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2017/05/29

【ユーザベース】ジャパンベンチャーリサーチ、2016年未公開ベンチャー企業資金調達状況の調査結果を発表~資金調達額が2,000億円を突破し、2006年以降で最高に

| by:ウェブ管理者
株式会社ユーザベース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長(共同経営者):新野良介・稲垣裕介、東証マザーズ:3966)のグループ会社である株式会社ジャパンベンチャーリサーチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐久間 衡、以下「JVR」)は、2016年の未公開ベンチャー企業資金調達状況の集計結果をまとめ、レポートを作成しましたのでお知らせいたします。

【レポート概要】

2007年のライブドア事件に象徴される新興市場上場企業の相次ぐ不祥事、さらに、2008年のリーマンショックが追い打ちをかけ、2009年~2013年の5年間はベンチャー投資の低迷が続いたが、ベンチャーの資金調達額は2013年にようやく増加に転じた。

2014年は1,390億円、2015年はそれを上回る1,716億円となり、2016年はその勢いをさらに加速し、2000億円を突破し2,099億円(2015年対比22.3%増)となっている。

一方で、資金調達を行った企業数はリーマンショック後の2009年を境に増加している。

現状では2015年の1,192社が2009年以降の最大値である。2016年の979社は今後の調査で増加していくと予想されるものの、2015年よりも減少している状況にあり、1社当たりの資金調達額が大型化している状況にある。

1社あたりの資金調達額は2016年、中央値1億円、平均値2億9,610万円といずれも2006年以降で最高額となり、調達の大型化を表している。

中央値は2010年から増加を続け、特に2015年、2016年の値は過去と比べて大型化が顕著である。

平均値も同様に2010年から増加傾向にあり、2015年に2億円を超え、2016年は3億円に迫っている。

以上の資金調達の活発化、大型化は資金を投資する側も同様であり、ベンチャーキャピタルファンド設立も2013年より、活発化、大型化している。

その状況は先に公表した「2016年設立 国内投資対象ベンチャーファンド集計結果」に詳細を解説している。

さらに本レポートでは、entrepediaベンチャーマップにて分析している32セクターの資金調達額について、2015年と2016年にかけた増減を調査している。

その中でも伸びが顕著なFinTech、IoT、ロボット、および人工知能(AI)の4つの事業領域について、より詳細な分析を加えた。

レポートの全文は、JVRが提供する「entrepedia」有料ユーザのみこちらのリンクからご覧いただけます。

http://entrepedia.jp/library


原文はこちら
http://www.uzabase.com/press/jvr-2016venturefundraise-summary/

17:01 | IT:一般
 

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