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2018/04/06

【東京大学金融教育センター(CARF)】フィンテック研究フォーラム公開シンポジウム「仮想通貨・フィンテックの未来」開催!

| by:サイト管理者


 2018年3月20日(火)、東京大学金融教育研究センターは、東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術センター)において、フィンテック研究フォーラム公開シンポジウム「仮想通貨・フィンテックの未来」を開催した。



 会場となった伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術研究センター)は桜広場の下にある楕円形の講堂で、社会と東京大学との関わりを深めるための社会連携及び国際交流拠点として設立され、学究の国際会議・種々学会の施設として利用されているという。



 冒頭に、植田 和男氏(東京大学金融教育研究センター センター長)よりお礼の言葉と共に挨拶。これまでのフィンテック研究フォーラムの取組みの経緯を紹介、途中経過報告と共に議論が深まることへの期待の言葉を述べた。

 講演「FinTech等に対応した金融規制の方向性」では、松尾 元信氏(金融庁 総務企画参事官)が登壇。フィンテックの進展と金融行政の在り方に加え、オープンAPI、銀行法等の改正、仮想通貨への対応、金融規制の検討など具体的な対応を紹介した。



 講演「FinTechが描く未来」では、河合 祐子氏(日本銀行 決済機構局審議役・FinTechセンター長)が登壇。中国で現金が消えてQRコード決済が広がっている現状と背景を紹介。エコシステムの課題やFinTech導入の視点、当面の見通しについて語った。

 講演「ブロックチェーンと仮想通貨交換業者のセキュリティ」では、楠 正憲氏(内閣府 CIO補佐官、Japan Digital Design CTO)が登壇。ブロックチェーンの仕組みや仮想通貨のあゆみ、盗難事件の経緯、その安全性を巡る論点などについて語った。



 講演「最近の仮想通貨を巡る話題」では、岩下 直行氏(京都大学 公共政策大学院 教授、PwCあらた有限責任監査法人 スペシャルアドバイザー)が登壇。近年の仮想通貨価格の動向やICOを巡る国内外の動き、取引所セキュリティ、中央銀行デジタル通貨について解説した。

 講演「仮想通貨、中銀デジタル通貨の将来」では、柳川 範之氏(東京大学 大学院経済学研究科 教授)が登壇。中央銀行がデジタル通貨を発行する必要があるか、また、発行する場合の課題などについて語った。



 パネルディスカッションに向けた問題提起・リードコメントでは、翁 百合氏(日本総合研究所 副理事長)が登壇。翁氏より、今回の公開シンポジウムにおけるこれまでのまとめがなされた。また、パネルディスカッションへの問題提起として、CBDC(中銀デジタル通貨)(リテール)は日本で将来必要になるのか、その場合、銀行業への影響はどうか、仮想通貨にはどのような規制監督が適切なのか、"TechFin"の動きへの対応、などについて挙げられた。





 その上で、パネリストとして松尾氏、河合氏、楠氏、岩下氏が再び登壇。モデレーターを務めた柳川氏の進行により、パネルディスカッションが行われた。




 全てのプログラムが終わり、会場に隣接するエリアで懇親会が行われた。柳川氏より乾杯の発声が行われ、参加者は冷たい飲み物と豪華な食事とともにリラックスした懇親会を過ごした。

 東京大学金融教育研究センターは、金融研究・教育のアジアにおける世界的拠点となるべく、2005年4月東京大学に設置。金融経済学の先端理論研究やあるべき金融システムのデザインや政策提言、金融研究・金融教育、最先端の資金運用・資金調達・リスク管理の手法開発を行っている。フィンテック研究フォーラムの今後の活動に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




05:16 | 写真:金融・IT業界向け




 

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