2015年10月12日(月・祝)、個人投資家向けに全国セミナープロジェクト2015を展開するFX専業企業 マネースクウェア・ジャパン(M2J。以下、同社)は、東京・千代田区にあるベルサール半蔵門で、本年度のプロジェクトとしては3度目の東京会場セミナー「プロから学ぶマーケット分析(共催:ラジオNIKKEI)」を開催した。
全国各主要都市において全国縦断セミナーを開催中の同社は、前回の高金利通貨普及プロジェクト記念セミナーにおいて、高金利通貨国をよく知ってもらう目的から、コラムニスト・旅行作家 山下マヌー氏等を講師として招き、また当該各国のブース展示や大使館・観光局職員によるプレゼンテーションなど注目の企画のもとに開催し、会場は多くの来場者で賑わった。(取材レポート)
この日もラジオNIKKEIの金曜夕方の人気番組『ザ・マネー 西山孝四郎のFXマーケットスクウェア』の番組出演者が勢揃いで登壇して熱いトークを繰り広げたほか、各講師からFXの基礎、実践編から投資戦略まで至るまでの有益な情報が余すところなく披露され、足元やや低調なマーケットが続く中で今後の投資戦略のヒントを探ろうと、会場にはおよそ500名もの個人投資家が詰めかけた。
会場となったベルサール半蔵門は地下鉄半蔵門駅直結の好アクセスで、 落ち着いた木目調の内観は、セミナー・講演会に最適な雰囲気の会場だ。当日は前日の雨天と打って変って爽やかな秋晴れに恵まれ、会場も開演前にはほぼ満席となる。
当日の進行は、『ザ・マネー 西山孝四郎のFXマーケットスクウェア』番組アシスタントのフリーアナウンサー 大里 希世さんが務めて第1部が開演。同社 FX アカデミア 副学長 西田 慎氏が「資産運用としてのFX&はじめてのトラリピ・基礎編」と題して、資産運用にFXを選択すべき理由や資産運用を成功させるためのキーワード、トラリピの効果測定等について主に基礎・初級者編の解説が行われた。特に後半の効果測定についてはリピートイフダンの過去のトレード検証結果が紹介され、実戦における強力且つ有効なツールとして、その実効性が来場者にPRされた。
続いては、同社の提供番組であるFXマーケットスクウェアの番組パーソナリティで現役ファンドマネージャーの西山 孝四郎氏が登壇。ファンダメンタルズ分析では最も注目される各国、とりわけ米国FRBの金融政策の今後についての見解を披露した後、NYダウ、日経平均、米ドル円など主要銘柄について、テクニカルな側面から相場を分析。最後に、トレードの基本姿勢として、「相場は防御(資産管理)の上に成り立っている」、「苦境に陥っても自分の決めたルールは守る」、「追い込まれてやる売買は必ず負ける」、「相場は明日もある」といった、マーケットと向き合う上で必須の心構えが幾つか紹介され、来場者は自分の身に置き替えながら真剣な眼差しで聴講した。
第3部は、同社シニアストラテジスト 比嘉 洋氏によるファンダメンタルズセミナー「今年も例のパターンを踏襲するのか?!」。政策金利、雇用統計、GDP、個人消費、消費者物価等の様々な指標を基にマーケットを分析したほか、西暦で「5」の付く年の過去の相場の傾向などの貴重なデータも来場者に披露された。
休憩時間は会場に設置された同社の簡易ブースを多くの来場者が訪れ、ノベルティーグッズを受け取ったり、スタッフとコミュニケーションを交わしながら時間を過ごす。
講演も終盤に差し掛かり、第4部ではシニアテクニカルアナリスト 津田 隆光氏が、同社のキラーコンテンツともいえる発注管理機能「トラリピ」を利用した実践セミナーを行う。一目均衡表やボリンジャーバンドの着目点をベースに、トラリピの持つ独自の注文執行機能を利用した実践的なトレード方法が紹介されたほか、時間軸チャートを駆使したコアレンジの見つけ方などについても解説が行われた。
そして最後はトークセッション「ザ・マネー -西山孝四郎のFXマーケットスクウェア 特別編-大里希世が3人の本音に迫る!」。毎週金曜日 15:10~16:00、ラジオNIKKEI第1で放送される同番組では、パーソナリティーの西山氏が外国為替市場を中心にマーケットを一刀両断。この日も切れ味鋭い分析力とファンドマネージャーならではの独自の切り口で、様々な相場観や心構えを語り、他の出演者も合わさってスタジオさながらの賑やかで白熱したトークセッションを繰り広げる。
上図は同社の全国セミナープロジェクトの公式サイトに掲載されている昨年度の開催実績と来場者の声。2015年は開催地が昨年より拡大するなど、自社のセミナー会場での開催も合わせてFX業界の中のセミナー展開としては規模・頻度ともに群を抜く実績を誇っており、講演でも紹介された同社独自の発注管理機能「トラリピ」という強みと併せて、着実に業績を拡大している。折しも、同社がオフィシャルスポンサーを務めるヤクルトスワローズが14年ぶり7度目のリーグ優勝を果たし、プロモーション的にも一段と追い風になる材料も出現するなど、2016年に向けてサービス、投資教育、プロモーション全ての面で今後の取組がますます注目を浴びそうだ。
(取材、撮影、記事、編集・制作:GoodWayメディアプロモーション事業部 )