2014年7月12日(土)、商品先物取引、金地金の売買等のサービスを提供するセントラル商事は、東京・大手町にある日経ホール&カンファレンスルームで、個人投資家向けの経済講演会「大転換する世界経済と日本の可能性」を開催した。
半世紀以上にわたり商品先物取引による資産運用を提案し、情報サービスの提供を行ってきたセントラル商事は、商品市況の動向の他、為替や経済などをテーマとした特別講演会「四季彩セミナー」を四半期毎に開催しており、今回の夏季講演会では、第1部の講師に、2009年『本当にヤバイ!欧州経済』を出版、欧州危機を警告してベストセラー作家となった渡邉 哲也 氏、第2部では貴金属のスペシャリストとして著名なスタンダードバンクPlc東京支店長 池水 雄一 氏が講師として登壇した。
夏の日差しが照りつくなか、毎回好評を博す同社主催の講演会場には今回も多くの個人投資家が足を運び、会場はほぼ満席となった。
第1部に登壇した作家・経済評論家である渡邉 哲也 氏は、執筆や講演活動のほか、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っており、講演では外交問題、国際政治、金融規制、グローバル経済などをテーマにひとしきり語った後、大転換する世界経済のなかでの今後の日本の可能性について、見解を披露した。
柔らかい語り口で、専門的な分野もわかり易く噛み砕いて説明する氏の講演は来場者にも好評で、質疑応答も含めて1時間以上におよぶ講演はたちまちの内に終了し、大きな拍手を浴びながら第一部講演は終了した。
また、講演の合間に行われた同社シニアストラテジスト 後藤 道義 氏による自社のサービス紹介では、コンサルティング取引を軸にサービスを展開する同社の、商品先物取引、投資スクール、出張勉強会、コラムコーナーなどが紹介された。
そして第2部は貴金属のスペシャリストとして名高い 池水 雄一 氏が登場し、著名ディーラーとしての豊富な経験と数々のデータに基づいた分析と相場展望を披露した。セントラル商事の講演会ではお馴染みとなった池水氏は、南アフリカの鉱山会社で起きている労働者のストライキによる供給不足懸念から注目を集めるプラチナについて、ストライキ終結で相場の下落はどこまであるのか?下落したところは買いなのか?今後のプラチナ投資の戦略を中心に、金相場の見通しも含めた講演を行った。
同社は四半期毎に経済講演会を開催し、次回も著名講師を招いて2014年10月の開催が予定されてるので、WEBサイト等でチェックしたい。
また、同社は対面取引となるコンサルティング取引において、オンラインによる口座照会ツール「WITH(ウィズ)」を顧客に提供してるが、2014年7月11日より新たにiPhone/iPad版アプリも提供が開始された。側面から取引をサポートする体制がさらに強化されたことで、顧客の利便性が一段と向上、今後のさらなるサービス強化に注目したい。
( 取材、撮影、記事、編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )
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電話 0120-810-728(平日9:00~17:00)
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