらに後半のライブデモンストレーションでは、実際に新種のランサムウェアを来場者の目の前で作成し、同社のCylancePROTECTと20社ほどの他社製品の検知実績比較をライブで実施。マルウェアがサイバーセキュリティ製品として広く一般に普及している製品の殆どをすり抜ける中、AI (人工知能)を活用して未然に防御するという同社の製品が見事に検知した様を来場者の前で実証して見せた。

 またサイランスではEDR機能も新たに発売しており、「脅威のハンティング、経路調査、脅威の封じ込めなど、SOC運用や分析を手厚くされる企業には、CylancePROTECTと組み合わせて利用いただきたい」と語った。



【パネルディスカッション】
マクルアー氏、乙部氏& Preferred Networks 最高戦略責任者 丸山 宏 氏「現在の第三次AIブームの先にある未来~AIがデファクトの時代を考える~」

 最後のパネルディスカッションでは、サイランスCEOのマクルアー氏、そしてIoTと人工知能の普及や進化を目指す企業で、「2017 Japan-US Innovation Award」の最高賞である「Emerging Leader Award」をサイランスと共に受賞したPreferred Networks 最高戦略責任者、丸山氏が登壇し、モデレーターを乙部氏が務めてAIの現状と未来についてディスカッションを行なった。AIがデファクトの時代が到来するという前提に立ち、丸山氏から同社の自動運転などに関する最新の取り組みの紹介の後、最近では広義に使われている「AI」、そして「ディープラーニング」、「機械学習」、「深層強化学習」などそれぞれの定義について活発な意見交換を行った。

 サイランス、Preferred Networks両社ともに、機械学習(ディープラーニング)を活用したテクノロジーで各分野の先鋭的な企業として認知されている。丸山氏は、機械学習の一領域であるディープラーニングは過去の膨大なデータに基づき、未来を予測するテクノロジーであるとし、それが活躍できる領域として、自動運転や工場ロボット、ガンの予測等のヘルスケアを挙げ、マクルアー氏はIoT、コンシューマー、電波・信号、ヘルスケアなどで急展開すると述べた。

 また、「AI企業」が増加する中で、成功の秘訣については両社とも、「人材の確保」を挙げた。優秀なデータサイエンティストの確保が企業の命運を分ける。CylanceもPreferred Networksもリーダーの地位を確保するために世界中から優秀なデータサイエンティストの確保に余念がない。

 こうして、
いま注目を集める「AI」そして「セキュリティ」について、最新のテクノロジーを学ぶことができる場となったセミナーは盛況の中、無事に終了。

  同社では、今日のサイバーセキュリティにおける根本的な欠陥は、シグネチャが作成された後で防御が可能になり、未知の脅威に対しては全く無防備である点だとし、機械学習技術を利用して既知、未知のマルウェアを特定する製品「CylancePROTECT」の優位性と強みを金融業界にも引き続き訴求していきたい意向だ。



(取材、撮影、記事、 編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )





09:33 | 取材:金融・IT業界向け
2017/11/20

【地方銀行 フードセレクション実行委員会/リッキービジネスソリューション】「食」の力で地方創生を!国内最大級の食の商談会「地方銀行 フードセレクション2017」を東京ビッグサイトで開催!参加行、出展社数、来場者数も過去最多を更新!

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 2017年11月9日(木)~10日(金)、全国の地方銀行で構成する地方銀行 フードセレクション実行委員会、および銀行など金融機関とのネットワークを生かし、地方創生支援事業、ビジネスマッチング支援事業、コンサルティング事業などを展開するリッキービジネスソリューションは、今年で12回目を迎えた「地方銀行 フードセレクション2017」を東京ビッグサイトで開催した。


 本イベントは地方創生型商談会として、主催する地方銀行の取引先で全国に向けた販路の拡大を希望する「食」関連の企業および団体と、地域色が豊かな安全で美味しい食材を求める百貨店、食品スーパーなど仕入企業の食品担当バイヤーとの商談の場を提供することを目的に毎年開催されているもので、初参加5行を加えた主催55行、出展社831社(前回687社)、2日間来場者12,612名(同12,436名)といずれも過去最多を更新。

 会場では2日間にわたって出展社ブースでの試飲・試食を通じたPRが行われたほか、会場に用意された事前エントリー制個別商談会場、フリー商談スペースで活発な商談が行われ、商品展示コーナー、都道府県PRスペース、抽選会場も多くの人で賑わった。




【開会前】式典会場に主催行関係者も集まり、開会式がまもなくスタート

 会場となった東京ビッグサイト東4・5ホールに隣接する開会式会場で午前9時30分から開会式が始まるとあって、開始前には多くの主催行関係者が集結。出展社数増大に伴って、昨年の西1・2ホールから会場を変更して今回の開催を迎えた。



【開会挨拶】地方銀行 フードセレクション 実行委員長・リッキービジネスソリューション 代表取締役 澁谷 耕一氏「地方銀行64行のうち55行が参加し、出展社数拡大で47都道府県をすべてカバー。各銀行からも多くの支店長・員が各出展社の応援に駆け付けている。」

 開会挨拶に立った澁谷氏は冒頭に開催に当たって御礼を述べたあと、出展社数が昨年の687社から831社へと144社も増加し、地方自治体、商工会からの出展数も60から148と88も増えたこと、さらに食材のプレゼンテーションにも工夫を加えたとして、酒造メーカーとつまみを提供する出展社のコラボ企画、流しそうめんの実演などについて紹介。九州北部豪雨災害の復興支援として、福岡県の商品210を用意、来場バイヤーに抽選でプレゼントすることも挨拶で紹介した。

 また、主催行と出展社数について、第1回の2006年は主催が5行だったが、今回は地方銀行64行のうち55行が参加し、出展社数も102社から831社まで拡大、47都道府県をすべてカバーしたと報告。成約率を上げる企画として好評なバイヤーと出展企業の個別商談数は484あるとして、新商品が150並ぶ商品展示コーナーや、創業100年以上の老舗メーカーの商品展示コーナーなどについても紹介した。

 さらに、銀行別出展数の上位5行は、佐賀銀行53社、十八銀行47社、百五銀行37社、池田泉洲銀行34社、静岡銀行30社だとし、銀行側のPR支援体制として佐賀銀行41名、十八銀行31名もの支店長・行員らが応援に駆けつけてくれていると挨拶で語った。


【来賓挨拶】金融庁 監督局長 遠藤 俊英氏「安倍政権の言う経済生産性の向上はマクロな話ではなく、銀行の取引先企業の生産性向上の集積によって、日本経済全体の生産性が向上すると思う。」


 次に遠藤氏による挨拶では、「今年は出展社数が前年より144社増え、主催行が55行と第1回開催と比べ11倍に拡大した。毎年、成功に終わったことが噂を呼んで翌年の更なる拡大に繋がっていると感じている。金融庁は地方銀行の経営幹部などともいろいろ議論しているが、地方銀行は地域の経済を支えるためになくてはならないセントラルプレーヤーだ。安倍政権は経済生産性の向上を言っているが、それはマクロな話ではなく、銀行の取引先の個々の企業の生産性を向上させる。その集積によって、日本経済全体の生産性が向上すると考えている。」と、
地方銀行 フードセレクションがもたらす生産性向上と地域経済活性化に期待感を示して挨拶とした。


 遠藤氏に続き、出展社代表挨拶を行った高野総本店 代表取締役社長 高野 豊氏は、酒とワインの専門商社として毎年地方銀行 フードセレクションに出展しているとした上で、「出展の成果として、第四銀行(新潟県)、北海道銀行(北海道)、東北銀行(岩手県)、山梨中央銀行(山梨県)などの取引先の酒造会社と共同でつくりあげたお酒やワインが、国内や中国のイオン系列の店舗で大変好調に売れている。」という事例を紹介した。


 また、地方銀行 フードセレクション出展社の1社で、今回の主催行や出展社向けの弁当を納品した佐賀冷凍食品の代表取締役 古賀 正弘氏より、売上げの一部を九州北部豪雨災害の義援金とし寄付したいとの申し出があったことを受け、一連の挨拶の後に贈呈が行われた。義援金は主催者を通じて被災地に届けられる。




 開会式の最後にはフォトセッションの時間が設けられ、頭取を始めとする主催行の代表者が壇上に並んで記念撮影に収まった。



【展示エリア】広大な展示会場を埋め尽くす800社を超える出展社ブース

 各地方銀行毎のエリアにそれぞれの取引先の出展ブースが立ち並んでいる。優れた自然環境が育む新鮮な山の幸、海の幸、趣向を凝らした地方色豊かな食品、特産品や名産品を求めるバイヤー達で、毎年、開場開始直後から展示会場は盛況となる。



【受付開始】午前11時、いよいよ入場受付の開始。受付前には既に長蛇の列が。

 いよいよ、2日間にわたる地方銀行 フードセレクションの入場受付が開始。並んでいたバイヤー達も受付を済ませた順に次々と展示会場に入場していく。


【展示会場】活気溢れる展示会場の様子を写真で紹介

 以下、日本各地で育まれた地方食材が一堂に会した展示会場の盛況な様子を写真で紹介したい。











 こうして、国内最大級の「食の商談会」に成長した「地方銀行 フードセレクション2017」は、無事2日間の日程を終えて閉会した。

 地域の食材やその育まれてきた背景を商談会を通じて発信し、販路開拓に繋げていくことで地方創生への貢献を目指す地方銀行 フードセレクション。各地の名物料理や地域特有の食材を扱う飲食店の人気が高まってきている今、食を通じて地方を応援したいという消費者意識の高まりが本商談会の成果と結びつき、豊かな地方の明日創りに繋がっていくことを心から期待したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )






14:04 | 取材:金融・IT業界向け
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