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2012/06/03

【日本ユニシスグループ】 「中期経営計画 事業説明会」事業戦略や、計画達成に向けた具体的な実行プラン

| by:ウェブ管理者



2012年5月29日(火)15:00-18:00、日本ユニシスは東京・江東区豊洲にある日本ユニシス本社29階セミナールームで
『日本ユニシスグループ 事業説明会』を開催した。
本説明会は、昨年12月に同社が発表した「中期経営計画(2012→2014)」に基づく今後の事業戦略や、計画達成に向けた具体的な実行プランについて、代表取締役社長および各事業部門の責任者が報道陣等へ説明を行うというもの。
当日は広く事業戦略をPRするため、報道関係者の他、アナリスト、投資家など多数の来場者が会場を訪れ、説明会終了後には別会場で情報交換などを兼ねた懇親会も行われた。

説明会の冒頭、挨拶に立った代表取締役社長 黒川 茂氏は、日本ユニシスの各事業部門にグループ企業のネットマークスユニアデックスを加えた日本ユニシスグループとしての中期経営計画達成に向けた計画概要や展望などを説明。
続いて金融、製造流通、公共、ネットマークス、ユニアデックスの順に、各事業部門の実行計画がそれぞれの責任者から説明された。



中期経営計画のグループ全体のコンセプトとして「お客様の事業発展や社会システムの高度化を促進するビジネスをグループ全体で取り組み、お客様と共に人と環境にやさしい社会を実現する」ものとしている。

また、計画達成に向けて、3年でコアビジネス(システムインテグレーション&ネットワークインテグレーション)の拡大により収益基盤を安定化することに加え、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)モデルの確立や社会基盤ビジネスへの進出といった新たなビジネス拡大を目指すことで、2014年度のグループ全体の売上高2,800億円(2011年度実績2,551億円)を目標に掲げている。

金融事業部門においては、2011年度売上高640億円を業態別にみると「メガバンク、信託」「地銀」「信金」のシェアがそれぞれ3割前後、残りの1割強を「証券(証券・FX・CX基幹系システム)・保険」となっている中、既存ビジネスの更なる強化に加え、勘定系/市場系分野の新規獲得、BPOビジネス等新たなビジネス領域への挑戦により、2014年度の金融事業部門売上は720億円(2011年度比+80億円)を目指すという。

全ての事業部門/経営計画の説明および質疑応答を経て、隣接する別会場での懇親会へと移行。会場には来場者、経営陣、関係者がグラス片手にリラックスしながら歓談する風景が広がった。



日本ユニシスは、2012年6月7日(木)、8日(金)の2日間、BITS2012 (Nihon Unisys Group Business & ICT Strategy Forum)をANAインターコンチネンタルホテル東京で開催する。
新生、日本ユニシスグループを体感できる場として、「ICT最適化」、「ビジネス共創」、「ソーシャル&トレンド」という3つの大きなテーマのもと、日本ユニシスグループが総力を結集し、展示ブースやセミナーを通じてより具体的なご提案を行うという。興味のある方は、ぜひ会場に足を運んでみたい。

BITS2012セミナー申込み

(取材:藤野 宙志、柴田 潔   撮影、記事、編集制作:柴田 潔)



01:31 | 取材:金融・IT業界向け

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