当日の会場は、Fintech協会、Plug and Play Japan、東急不動産の共同開催イベントということもあり、それぞれのコミュニティから大勢が参加。Fintech業界に関心のある学生なども訪れ、会場内は満席となったほか、テレビ局の取材も行われた。
冒頭に、ナタリー志織フレミング氏(Fintech協会 理事、Payoneer Inc. APACディレクター)より挨拶。参加者へのお礼の言葉と共に、「Fintech Pitch Off」のフォーマットについて紹介。Fintech協会のアンケートで企業とスタートアップのコラボを進めたいとの声を受け、今回の取組みに至った背景と狙いについて解説した。
続いて、フィリップ・誠磁・ヴィンセント氏(Plug and Play Japan 代表取締役)より挨拶。オープンイノベーションを推進するPlug and Playの概要について説明。アクセラレーション、マッチメイキング、コワーキングスペース、ネットワーキングの提供を行い、少額で多くのスタートアップに投資するベンチャーキャピタルとしても活動。世界地域で幅広いパイプラインとイノベーション・プラットフォーム・テーマのプログラムを展開し、大企業パートナーネットワークを持っているという。今後の日本市場への展開においては、海外のベンチャーを日本へ、日本のベンチャーを海外へ、日本のベンチャーへ投資、ベンチャーエコシステム作りを目指していくと語った。まず、最初のアクセラレーションプログラム「Batch 0」では、IoT、FinTech、InsurTechのテーマで行い、今後、2018年6月スタートの「Batch 1」に向けて準備を進めていくとした。