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2019/01/30

【楽天証券】恒例の「楽天証券 新春講演会2019」をパシフィコ横浜 国立大ホールで開催!不確実なグローバル社会は七転び八起きで乗り切れるか!?

| by:ウェブ管理者


 2019年1月12日(土)、大手ネット証券の楽天証券は、横浜市みなとみらいにあるパシフィコ横浜 国立大ホールで毎年恒例の「新春講演会2019」を開催した。 


 年初から波乱含みの展開となった2019年の株式市況。世界情勢が混迷の度合いを深める中、政治・経済・気象条件といった様々な不確実性に投資家はどう向き合っていくべきなのか。今回は、「不確実なグローバル社会は 七転び八起きで乗り切れるか」をテーマに、2019年を乗り切るための投資戦略を考えるとして、東洋大学教授/慶応義塾大学名誉教授 竹中 平蔵氏を始めとした著名人による講演や、特別ゲストの漫画家 弘兼 憲史による特別講演などが行われ、会場は開演前から賑わいを見せた。  




 今年も会場は世界最大級の国際会議場「国立大ホール」や、展示ホールなどからなるコンベンション・センターであるパシフィコ横浜。午前9時30分の受付開始前から来場者が行列を作ったため、予定時間を繰り上げて入場受付を開始。不透明な様相を見せる国際情勢が2019年のマーケットへどのような影響を与えるのか、個人投資家の興味・関心は例年以上に高いようだ。




 およそ5,000席を有する国際会議場の国立大ホールは、3階席まで来場者で埋まった。見通し困難な状況下、投資戦略の参考にしようと例年以上に真剣な表情で聴講する来場者の姿が目立つ。



【挨拶】楽天証券 代表取締役社長 楠 雄治氏「楽天スーパーポイントで投資信託が買え、積立投資も可能に」

 司会進行を務めるフリーアナウンサー 叶内 文子さんの紹介で壇上に上がった楠氏は、冒頭で来場への御礼を述べた後、東証が毎週発表する「投資部門別売買動向」のグラフを基に2012年から18年までの株価の傾向を説明。「2018年は海外投資家は約6兆円、個人投資家も約3,000億円以上の売り越しで、相場に対する下押し感が強かった。年初のパウエル議長の発言などで株価は持ち直したが、まだ今年の相場は始まったばかりだ」として、「本日の素晴らしいゲストたちの話を聞いて明日からの投資戦略に活用してほしい」と述べた。

 また、同社の最新の取組として、2018年10月にバージョンアップしたマーケットスピードIIのほか、楽天スーパーポイントで投資信託が買え積立投資もできるようになるなど、長期投資向けサービスとして「ポイント投資の経済圏」の形成を進めていることなども紹介した。




【講演】東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授 竹中 平蔵氏「変化する世界秩序と日本経済」

 竹中氏は講演で、今年の展望を「大きくスイングしながらも力強く前進する一年」とし、マーケットが短期的な要因で揺れ動くなか、ビッグデータと人口知能などを背景とした第4次産業革命を常に視野に入れておく必要があると語った。また、短期の景気判断では、最近まで続いた「大いなる安定」への安堵があったとしても、アメリカ経済の動向、アメリカ型の資本主義と中国型の国家資本主義の決定的対立への注目が常に必要だと忠告した。

 さらに、経済を変える第4次産業革命が勢いを増す条件のひとつとして、いろいろな働き方や雇い方を認める「働き方改革」をあげ、柔軟に対応する企業に投資するのも一考だとし、竹中氏が提案した新しい社会の姿を集約した「スーパーシティ」が実現すれば、「景気が揺れながらも、前進が一気に進む可能性がある」との持論を披露した。

 最後に、新元号、参議院選挙、消費税引き上げなど、政局を含めたイベントが目白押しの今年について、「ひとつひとつに注目して賢い投資家として努力してほしい」と語って講演を終えた。




【講演】立教大学ビジネススクール教授 田中 道昭氏「アマゾンの大戦略と次世代自動車産業から予測する2022年の世界」


田中氏は、2019年においても、アマゾンは無人レジコンビニであるアマゾン・ゴーのさらなる多店舗展開、完全自動運転のサービス、通販ライブ動画での商品・サービス紹介の普及、VRやARでの商品・サービス紹介など、新たなサービス展開を続々と行ってくるのではないかと予測。もっとも、大胆な戦略と猛烈なスピード経営でテクノロジーを日々進化させているアマゾンに対しては、ただ単に最新の動向をウォッチしているだけでは同社の成長戦略を予測するのは困難であり、アマゾンが何のために、何を基軸として、何をしようとしているのかを理解することが重要であると指摘した。また次世代自動車産業については、1月7日から開催された米国CES2019(コンシューマーエレクトロニクスショー)への参加レポートもなされ、中国のテクノロジー企業であるバイドウがすでに昨年から自動運転バスを21ヶ所で社会実装、同バスの量産化にも入っていることなどを述べた。さらには次世代自動車産業創出に向けて、2018年10月に発表した「トヨタ×ソフトバンク」の世紀の提携によって未来に何がもたらされるのかなど、2022年の自動車産業界の行方を占った。




【ランチタイムセミナー】


楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト 吉井 崇裕氏「将来の備えは節税できるiDeCo!”運用開始から年金支給までの道筋”」


楽天証券 株式・デリバティブ企画部マーケットスピードⅡ開発担当 長谷川 拓実氏「マーケットスピードⅡ”トレードの新常識!アルゴ注文で損小利大を目指す!”」




【特別講演】
漫画家 弘兼 憲史氏「島耕作から見る日本の未来」


 同社の講演会に初登壇の島氏は、冒頭に挨拶代わりとして代表作である「島 耕作」に触れ、主人公を自分と同じ年齢に設定してスタートしてから36年目を迎え、「お互いに70歳過ぎのおじいちゃんになってしまった」と語って会場の笑いを誘った後、作品自体は「エンターティメント 50%、情報 50%」を意識してきたと紹介。その後、西日本豪雨の被害を受けた故郷・山口県岩国市の酒造会社が製造する日本酒「獺祭」と「島 耕作」のコラボについて経緯や成果について詳しく語った。終盤には人間の老いと死、遺伝子治療や素粒子物理学の国際研究都市創出による経済や地域活性化など、執筆に必要な取材活動を通じて得た豊富な知見を基に、投資家のみならず一般人にも興味深いテーマについて、独自の見解を次々と披露した。



【展示会場】休憩時間を中心に、終日賑わいを見せた出展ブース


 展示会場には同社やグループ企業、運用会社といった協賛企業や提携するIFA(金融商品仲介業)事業者の出展ブースやデモコーナーが会場狭しと立ち並んだ。特設セミナー会場、書籍販売やサイン会のコーナーなども用意され、特に休憩時間中は多くの来場者で熱気を見せた。



【講演】


 講演会場では島氏の特別講演の後、3つの講演が行われた。いずれも内外投資商品の投資戦略に係わる実践的な話と合って、来場者の多くはメモを取りながら聴講するなど、真剣に受講する姿が目立った。

 

 楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジスト 窪田 真之氏「日本株投資戦略」


 JPモルガン・チェース銀行 東京支店市場調査本部長 マネジング・ディレクター 佐々木 融氏「2019年 為替相場見通し」


 ホリコ・キャピタル・マネジメントLLC プレジデント&CEO 堀古 英司氏「2019年米国経済株式相場の見通し」





 展示会場の一角に用意されたミニセミナー会場では、以下のセミナーが順に開催され、こちらも多くの来場者が参加した。


大和証券投資信託委託 マネーライフ・サポート部ディレクティブ・プレゼンター 福崎 希氏「特徴のある成長分野に着目したiFreeNEXTシリーズで個性的な投資を!」

三井住友アセットマネジメント  オンラインマーケティング部長 宗正 彰氏「新年に贈りたい『お年玉ファンド』厳選!”宗 正彰と資産形成トークライブ2019新春”」

三菱UFJ国際投信 執行役員 大平 恒敏氏「2019年を乗り越えるために!”おトクな3つのプランのご紹介”」

ファイナンシャルスタンダード  ファイナンシャルアドバイザー 須田 知樹氏「一歩先の分散投資オルタナティブファンドを活用した分散投資とは」

三井住友トラスト・アセットマネジメント  ファイナンシャルアドバイザー 岩間 清彦氏「ファンドマネージャー歴30年以上。運用のプロがあなたに教える敗者のゲームSMT MIRAIndexロボ」

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 営業課長 中島 瑛美氏 「トルコの投資機会を探る。”エルドアンはどう動くのか?”」

・UBPインベストメンツ 営業部課長 柳瀬 高子氏 



 こうして丸1日を掛けて開催された新春講演会は無事閉会し、会場を去る来場者が最後の一人になるまで同社のスタッフがエントランスで見送った。

 同社は昨年末の12月25日、「楽天証券、証券総合口座300万口座突破のお知らせ」のプレスリリースを発表。“すべては個人投資家のために”をモットーに、社員一同、サービスの拡充に努めてきた結果、サービス開始20年で300万口座に到達した。同社は今後も、ポイント投資などによる「投資」エコシステムの構築など、拡大する楽天グループの金融ビジネスと楽天経済圏との強力なグループシナジーを背景に、常に新たな革新的サービスの提供を進めることで、「貯蓄から投資」促進への貢献を目指したい意向だ。

(取材、撮影、記事、編集・制作:メディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ






12:41 | 取材:投資家向け

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