
Daou Techは、1986年に設立された韓国のIT企業。1997年8月には韓国取引所に上場しており、従業員数は約450名。ソウルから南に車で30分ほどの場所に位置する韓国版シリコンバレーに本社を構え、ITソリューション、ITコンサルティング、ITアウトソーシング、インターネットサービスなど広範囲に渡るサービスを提供している。IBM、RedHat、Salesforce.comなどといった大手有力外資系ベンダーの販売代理店やパートナー企業でもあり、韓国国内のIT業界においてトップベンダーの地位を確立している。

20年以上の企業向けソリューションをベースに、ITサービスの新しいパラダイムを常にリードすると共に、Daouグループ傘下にはIT関連以外にも、金融、コンテンツサービス、建築といった様々な企業群を持ちグループ企業12社のうち4社が上場している。また、中国の大連、日本、香港などグローバルな拠点を持ち多角的な事業展開を進めている。


傘下のKiwoom証券(2000年2月に設立)は、2010年1~3月期の韓国の株式ブローカレッジ業務におけるシェアが12.42%(オンラインに限れば21.70%)、顧客口座数は111.5万口座(2010年5月末)と韓国国内最大手のオンライン証券会社。Daou Techは、Kiwoom証券のインターネットフロントシステムから基幹業務システムまでほぼ全てのシステム開発と運用を担っており、技術力に加え豊富な金融知識を持つエンジニアを多数抱えていることで競争力を維持している。

早くからインターネットが発達し、オンライン証券取引の利用が普及してきた韓国国内においても厳しい競争を勝ち抜き、最高水準のMTS(Mobile Trading System)を開発、株式や先物オプション取引向けにiPhone版アプリ/Android版アプリ、そしてiPad専用アプリを提供している。また、FX取引向けにも、つい最近の2011年6月30日にはAndroid版アプリをリリース、同7月7日にはiPhone版アプリをリリースしたばかり。

iPadの広いスクリーンをフルに活用し、高い視覚性と操作性を実現、テーマの選択によりまったく異なるユーザーインターフェースを提供、若者や女性向けの柔らかいイメージからプロトレーダーを意識したクールな表現まで豊かに楽しめる。
また、個別の画面を自分好みに配置し、ミニマップ上の画面を指先で切り替えることで必要な情報にすぐにアクセスすることもでき、その画面の動きには驚かされる。

銘柄の板情報を見ながら、指定した価格ですぐに発注が可能となりタイミングを逃しません。また、クリアで見易い描画、指先で簡単にチャート分析が出来、表示もサクサクと動くなど、操作のストレスを感じさせない。
(Android版アプリ)画面イメージ
