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2017/01/26

【ラック】ラック、増加するWebサイトへのサイバー攻撃の脅威に向け、アカマイとの連携を強化

| by:ウェブ管理者
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、増加するWebサイトへのサイバー攻撃の脅威に向け、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:徳永 信二、以下アカマイ)との戦略的パートナー契約を締結し、日本企業で初めてアカマイのWebセキュリティソリューションと自社のセキュリティ監視センター(JSOC)を統合したマネージドセキュリティサービス(以下MSS)を提供する予定です。

このパートナーシップの一環として、JSOCは分散型サービス妨害(DDoS)およびWebアプリケーション攻撃に対する24時間365日の監視、分析、運用支援を通じて、お客様のセキュリティインシデント対応をサポートします。このMSSサービスはアカマイによって認定されたJSOCのエンジニアによって提供され、業界をリードするラックのネットワーク監視サービスに追加されます。ラックは、アカマイからこの認証を受ける日本初の企業になります。

昨今、お客様のIT利用環境はオンプレミス(物理)からクラウド(仮想)へと急速に変化し、従来のゲートウェイ中心のセキュリティ対策に加え、クラウド環境下でのシステム保護へのニーズが高まっています。
こうしたなか、サイバー攻撃は企業の大きな脅威となり、多くの企業が情報セキュリティ対策に積極的に取り組んでいますが、近年、脅威の増加が顕著なのがWebサイトへのサイバー攻撃です。脆弱なサイトやアプリケーションを標的とした攻撃は、サイトの可用性やデータの機密性という観点で大きなリスクとなるため、検討すべき課題となっています。Webサイトへのサイバー攻撃は、組織の顔とも言えるホームページや、オンラインショッピングサイトや情報提供サイトなどに、大量の通信データやサイトを異常停止させる攻撃情報を送りつけ、組織に対する嫌がらせや金銭を狙った脅迫行為などのために行われます。大量の通信や、膨大な通信の中から攻撃を意図したものを見つけ出すためには、大容量で高速に分析処理が可能なセキュリティサービスが必要不可欠であり、アカマイはこの分野におけるリーディングカンパニーです。

アカマイが2016年11月に公開した「インターネットの現状-セキュリティ」によれば、2016年第3四半期と、1年前の2015年第3四半期との比較において、DDoS全体の攻撃件数は71%増加しており、100Gbpsを超える大規模なDDoS攻撃の件数も2.38倍増となりました。日本国内においても、大規模なWebへの攻撃が増加し始めています。
ラックはこのような状況を予見し2013年3月にアカマイとの協業を開始しアカマイのソリューションの拡販に取り組んでいますが、ラックが提供する緊急対応サービス「サイバー119」におけるWebサイトの被害相談が増加していることを受け、アカマイとの連携をさらに強化します。

ラックは、今回のJSOCによるMSSサービスの提供だけではなく、サイバー救急センターやセキュリティ診断、セキュリティ人材育成といった多方面での連携を順次強化し、官公庁・企業・団体等のセキュリティ対策を強力に支援してまいります。


原文はこちら
http://www.lac.co.jp/news/2017/01/26_press_01.html

14:00 | IT:一般
 

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