TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、化学系製造業を中心としたプロセス業界向けERP導入テンプレート「TCM(TIS Chemical Model、以下TCM) 」が、SAPジャパン株式会社(以下 SAPジャパン)の「SAP Business All-in-One for SAP S/4HANA, on-premise editionパートナーソリューション承認制度」に承認されたことをお知らせします。
「SAP S/4HANA」は、インメモリープラットフォーム「SAP HANA」上に構築された、新世代の基幹業務システムのパッケージソフトウェアで、2016年10月に最新バージョンの「SAP S/4HANA 1610」がリリースされました。また、導入のベースとなる事前設定済みビジネスプロセスや導入プロジェクトを促進しシンプル化するための調整を提供するパッケージとして「SAP S/4HANA 1610」向けに最適化された、「SAP Best Practices for S/4HANA (on-premise) Japan Localization, For S/4HANA 1610」が併せてリリースされています。
2016年よりSAPジャパンのパートナーソリューション承認の基準として、「SAP Best Practices」に則るものである事が前提となりました。今回、「TCM」はこの新基準にいち早く対応し、「SAP S/4HANA 1610」のパートナーソリューションとして承認されました。これにより、TISの100社超に及ぶ化学・プロセス系製造業での実績から体系化されたノウハウの活用と、SAPの製品開発方針に合致したプロセス業界向けERP導入テンプレートとしての利用が可能になりました。
SAPジャパン株式会社 デジタルエコシステム統括本部 統括本部長 大我 猛氏は次のように述べています。 「SAPジャパン株式会社は、TIS株式会社のTCMが SAP Business All-in-One for SAP S/4HANA, on-premise edition のパートナーソリューションとして承認されたことを心より歓迎いたします。SAP Best Practices の活用により、TCMをより短期間で、より高品質で導入いただくことが可能となりました。SAP Best Practices のノウハウとTCMのノウハウ、両方を活用いただくことにより、今まで以上に SAP S/4HANA の価値を引き出し、お客様により多くのメリットを実感いただけると確信しています。これによって、より多くのお客様に SAP S/4HANA をご採用いただき、競争力を強化していただくことを期待しています」