金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2022/02/10

【東京海上日動火災保険】DX・データ活用を支える基幹システムへの刷新~SAP を活用した契約管理システム刷新とクラウド移行~

| by:ウェブ管理者
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:広瀬 伸一、以下「当社」)は、契約管理システムの中核として SAP の”SAP for Insurance”を国内保険会社として初めて導入します。また、Snowflake、Ab Initio 等のクラウドでの最新データ処理技術を活用し、契約管理システムをはじめとする基幹システムを DX・データ活用を支えるシステムへと刷新いたします。

1.背景
当社はこれまでも業務革新プロジェクトによる商品・事務・システムの一体的な抜本改革(2008 年~)、よりわかりやすいご説明をお客様にお届けするためのタブレット端末の導入(2012 年~)等、デジタル技術の活用によるお客様サービスの高度化や社内事務の削減を実現してきました。
足元ではお客様のニーズや行動様式が大きく変化しており、社会課題の解決を通じた新たなマーケットの創造やデータ・デジタル技術の活用による新しい価値創造等を進めております。
この度、これらの取組みの実現を強力に推進すべく、契約管理システムをパッケージを活用して刷新し、またクラウドサービスに移行することといたしました。

2.取組みの概要

(1) ”SAP for Insurance”を用いた契約管理システムの刷新

様々な環境変化に迅速に対応するための「システムの柔軟性」を確保するべく、新たな契約管理システムの中核として、”SAP for Insurance” (※1)を国内保険会社として初めて導入します。パッケージを最大限に活用するアプローチ”Fit to Standard” (※2)の採用、”SAP HANAR EnterpriseCloud”(※3)の利用、グローバルで蓄積された SAP のベストプラクティスの活用により、短期間・低コストでの導入が可能となりました。
新たな契約管理システムでは、データを徹底的に活用することで、変化するお客様のニーズに的確に対応し、お客様ひとりひとりやマーケットの特性に合わせた商品・サービスを提供いたします。
お客様や社会にさらなる安心・安全をお届けしていくとともに、多様なパートナーとの連携により当社の競争力を強化してまいります。
2023 年度下期以降、まずは当社の中小企業向け商品である「超ビジネス保険」から順次レベルアップを行う予定です。


原文はこちら
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/220210_01.pdf

15:02 | 金融:保険
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.