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2015/11/04

【K-ZONE(ケイゾン)】より安全な投資環境の実現を!K-ZONEが、業界初の自動ロスカットサービス「投資のおまもり(株式)」 のβ版の提供を開始!2016年初頭の正式版リリース以降も様々なリスク管理機能が拡張の予定!(インタビュー記事)

| by:ウェブ管理者



 2015年8月、株式の売買が仮想体験できる日本最大の投資シミュレーションサイト「トレダビ」や、本年にリニューアルした資産運用を応援する情報サイト「K-ZONE money」を運営するK-ZONE(ケイゾン、以下同社)は、株式・日経225先物の完全自動売買サービスを提供するオートレを運営するオートマチックトレード(本社:大阪府大阪市)と業務提携し、業界初の自動ロスカットサービス「投資のおまもり(株式)」のβ版の提供を開始した。

 

 同社は、金融情報を提供するQUICKと、システム・ソリューションを提供するキーポート・ソリューションズが2013年3月共同で設立した企業で、 金融という堅いイメージを払拭し、投資や資産運用の知識を楽しく学べる場を提供することで、株式市場の裾野拡大に貢献していくことをビジョンとしている。今般の業界初の自動ロスカットサービスのβ版提供は、リスク管理を容易に且つ機械的に行える取引環境を提供することで、個人投資家の定着と育成を促進させる狙いがあるといい、そのサービスの概要についてインタビューを行った。



 インタビューに対応いただいた、同社取締役 池野 雄人氏は、「当社は投資活動そのものをより安全にする環境を提供することで、投資家の裾野拡大を目指していますが、今回の新サービスもその一環です。ご承知の通り、定期的に行われる全国調査では、「投資に対するイメージ」に関しても「難しい」、「怖い」といったネガティブな回答が約7割で、その内4割はギャンブルと同様の目で捉えているという結果が出ています。さらに、せっかく投資を開始してくれても、なかには安全とはいえない投資環境で損失を出し、早々に市場から撤退してしまうという投資家も多く存在します。当社はこうした悪循環な構造を少しでも変革していくため、儲けることよりも「安全」な投資環境を重視し提供することで、より長く投資活動を続けてもらいたい願いを込めて、本サービスの提供を開始しました。」と語る。

 さらに池野氏は、同社が運営する「K-ZONE」を利用する60万人のユーザーの声を聞いた結果、「投資家は大儲けできる情報よりも、リスク管理や資金管理をしっかりと組み込んだ大怪我をしない仕掛け作りを望んでおり、これこそが資産を殖やす近道であり、より一層個人投資家の裾野拡大を進める上でも必要なこと」だと確信したことを語ってくれた。

 
 「大怪我をしない仕掛け作り」の第1弾となる「投資のおまもり(株式)」 のβ版は、極めてシンプルな仕組みだが、2016年初頭に正式版をリリース以降、さらにパワーアップして機能を拡張していく予定だという。

 では、まずはβ版におけるサービス概要を図を使ってご紹介したい。



 ご覧の通り、ベータ版は極めてシンプルで単純なリスク管理機能のみの搭載となっているが、「投資のおまもり」は機能そのものよりも、投資家が撤退する原因の多くが、「損切りが極めて重要なことが分かっていても、思うように実行できない」ことにあり、全ての株式を自分の設定したラインで機械的に、且つ強制的に自動決済し仕切り直しさせることで、投資家の最大の課題であるメンタルコントロール(決済時)をほぼ不要なものとしている点がポイントといえる。 

 以下、同様に図で「Q&A」および「利用手順」を紹介する。
 








 実際に始めるには、まずK-ZONEに会員登録を行い、その後、対応証券会社(取材時時点ではSBI証券)の口座情報を登録し、損失確定ラインと通知先のメールアドレスを設定すれば準備完了。対応証券会社の口座で取引される株式の全部に損失確定ラインが設定される。

 そして、2016年初頭の正式版リリース以降に拡張されることが検討されている機能の主なものは以下の通りとなっている。



 同社が推し進める「投資のおまもり構想」の第一弾として提供が開始された本サービスは、予期せぬ株価の急落から投資家を守り、損失拡大リスクを低減する投資の安全装置。同社によれば、今後はロスカット条件のほか、対応証券会社の拡充も進め、さらなる普及を目指すことで、守りに強い投資家の育成を通じて、業界発展と市場拡大に貢献したい意向だ。(同社へのお問い合わせはこちら

注)本サービスは自動的に損失限定の注文を行いますが、当該注文の約定価格は市場の需給バランスによって決定されるため、指定した損失確定ラインでの損失額を保証するサービスではありません。

(取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 株式会社グッドウェイ )




10:03 | 取材:金融・IT業界向け

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