【一般社団法人金融データ活用推進協会】協会設立後、初のMeetupイベント！「金融データ活用推進協会Meetup」を開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2022/10/05	【一般社団法人金融データ活用推進協会】協会設立後、初のMeetupイベント！「金融データ活用推進協会Meetup」を開催！	\| by:サイト管理者

　2022年9月26日（月）、一般社団法人金融データ活用推進協会（FDUA / Financial Data Utilizing Association）は、協会設立後、初のMeetupイベントとなる「金融データ活用推進協会Meetup」をFINOLABで開催。イベントの模様はオンラインでも配信が行われた。（後援：デジタル庁）

開会挨拶

　進行役の田中慶亮氏（金融データ活用推進協会広報委員長 / 三井住友信託銀行）によるアジェンダ、注意事項等の案内の後、開会挨拶に立った副島豊氏（日本銀行金融研究所所長）は、初のミートアップ開催のお祝いの言葉と共に、近年のデータ利用可能性の拡大と、それをビジネスにするためのシステムリソースの発展や経営レベルでの活用という視点で大きな変化がみられるとした。また、データ活用における人材育成のポイントにも触れ、データによって明らかになる結果が面白く楽しいという思いとなり、それによりデータ活用の発展につながればと期待を込めて挨拶した。

協会運営状況

　協会の概要説明で岡田拓郎氏（金融データ活用推進協会代表理事 / デジタル庁プロジェクトマネージャー）は、金融機関とAIスタートアップなど総勢67社が入会している協会の「金融AIの教科書作り」、「デジタル人材の育成」、「組織の標準化」を3本柱とするビジョンや各委員会の取組み、活動状況や予定といった取組状況について説明を行った。

コンペ案内

金融業界横断データコンペの開催

　河合祐子氏（金融データ活用推進協会理事 / Japan Digital Design 代表取締役CEO）、および井口亮氏（同理事 / みずほ第一フィナンシャルテクノロジー）は、コンペの開催意義等に触れた後、金融機関にとってDX推進における人材発掘、実践的な人材育成の場となり、分析実務家にとっても金融データに触れて分析を実践する機会となる「金融データ活用チャレンジ」の開催概要を紹介。「データ活用の企画・推進者・初学者」、「データ分析者」という2つのコースの内容も説明した。

ご案内	データコンペの開催がもたらすデータ活用の推進について

　データコンペ開催概要の説明を受け、コンペ用のプラットフォームを提供する齊藤秀氏（SIGNATE 代表取締役社長CEO / Founder）は、サービスの内容や実績などを紹介。コンペの意義や事例、コンペがもたらした効果などについて説明を行った。

特別講演①

金融庁のデータ活用高度化の取組みの紹介

　村木圭氏（金融庁データ分析統括室室長）は、これまでのデータの収集、分析手法や分析高度化の３つの方向性を踏まえ、「データ分析力向上」、「データ戦略」というデータ活用高度化に向けた柱、およびデータ戦略の諸外国の状況や共同データプラットフォームの方向性について解説した。

特別講演②

FinTech実証実験ハブ等を通じた金融機関のデータ利活用促進に向けた取組み紹介

　牛田遼介氏（金融庁イノベーション推進室長）は、新たな金融サービスの育成・普及に向けた金融庁の「事業者支援」、「環境整備」、「調査・研究」の取組みの内容を紹介。金融機関に期待されるDX推進、およびFinTech実証実験ハブの概要や案件受付状況、個別の事例など解説した。

集合写真

　最後に、参加者も含めた全員でデータの「D」のポーズで集合写真に納まり、Meetupは終了した。

ネットワーキング

　閉会後に行われたネットワーキングでは、冒頭に来賓の神田潤一氏（衆議院議員 / 自由民主党）が挨拶し、尾﨑正直氏（衆議院議員 / デジタル庁デジタル大臣政務官兼内閣府大臣政務官）による乾杯音頭で懇親会がスタート。協会理事や来賓等からお祝いの言葉などが述べられた。

　今後、開催が予定される「金融データ活用チャレンジ」では、金融業界を横断するデータサイエンスコンペとして、金融機関の実データをもとに作成した人工的なデータをベースに、無償で誰でも金融データ活用の実力が評価できる内容になっているので、ご興味のある方は、今後の最新情報を協会のWEBサイト等でご確認いただきたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

11:27 | 写真：金融・IT業界向け

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