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2017/05/29

【矢野経済研究所】生命保険領域における国内InsurTech市場に関する調査を実施(2017年)~2016年度の国内InsurTech市場規模は460億円の見込み。2020年度には1,100億円に拡大すると予測

| by:ウェブ管理者
調査結果サマリー

◆ 2016年度の国内InsurTech市場規模は460億円の見込み

2016年度の国内InsurTech(インシュアテック)市場規模(参入事業者売上高ベース)は、460億円の見込みである。特にAIなどを活用した業務の効率化・高度化ソリューションが市場をけん引したほか、従来にはない生命保険会社による健康増進型保険や疾病管理プログラムの開発に向けたデータ収集などが進んでおり、徐々に盛り上がりを見せ始めている。

◆ 特にAIなどを活用した業務の効率化・高度化ソリューションが市場を牽引

2016年度は、特にAI(人工知能)などを活用した業務の効率化・高度化ソリューションが市場を牽引した。現在、引受査定や保険金・給付金の支払などの領域に限定してAIなどの導入が進んでおり、業務プロセス改革も併せて取組むことで成功事例も生まれている。2017年度以降も引き続き、AIなどを活用した業務効率化・高度化の範囲が広がっていくとみる。

◆ 健康増進型保険や疾病管理プログラムの開発が進むほか、APIの公開を含めベンチャー支援体制の整備などを背景に、2020年度には1,100億円に拡大すると予測

中央省庁や地方自治体が保有する公共データのオープン化が進むことで、健康増進型保険や疾病管理プログラムの開発が進むことが期待されるほか、特に現在、活発化する銀行API(Application Programming Interface)の公開に続く、保険領域におけるAPIの公開に向けた議論が進むとみる。更にベンチャー企業の育成・支援に向けた環境が徐々に整っていくと考える。こうしたことを背景に2020年度には1,100億円に達すると予測する。

※プレスリリース全文
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1694.pdf


原文はこちら
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001694

17:00 | IT:一般
 

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