2017年3月11日(土)、パンローリングは第15回目となる恒例の個人投資家向けのビッグイベント「投資戦略フェア EXPO2017」を東京ドームシティ プリズムホールで開催した。
2万円台定着を狙う日経平均株価、円安基調の為替相場を背景に、各講演会場は知識や技術を習得しようとする個人投資家で溢れ返り、展示会場も終日賑わいをみせた。また、講演終了後の会場を移しての懇親会も、講師、協賛社、個人投資家などの参加により、会場は終始熱気に包まれるなど、大盛況のもとに1日の日程を終えた。
講演会場によっては立ち見や満席による入場制限があるため、お目当ての講演の前列を確保しようと朝8時台から行列が出来始め、午前9時30分の開場前には、ご覧の通り何重もの行列が出来上がった。
入場すると講演会場の手前に展示会場があり、来場者は講演会開始まで、ブースを訪れてパンフレットやノベルティーを受け取ったり、趣向を凝らしたゲームや抽選会に参加、あるいは書籍販売コーナーを訪れるなど、開場直後から展示会場も賑わいを見せ始める。
一昨年より講演会場が増設され、IR説明会場(E会場の春のIR祭り2017。上記プログラムには未掲載)も含めると5会場で30コマ近い講演が実施される。投資家にもお馴染の著名講師など華やかな顔触れで、いずれの講演も受付前には入場開始を待つ長い行列ができた。(講演毎の入れ替え制)
【講演会場】長い歳月をかけて培った研究成果やトレード知識を生で伝授!最高の知識や技術を学べる講演会は立ち見や入場希望者が溢れ出る講演もあるなど、いずれも盛況に!
安定した収益確保、自らの意志で主体的な判断と行動ができる自立した投資家になることを目指す入場者で、どの会場も満席に近い状況に。講演によっては立ち見はもちろん、床に座り込んだり、入場口に受講希望者が溢れ出るほどになった。
以下、登壇した各講師、MCと講演の様子を写真で紹介する。
【後援・協賛企業】取引所、ブローカー、サービス業者など、4社が後援し、24社が協賛。
【展示会場】書籍販売コーナーにスタンプラリー抽選会&サイン会。投資やトレードに役立つツールやサービスの紹介にミニセミナー&クイズや実演会、ノベルティーグッズ配布など、趣向を凝らした各社の出展ブースも終日賑わいを見せる。
展示会場の各社の出展ブースでは、パンフやノベルティーグッズの無料配布、ミニセミナー、ツールのデモンストレーション、豪華賞品などが当たる抽選会やミニゲームなどが実施され、多くの来場者が足を止めて企画に参加した。特に休憩時間中は賑やかさがピークに達し、スタッフも大きな掛け声でブースをPRする。
主催であるパンローリングも、書籍販売コーナーをしたりスタンプラリー実施でイベントを盛り上げた。スタンプを押して貰って交換所に行けば、抽選でJTB旅行券10万円分や松坂牛などが当たる仕組みで多くの人が行列を作った。
こうして午後6時30分を過ぎた頃、全ての講演と展示が終了し、懇親会(有料)へ参加する来場者は会場出て目の前の会場へ移動した。
【懇親会】多くの個人投資家、登壇者、協賛企業スタッフ等の参加で会場は熱気に包まれる。
懇親会も、ご覧の通り多くの参加者で会場が埋め尽くされ、CME グループ東京事務所 エグゼクティブ・ディレクター 数原 泉氏の乾杯の挨拶と音頭でパーティーがスタート。参加者はお開きの時間まで歓談を楽しんだ。
2013年以降の来場者数はそれぞれ3,115名、3,481名、4,668名、4,734名と着実に増加し、ついに2017年は5,000名を突破して5,413名を記録した「投資戦略フェア EXPO」。5,000名を超えた今回の盛況感は例年以上であり、また中高年の参加者が多い一般の投資セミナーと比べて本EXPOにおける20~30代および女性の参加比率の高さは際立つ印象だ。投資に役立つ実践的な知識、トレードに役立つ数々のツール&サービス、投資仲間との触れ合いを通じて得た気づきと刺激が自立した投資家への成長を促し、若い世代の投資家や資産形成サービス利用者の裾野拡大に貢献すること、および次回開催がますます活況となることを期待したい。
(取材、撮影:柴田 潔、村上 遥 / 記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )