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2021/09/21

【CROSS BE/山梨県活性化プロジェクト】クラウドファンディングや農家を応援するweb商店など新たな挑戦、「農家の魅力の本当の伝え方(ヨダファーム)」開催!

| by:サイト管理者


 2021年9月6日(月)、CROSS BEおよび山梨県活性化プロジェクトグッドウェイは、山梨県活性化プロジェクト × CROSS BE 企画イベント第1弾として、「農家の魅力の本当の伝え方~コロナで揺れる今、地方はどう進化していくべきか~」を甲府駅前のコワーキングスペースであるCROSS BEで開催した。

 山梨県活性化プロジェクトは、山梨が抱える課題と解決策を出し合い、企業や専門家を巻き込み、持続可能な解決を目指す長期プロジェクトとして財務局が取組む「地域経済エコシステム」とも連携し、地元の課題解決を目指す長期プログラム。



 CROSS BEは、甲府駅前徒歩3分に位置するコワーキングスペース。数人集まってのミーティングや一人のデスクワークの場として、仕事場であり、新たな出会いの空間として利用できる。



 施設内には、フリースペース、パブリックスペース、コミュニティスペースのほか、ミーティングルーム、テレワークブース、セミナールームなど充実の各種スペースを提供している。詳しくは、スペースギャラリーを参照されたい。

 この日は、山梨の農業、地域の活性化に向けて強い関心を持つ方々、山梨での創業・起業・支援に関心がある方々などが参加。会場でのリアル開催に加え、オンラインでもLIVE配信が行われた。

開会挨拶 


 開会挨拶では、桐山 祐輔さん(CROSS BE  事業ディレクター)から甲府駅前徒歩3分に位置するロケーション、施設のコンセプトや特徴、今回の開催に至った経緯について紹介。それぞれお互いの名前は知っていたが、偶然CROSS BEに打ち合わせに来ていた藤野さんと功刀さんと出会い、ヨダファームファームのクラウドファンディングの話など詳しく聞く機会を設けたいという話になったのがきっかけで、その場でイベント開催が決まった背景を披露した。

 続いて、藤野 宙志(グッドウェイ  代表取締役社長、フューチャーベンチャーキャピタル  社外取締役)より挨拶とプログラム紹介。地域の課題解決に向けた取組みとして、行政、金融機関、地元企業、学生が垣根を越えた熱い想いと共感、その新結合から生まれる「地域経済エコシステム」の概念や、これまでの「金融資本」に加えて、新たな「共感資本」の重要性について語った。その上で、功刀さんの5回にわたるクラウドファンディングを通して農家の想いや未来像を共有してもらいたいと挨拶した。

ライトニングトーク① 「5度目の挑戦に感謝、濃厚芳醇とろけるケチャップと完熟トマト、世界へ挑戦に向けて!」



 ライトニングトーク「5度目の挑戦に感謝、濃厚芳醇とろけるケチャップと完熟トマト、世界へ挑戦に向けて!」では、功刀 隆行さん(ヨダファーム 娘婿、代表)より、結婚を機に農業を始めトマトと出会った経緯や栽培・出荷の様子などが紹介された後、店頭に並ぶまで1週間かかる通常の流通ルートではなく、完熟で採れたてのトマトを翌日に届けたいという想いから、5回にわたるクラウドファンディングに挑戦した背景や狙い、挑戦から得た気付きについて語った。

ライトニングトーク② 「やまなしの本当の美味しさを届けたい、農家を応援するweb商店(やまなし里山商店)」



 ライトニングトーク「やまなしの本当の美味しさを届けたい、農家を応援するweb商店(やまなし里山商店)」では、稲生 えりさん(こうふぐらし研究所  所長)より、コロナの影響で観光農園が苦境に立たされることになったのをきっかけに、農家さんが想いを込めて丁寧に育てた野菜を、美味しさに加え、モノづくりへの姿勢も知ってもらいたいとし、違うバックヤードを持っているからこそ思いつくやり方で提案・協力していきたいと語り、安心して農家になれる社会を作りたいと抱負を述べた。

トークセッション「農家の魅力の本当の伝え方 ~コロナで揺れる今、地方はどう進化していくべきか」



 トークセッション「農家の魅力の本当の伝え方~コロナで揺れる今、地方はどう進化していくべきか」には、パネリストに、功刀 隆行さん(ヨダファーム  娘婿、代表)、稲生 えりさん(こうふぐらし研究所 所長)、桐山 祐輔さん(CROSS BE  事業ディレクター)が登壇、ファシリテーターは藤野 宙志(グッドウェイ 代表取締役社長、フューチャーベンチャーキャピタル  社外取締役)が務めた。


 ネットの浸透やコロナの影響もあり、あらゆるモノが実店舗以外のネットでも購入できるようになり、場所にとらわれず、他者との距離がほぼ等しくなってきた昨今、農業も新しいアイデアを持った人との出逢いやツールを使って進化していかなければ産業を持続させていくことは難しい時代を迎えている。

 これまでの農業生産の歴史と伝統を大切にしつつ、新しい時代における、新しい世代の農業への参入や、異業種からのアイデアや意見を取り入れるなど、従来の商品に付加価値をつけ、楽しくワクワク、共感による新しいつながりから、山梨の農業の新しいスタイル、今後の取組みとチャレンジに注目したい。

(撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





09:57 | 写真:金融・IT業界向け




 

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