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2017/01/26

【NTTデータ】NTTデータグループ全社の開発環境を「統合開発クラウド」で集約~システム開発の生産性をグローバル全体で飛躍的に向上し、企業のビジネス革新を実現~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、全社のシステム開発環境をクラウド上に集約し、システム開発の生産技術向上を目指す「統合開発クラウド」の運用を、2017年4月をめどに開始します。

NTTデータでは、システム開発の生産性を向上するために、当社が培ってきたシステム開発の技術やノウハウの標準化や自動化を進めてきましたが、生産性の向上をこれまで以上にグローバル全体で進めるため、開発プロセス・ツールとITインフラを統合し一体で運用する取り組みを進めています。まずは、日本国内のNTTデータグループのシステム開発環境に向けて「統合開発クラウド」の運用を開始します。

今後はNTTデータの海外子会社への展開を行うとともに、商用環境(お客さまサービス環境)への適用も順次進めていきます。

背景

近年、企業は、会計・購買・生産管理といった既存ビジネスや業務プロセスを効率化する「守りのIT(SoR注1)」だけでなく、FinTech、SNS、AI、IoTといったテクノロジーを活用し新しいビジネスを創出する「攻めのIT(SoE注2)」への対応や、その両者をシームレスに連携することが求められています。従来の「守りのIT(SoR)」には、企業の基幹システムを支える信頼性や堅牢性、確実性が求められる一方で、「攻めのIT(SoE)」には、デジタルビジネスにおける機動性や俊敏性などが求められています。このような状況の中、これからのシステム開発においては、多くの製品やサービスの中から最適なものを選択し、組み合わせていくことが必要となります。これらのニーズに対応するため、NTTデータは、当社がこれまで培ってきたSoR(ウォーターフォール型開発が中心)・SoE(アジャイル型開発が中心)両方に対応する開発プロセス・ツールとITインフラを統合し一体で運用する取り組みを進めています。


統合開発クラウドの狙い

これまで、NTTデータではウォーターフォール型の開発を中心とした「守りのIT(SoR)」だけでなく、「攻めのIT(SoE)」に適したアジャイル型開発の技術・ノウハウも豊富に蓄積してきました。このたび、これらを同一環境上に統合することにより、SoR/SoEのスムーズな連携を実現し、顧客要件に応じた迅速なシステム開発を可能とします。主な狙いは下記の通りです。

開発の生産性・俊敏性のさらなる向上
セキュリティー、監査などのグローバルでのシステム開発のガバナンス向上
「ANSER」をはじめとした当社IT資産のAPI活用により、再利用性の向上

原文はこちら
http://news.jp.nttdata.com/c.p?02cvxRc1NO

14:01 | IT:一般
 

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