2017年12月に楽天がスタートアップ企業の育成・支援で世界有数のアクセラレーターであるテックスターズ(Techstars)とイノベーションの共同創出を目指す「楽天アクセラレーター powered by テックスターズ(Techstars)」を開始することを発表(プレスリリース)。それに伴い、新しい技術を活用してメッセージング・プラットフォームの未来を形作ることができる、優れた技術やアイデアを持つ国内外のスタートアップ企業を募集している。
初年度のテーマは「Messaging as a Platform」で、楽天グループのメッセージングアプリ「バイバー(Viber)」上で革新的なサービスを展開できるスタートアップを幅広く募集中で、選ばれた10社のスタートアップに対し、1万2,000ドルの出資と、楽天及びテックスターズ(Techstars)と3ヵ月間のメンターシップ・プログラムを提供するという。
冒頭に、司会進行も務めるDennis List氏(テックスターズ(Techstars) Rakuten Accelerator, Program Manager)より、開催の挨拶と共にテックスターズ(Techstars)について紹介。List氏によると、テックスターズ(Techstars)は幅広くスタートアップ支援を行う世界規模のアクセラレーターであるといい、本プログラムの概要や目指すゴールと期待について語った。
続いて、Dhritiman Hui氏(テックスターズ(Techstars) Rakuten Accelerator, Managing Director)より、テーマ「Messaging as a Platform」について解説。楽天グループの「バイバー(Viber)」などのメッセージング・プラットフォームが、人々の生活をより便利にするイノベーション創出に繋がることを期待しているとし、求めている分野や技術領域について説明した。
田中 はる奈氏(楽天, Asia RHO リージョナルコーディネーション部 事業開発課 シニアマネージャー)より、楽天の事業概要や最近の取り組み領域、エコシステムを活用した事業展開について解説。