(写真提供:株式会社日本取引所グループ)
「新規上場は102社、13年振りの水準となった。来年に向けても、日本企業の新規上場をサポートしたい」
清田氏は挨拶冒頭で今年の世界の出来事に触れ、「新型コロナウィルスの感染拡大から世界的に株価が急落したものの、世界的に緊急対応策として大幅な金融緩和と大規模な財政出動を行ったことにより、V字回復を見せた。」と述べ、感染症に振り回されたが、世界各国の協力もあり非常に堅調な相場展開となったとして1年を振り返った。
また、本年の新規上場は102社となり、13年ぶりの水準となったことを述べ、来年に向けても、日本企業の新規上場をサポートしたいとした。
そのほかJPXの取り組みとして「システムトラブルの御詫び、総合取引所について、市場区分の見直し」の説明がなされた。
【打鐘】取引参加者・2020年新規上場会社代表者等による打鐘
続いて、取引参加者・2020年新規上場会社代表者等による打鐘が行われた。鐘を打ち鳴らす「5回」は穀物が豊かに実る「五穀豊穣」に由来するという。
【手締め】最後は手締めで2020年の大納会を締め括る。
打鐘が行われた後、川井 洋毅氏(東京証券取引所 執行役員)による手締めが行われ、無事大納会は終了した。
来年の丑(うし)年の相場格言「つまずき」。次の芽がでる前触れとして、よい一年になることを期待したい。
(写真提供:株式会社日本取引所グループ、取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部@株式会社グッドウェイ )