2014年1月22日（水）、ダイヤモンドダイニングとMPayMe Japanは、モバイル決済サービス「ZNAP（ズナップ）」を活用したコンセプトショップ「QRBAR」のお披露目と実際の利用シーンを体験できるメディア向け説明会を目的に、東京・六本木において「『QRBAR』OPENレセプションパーティ」を開催した。
冒頭に、MPayMe社のグループCEO Alessandro Gadotti氏が挨拶。英国、米国、インドネシアなどに続き、最も大きくなる市場の一つとしてみている日本市場での展開を進めていくにあたり積極投資している中、さらにオーストラリア、台湾でもサービス開始に向けて取組んでいるとし、楽しく買い物をしてもらうためのZNAPの良さを知っていただくには、先ずは実際に手に取り体験していただくのが一番と語った。
続いて、日本支社 MPayMe JapanのCEO 酒匂 隆雄 氏の挨拶では、業務提携によりビジネスが当初の想像以上に加速しているとの認識を示すと共に、”百聞は一見にしかず”をなぞらえ、”百聞はワンタッチにしかず”とし、足元の決済は変革に向けた取組みの一つであり、今後は、ホテルのキー、ポイント、航空機座席手配など幅広い分野への活用シーンを考えていくとした。
そして、ダイヤモンドダイニング常務取締役 久保田 勝 氏による乾杯の挨拶では、今回オープンしたQRBARをインターナショナルな地である六本木店を皮切りに、2020年オリンピックを含めた今後の店舗展開の目標を示すと共に、ZNAPとの連携によって事業者として設備投資を軽減しつつも、消費者に対して更なる利便性の高いサービスを創り出していきたいとの抱負を語った。
ZNAPとは、財布の中から現金やクレジットカードを取り出すことなく、QRコードにスマホをかざして暗証番号を入力することにより支払いができる新しいタイプのスマートフォン決済サービス。当日の会場では、実際にZNAPを使って注文する来場者のとなりでスタッフが丁寧に解説、この新しい利用シーンに関心を示し、質疑応答、ビジネスへの活用など飲食を楽しみながら意見交換する様子が繰り広げられた。
ZANP が目指し掲げている”We change the world payments.” 世界中で幅広い世代に浸透が広がるスマートフォンを活用し、場所や専用デバイスに縛られない多様な決済手段をサポートする仕組みが広がっている。現金、預金、電子マネー、ポイント、金融資産と、様々なカタチで点在するマネーをいかに便利に一元管理し、タイムリーに効率よく決済に活用することができるようになるか、決済インフラを根底から変える新たなサービスの提案と登場に期待したい。
MPayMeとビリングシステムは、2013年5月24日（金）、東京・千代田区のホテルニューオータニ 鳳凰の間・鶴の間（東）において、モバイル決済アプリケーション「ZNAP」の日本上陸発表会、プレス発表および発表記念パーティを開催（取材レポート）している。また、ダイヤモンドダイニングとMPayMe Japanは、2013年12月9日（月）、Beer Lounge - GLASS DANCE 六本木 において、ZNAPを活用したQRBARのテスト運用を目的に、国内外の幅広い分野から大勢の関係者を招き「ZNAP Starting Party」を開催（取材レポート）している。
なお、各社のトップインタビュー記事については、トレード・トレード（海外投資と健康を楽しむライフマガジン）掲載の、ノンフィクション作家 小松 成美 さんによる「一期一会（頂点を極めたリーダーの言葉）」を参考にされたい。
MPayMe Japan CEO 酒匂 隆雄 氏 ／ ビリングシステム 代表取締役 江田 敏彦 氏 ／ ダイヤモンドダイニング代表取締役社長 松村 厚久 氏
◎2013年12月9日（月）開催：写真ニュース 【ダイヤモンドダイニング・MPayMe Japan・ビリングシステム】「ZNAP Starting Party」
◎2013年5月24日（金）開催：写真ニュース 【MPayMe・ビリングシステム】モバイル決済ソリューション「znap」発表会
（取材、撮影、記事、編集・制作： 藤野 宙志）
