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2019/11/27

【金融エンジニア養成コミュニティ】レギュレーション、ビジネスと組織運営のツボ、「フィンテックエンジニア養成勉強会#4 ~フィンテックの夢をかなえるゾウ」開催!

| by:サイト管理者

 2019年11月26日(木)、金融エンジニア養成コミュニティは、五反田にある Innovation Space DEJIMA において、「フィンテックエンジニア養成勉強会#4 ~フィンテックの夢をかなえるゾウ」を開催した。



 この日の勉強会では、金融に少しでも興味のあるエンジニア、フィンテック、金融関係者を対象に、パネル「レギュレーション」、パネル「ビジネスと組織運営のツボ」のほか、ネットワーキング(懇親会スポンサー:セブン銀行)が行われた。



 最初に、会場協賛として、五十嵐 知宏氏(伊藤忠テクノソリューションズ サービスデザイングループ シニアプロデューサー)が登壇し、地方自治体とテクノロジーで地域課題を解決していくワークショップ(デジマ式plus)の取組みについて紹介。続いて、阿部 一也氏(三菱UFJトラスト投資工学研究所 金融 ITテクノロジスト)より、金融エンジニア養成コミュニティの目的や活動について紹介。エンジニアと金融ビジネスサイドをつなげていくとし、この日のアジェンダの狙いについて解説した。




 パネル「レギュレーション」では、パネリストとして、鬼頭 武嗣氏(クラウドリアルティ 代表取締役)、本田 幸一氏(金融庁 総合政策局 秘書課 金融担当副大臣秘書官)、安田 貴紀氏(ACSiON 代表取締役CEO)が登壇。杉浦 英和氏(HiJoJo Partners Co-Founder / 取締役 システム部長兼コンサルティング部長)がモデレーターを務めた。

 パネルでは、利用者本位のイノベーションの促進が進む中、サンドボックスに関する概要や事例、活用する際の留意点のほか、レギュレーションに関するビジネスサイドとエンジニア双方の認識や理解の重要性についてそれぞれの私見が披露された。これからの時代は、エンジニアも、規制というガバナンスの上で新しくやりたいことをデザインしていくことが肝要だとした。




 パネル「ビジネスと組織運営のツボ」では、パネリストとして、藤川 真一氏(BASE 取締役 EVP of Development)、横路 隆氏(freee CTO/共同創業者)、藤井 達人氏(auフィナンシャルホールディングス 執行役員 最高デジタル責任者 兼 Fintech企画部長)が登壇。木村 幹夫氏(トーラス 代表取締役)がモデレーターを務めた。

 パネルでは、事業をスピーディーに行うために、ユーザーファースト/ムーブファーストでいかにリリースして試し回すか、良いエンジニアを集めるための考え方や取組み事例などポイントを紹介。その上でヤフーやLINEの統合の動きなど、大企業だからできないという言い訳は通用しないとし、チーフカスタマーオフィサーといったポジションがリードしていく時代だとした。



 クロージングでは、再び、阿部 一也氏(三菱UFJトラスト投資工学研究所 金融 ITテクノロジスト)が登壇。次回のイベントの企画内容などイメージについて予告・紹介した。



 全てのプログラムが終わり、藤井 達人氏(auフィナンシャルホールディングス 執行役員 最高デジタル責任者 兼 Fintech企画部長)による乾杯に続き、登壇者と参加者を交えたネットワーキング(懇親会スポンサー:セブン銀行)が行われた。



 金融エンジニア養成コミュニティは、未来の社会を切り拓くために、金融に興味のあるエンジニアと金融関係者の双方へ、テクノロジー&金融スキルを向上する活動を行っていくという。今後の取組みや展開に注目したい。

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(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




17:36 | 写真:金融・IT業界向け




 

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