金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2017/08/10

【パロアルトネットワークス】民間企業として初めてインターポールとデータ交換協定を締結~世界規模のサイバー犯罪との闘いのため官民協力体制をより緊密に

| by:ウェブ管理者
次世代セキュリティ企業の米Palo Alto Networks®は8月7日、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール) のサイバー犯罪対策組織であるIGCI(INTERPOL Global Complex for Innovation)との提携が承認されたことを発表しました。Palo Alto Networksはインターポールとのデータ交換協定 (DEA) を締結した初めてのサイバーセキュリティ企業になります。

 この協定は、Palo Alto Networksおよび同社の脅威インテリジェンスチームUnit 42による脅威情報を共有することで世界的なサイバー空間における犯罪傾向を明らかにし、サイバー脅威やサイバー犯罪に対抗することを目的としています。Palo Alto Networksとインターポール、それぞれの会議への参加や、Unit 42の脅威情報の専門家がIGCIとの共同作業に従事することで、現在の脅威状況を正確に理解し、サイバー攻撃の防御に必要となる有益な情報を法執行機関に提供できるようになります。

 この協定により、Palo Alto Networksとインターポールの協力関係は正式なものとなりましたが、両者はこれまでも協力体制をとった実績があります。Palo Alto Networksは今年の初めにASEAN地域のサイバー犯罪を対象としたインターポール主導の捜査を支援する7社の民間企業の1社として協力し、政府のポータルサイトを含む数百件のセキュリティ侵害を受けたWebサイトと約9,000件のコマンドアンドコントロール (C2) サーバーを特定しています。

 Palo Alto Networksが行った調査(英語)では、アジア太平洋地域の44%の企業が各業界内で脅威情報を共有し始めているという結果が明らかになっています。本協定を通じPalo Alto Networksは、ネットワーク防御とサイバー攻撃者によるギャップを埋め、官民や業界の垣根を超えた情報共有の必要性を高め、デジタル社会における信頼性の維持に努めます。


原文はこちら
https://www.paloaltonetworks.jp/company/press/2017/interpol-signs-first-data-exchange-agreement-with-panw

19:04 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.