【グッドウェイ】国際動向を踏まえた海外贈収賄防止コンプライアンス対応の課題と実務とは、第2回｢ABCコンファレンス2020オンライン」開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2020/11/27	【グッドウェイ】国際動向を踏まえた海外贈収賄防止コンプライアンス対応の課題と実務とは、第2回｢ABCコンファレンス2020オンライン」開催！	\| by:サイト管理者

　2020年11月20日（金）、グッドウェイは、「ABCコンファレンス2020オンライン～国際動向を踏まえた海外贈収賄防止コンプライアンス対応の課題と実務～」を開催した。

　海外で事業を展開する金融機関および一般事業法人の海外ビジネスにおいて贈収賄や腐敗防止に対するコンプライアンス対応が急務となる中、第2回となる「ABC（Anti-Bribery / Corruption）コンファレンス2020オンライン」では、国際動向を踏まえた海外贈収賄防止コンプライアンス対応の課題と実務ついて、専門家や実務者が有益な情報を共有した。

　協賛企業代表挨拶では、バーテルセンヘンリック氏（ビューロー・ヴァン・ダイク北アジア統括リージョナルディレクター）が出演。「贈収賄や汚職行為が引き起こす深刻な法的リスクや風評リスクを防ぐには、組織内各人員のコンプライアンス意識の向上だけでなくポリシーを盛り込んだ業務の内部統制と調達管理プロセスが不可欠」と語り、御礼の言葉と共に挨拶。

　【特別講演】「DX時代の腐敗防止」では、北島純氏（社会情報大学院大学広報・情報研究科特任教授）が出演。海外贈収賄防止の国際動向、DX時代の腐敗防止、コンプライアンス戦略について、様々な事例を交えながら解説した。

　【講演】「グローバル企業に求められる取引先コンプライアンスチェックと体制構築」では、草羽宏和氏（ビューロー・ヴァン・ダイクカントリーマネージャー）が出演。グローバル規制への対応方法も交えながら、コンプライアンスチェックと体制構築の重要性を強調した。

　【特別講演】「リスクベースアプローチによるモニタリング・継続的改善活動」では、吉田武史氏（ベーカー＆マッケンジー法律事務所（外国法共同事業）パートナー弁護士）が出演。贈賄防止コンプライアンス・プログラム導入時・導入後の課題やリスクベース・アプローチについて解説したのち、モニタリング、継続的改善活動について事例を交ぜながら解説した。

　【講演】「事例から考える金融機関の贈収賄リスク対応～CBDDQ対応も含めて」では、萩原卓見氏（KPMG FAS フィナンシャルサービスディレクター）が登壇。CBDDQへの対応、および金融機関における事例を交えながら、贈賄防止のための取組や対応について解説した。

　【パネルディスカッション】「贈収賄防止に向けた企業コンプライアンス対応の課題と実務」では、パネリストとして、松原稔氏（りそなアセットマネジメント責任投資部執行役員責任投資部長）、緒方公宣氏（双日法務部副部長）、北島純氏（社会情報大学大学院広報・情報研究科特任教授）が出演、吉田武史氏（ベーカー＆マッケンジー法律事務所（外国法共同事業）パートナー弁護士）がモデレーターを務めた。

　ディスカッション冒頭、松原稔氏（りそなアセットマネジメント責任投資部執行役員責任投資部長）より「腐敗防止にかかる取組」を、緒方公宣氏（双日法務部副部長）より「贈収賄防止体制とISO37001認証取得の取組」について、それぞれ紹介。

　続いて、企業が求めるコンプライアンス対応、リスクベース・アプローチから最も注目すべきコンプライアンス対応、アフターコロナにおける企業コンプライアンス対応の変化などについて、、吉田武史氏（ベーカー＆マッケンジー法律事務所（外国法共同事業）パートナー弁護士）がパネリストに問いかける形式でディスカッションが進められた。

　より一層の贈賄防止コンプライアンスの高度化と可視化が求められる中、贈収賄や腐敗防止のコンプライアンス対応の情報を共有すべく開催された第2回「ABCコンファレンス2020オンライン」。開催12回を数える「AMLコンファレンス」と同様に、今後も年1回の最新動向の共有を目的とした開催を通じて贈収賄・腐敗防止を含めた企業の様々なリスク対応とコンプライアンス体制作りへの貢献を果たしていきたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

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19:29 | 取材：金融・IT業界向け

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