冒頭、同社 執行役員社長 廣川 裕司氏が挨拶に立ち、IT業界での30年以上の経験とキャリアについて簡単に自己紹介。本年3月に就任したばかりの廣川氏は同社について、「ソフトウェア企業として、創業以来最速で売上$100Mを達成した。」とPRした後、今後5年間のビジョンとして、「日本で最も成長の速いソフトウェア企業になる」、「HDP、HDFを次世代データプラットフォームのデファクトスタンダードに」、「信頼されるデータプラットフォームのリーダーに」の3つをあげ、具体的な成長戦略についても説明した。
続いて、クライアント企業を代表して、三菱ふそうトラック・バス CIO ルッツ・ベック(Lutz Beck)氏が、同社と共に取り組んでいる事例について紹介。「世界でデジタライゼーションの波が進んでおり、トラック業界のみならず、日本社会のデジタル化に貢献していきたい」と今後についての抱負も語った。
続いて、同社 マーケティングディレクター、北瀬 公彦氏から、製品やソリューションに関するアップデートが行われた。HDPについては、より一層セキュリティやガバナンスが強化され、HDFについてはIOTやData Lakeの架け橋としてあらゆるデータをリアルタイム処理できる機能が強化されるという。
また、同社関連のイベントの案内も行われ、毎月開催しているパートナーやお客様向けの製品やソリューションサービスに関する勉強会「Hortonworks Hub」については、次回は5月16日(火)16:00 - 18:30の開催が予定されているという。
最後に質疑応答も行われ、幾つかの質問に講演者が回答した。ルッツ・ベック氏からは「どの企業でもデジタル化に直面している状況は同じであり、意識の改革が課題だ。とにかくトライして失敗するなら早い内の方がよいだろう。」とのアドバイスも行われた。
同社の詳細については2016年10月に行ったHortonworks 金融サービス業界担当 ジェネラルマネージャー Vamsi Chemitiganti(ヴァムシ・チェミティガンディ)氏の来日インタビューを参照いただきたい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )