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2012/10/02

【G-MAC】金融リスクマネジメントフォーラム2012~今、求められる経営視点のリスクマネジメント

| by:ウェブ管理者



G-MAC「金融リスクマネジメントフォーラム2012」取材レポート!


2012年9月27日(木)、東京・目黒雅叙園(2F 華つどい)において『金融リスクマネジメントフォーラム2012~今、求められる経営視点のリスクマネジメント』が開催された。園内に一歩足を踏み入れた瞬間から感じる歴史と伝統、美術館のような回廊や滝景、日本で最初の総合結婚式場としても知られる目黒雅叙園の会場には多くの金融関係者が訪れた。

バーゼルⅢ、ソルベンシーⅡなど金融規制強化の流れの中、金融機関は今、資産運用、資金決済、システム運用等的確に事業を行い、事業収益を確保し続ける命題を抱えている。こうした中、リスク管理は部門ごとではなく経営視点で考えなければならない課題であるとし、金融機関に求められる様々なリスクマネジメントについて、日本銀行(金融機構局 国際課長)やソシエテジェネラル(金融・保険・年金アドバイザリー統括責任者)といった第一線で活躍する専門家による基調講演(I・II)、新日本有限責任監査法人SAS Institute Japanによる講演(1・2)および機関投資家によるパネルディスカッションが終日(10:00受付~17:00)行われたほか、日本ティブコソフトウェア(TIBCO)のデータ分析アプリ作成プラットフォーム(Spotfire Analytics Platform)、CIO Magazine/Onlineなどの紹介ブースも出展された。







 
         
本カンファレンスを開催したICSコンベンションデザインは、国際・学術会議、企業セミナーやイベントなど「価値ある交流の場」の創造を目指し各種イベントを企画運営するJTBグループ企業。2009年4月1日、金融機関の役員・上級管理職・役職者を対象に金融・ITを中心とするさまざまなテーマの国際会議を手掛けるG-MACと経営統合、G-MAC Conference Seriesとして継続的に開催している。

リーマン・ショックや欧州債務危機など金融危機の余波による規制強化への適応、業績改善と経営課題の克服に向けた適切なリアルタイム情報キャプチャと分析手法、そして将来を予想し迅速で正確な意思決定を行う為のソリューションやツールの活用など、多くの金融機関の経営・部門責任者と担当者が目的を共有し、トップが求める可視化されたリスクマネジメントを構築するための実現プロセスの一例を学ぶことで、今後の取り組みにおける変革の契機となることに期待したい。

(取材、撮影、記事:藤野 宙志、柴田 潔 / 編集・制作:柴田 潔) 

22:17 | 取材:金融・IT業界向け

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