2016年2月11日（木）、マネースクウェア・ジャパン（以下、同社）は浅草橋のヒューリックホールにおいて「Ｍ２Ｊ-日経225 証拠金取引リリース記念セミナー」を開催した。

　同社は「投資教育とは、すなわち投資家保護」として、投資を長く続けるには、リスクと向き合う知恵が必要という考えの下、初級者から上級者まで多彩なニーズに対応する投資教育プログラムを提供している。こうしたなか、今回は2015年12月14日（月）にサービス開始した、「Ｍ２Ｊ-日経225 証拠金取引」の取扱開始を記念してのセミナーで、波乱含みの相場展開が続くなかを、多くの個人投資家が会場を訪れて講演に耳を傾けた。



　会場となったヒューリックホールは歌舞伎座などを手掛けた建築家「隈研吾」のデザインコンセプトをもとに設計された多目的イベントホールで、外観からホール内まで木のぬくもりを感じる雰囲気となっている。当日は快晴に恵まれたこともあり、来場者は開場前から受付前に列を作る。




　開会時間を迎え、司会のフリーアナウンサー、経済キャスター 江連 裕子氏（写真左上）から本日のプログラム内容が伝えられた後、さっそくセミナーが始まる。

　第１部「はじめての日経225証拠金取引～トラリピ活用術」では、同社 小暮 祐輝氏がＭ２Ｊ-日経225証拠金取引の特徴について説明を行い、それらを踏まえて、同社のサービス「トラリピ」の説明や、それをどう活用していくのかについて解説した。取引時間が定められている日経225先物取引や日経225ETFと比較して、日経225証拠金取引は24時間取引できることや、インデックス投資、レバレッジ取引、両建てなど用語の説明も交えながら、基礎知識や実践方法について詳しく紹介した。




　第2部「2016年の株式・為替市場見通しと『くりっく株365』の売買テクニック」では、インベストラスト 代表　国際検定テクニカルアナリスト　福永 博之氏がドルと円、ユーロと円といった2つの値動きを示したグラフを用いて、2016年の株式や金利動向の相場見通しをテクニカル面から解説。今後の注目ポイントや、株価が持ち直すためには、何が必要なのか、自身の考えを披露した。



　休憩時間にはスタッフとコミュニケーションを取りながら情報収集したり、パンフレットを手にするなどの姿が多く見られた。




　最後の第3部「徹底討論！相場の潮目を見極める～サル年相場の行方は？」では、講師として、先ほど登壇した福永氏に加え、同社 CFDアナリスト 山岸 永幸氏とラジオNIKKEI 放送記者　和島 英樹氏がパネリストとして登壇。モデレーターは江連氏が務め、今後の日経平均株価の展望、およびそれをどう乗り切るかについて、熱いトークセッションを展開。会場の来場者に対して、2016年の動向について挙手で問いかける場面も。