2013年10月4日(金)、GMOグループのFX専業企業であるFXプライム byGMOは、東京・銀座のパセラリゾーツ銀座店B3Fにあるパーティー会場BENOAにおいて、米雇用統計イベント「第1回雇用統計ナイヨ!」を開催した。 本来であれば、FX投資家が一堂に会する恒例イベントとして「第11回雇用統計NIGHT」が予定されていたものの、各種メディア報道の通り、米国の暫定予算が与野党の対立が続きまとまらず、労働省を含む米政府機関の一部が閉鎖となるなど、9月度米雇用統計の発表が延期となる可能性が極めて高くなったことから、同社は急遽イベントの開催前日に、『第11回雇用統計NIGHT』に代えて今回は『第1回雇用統計ナイヨ!』を開催することを発表、このプレスリリースは翌日の日本経済新聞の記事でも取上げられ話題を集めることとなった。ちなみにこの変更のアイデアは同社役員の "ひらめき" によるものということで、イベントの目玉である米雇用統計発表の中止というピンチを、発想の転換と意思決定の速さにより、宣伝効果を高める結果に結びつけることができたという点に注目したいところだ。 会場アンケートやQ&Aコーナー、プレゼント進呈など、主催企業と参加者が一体となり盛り上がった第3部の後、イベントタイトル変更と共に、もう一つの目玉といえる「第4部 新商品のお披露目」のプレゼンテーションが行われた。
まず、コーナーを担当する同社スタッフが、黒シャツとジーンズ、ハンズフリーイヤホンマイク、片手にはiPadという、Appleの故スティーブ・ジョブズ氏に扮したいでたちで登場、スクリーンにはジョブズ風の顔写真アップも映し出されるなど、抜群の演出で参加者の興味・関心を惹きつける。エンターティーメントの要素も盛り込まれたイベントが投資家の支持を集める同社の演出に、参加者は全く違和感無く溶け込んでにこやかな顔でプゼンテーションを楽しんだ。
そして、注目の新商品「選べるミラートレーダー」の紹介。同社が導入を正式決定した背景としては、人間の感情を排除した投資手法は、これまで同社が一貫して取り組んできた“お客様の投資力向上”に資する、極めて有効な投資手法と判断したこと。また、顧客アンケートにより、実に4割を超える顧客がミラートレードを含むシステムトレードの経験者である実態が明らかになり、同社のサービス提供を望む声も非常に多かったことが導入に踏み切った大きな理由となったという。一般に、信用力、企業ブランド力に優れたFX企業の顧客属性とシステムトレードを利用するユーザーの親和性は必ずしも高くないと指摘する向きもある中で、同社の行ったアンケート結果を見る限り、裁量トレーダーとプログラムを自分で書ける(またはロジック変更ができる)システムトレーダーの中間に位置するサービスとして、ストラテジー選択型のミラートレーダーが予想以上にFX投資家層に認知され、受け入れられつつある現状が見て取れると言っても過言ではなさそうだ。
当然、サービス導入に加え、未経験者にも理解しやすいプロモーションやイベント企画力、マーケティング展開力といったPR活動が差別化の意味でも極めて重要だが、同社はJR山手線、京浜東北線の社内液晶画面広告をはじめ、各種広告メディアを通じて、当面は当該サービスのPRを積極的に行っていくことを予定している。 サービス開始時点で、ミラートレーダーを導入しているFX専業企業の中では唯一の上場企業として、その信用力とブランドをバックボーンに積極展開を図る同社の今後の取組が注目される。 (取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔)
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