2024年6月18日(火)、リッキービジネスソリューションと第二地方銀行協会加盟行で構成される『食の魅力』発見商談会実行委員会は東京都立産業貿易センター 浜松町館において、第14回「『食の魅力』発見商談会2024」を開催した。
本商談会は全国の地域食品に特化した商談会として2011年よりスタートし、本年の開催で14回目を迎えた。第二地方銀行の取引先である地域の食品を扱う地元企業と首都圏を中心としたバイヤーとのマッチング機会の創出や商品の市場競争力向上を狙い、広域の食関連産業の育成と発展、地域経済の活性化を支援することを目的に毎年開催されている。
開会式冒頭、澁谷 耕一氏(リッキービジネスソリューション 代表取締役)より、今年で14回目を迎えた今回の食の魅力発見商談会は、主催行が28行、出展者数が138社となったことなどの報告を行った。昨年度からの出展者同士のマッチングにより、商品の共同開発・チャネルの共有、セット販売等が活用されている点や、商談会後のオンライン商談システムも活用されている点について触れた。出展者の皆様は商品に対する想いやストーリーをバイヤーの方にしっかりと伝えていただき、また、バイヤーの方々はこの商談会で全国の魅力的な食を発見していただきたいと語った。
主催行挨拶は、藤原 一朗氏(第二地方銀行協会 会長・名古屋銀行 取締役頭取)より行われた。出展企業、銀行関係者等に御礼を述べた後、今回の商談会は全国各地の食品関連企業様と地域色豊かな食品を求める食品のバイヤーの方々との商談の場を提供していただくことを目的としていることに触れつつ、試食などを通じて他の銀行のお客様と自行のお客様をつないだり、地元に帰って新たなお客様とつなげられるように、出会いを作っていただけたらと語った。
<来賓>
・居戸 利明氏(第二地方銀行協会 副会長 専務理事)
・石井 正信氏(第二地方銀行協会 常務理事)
・木村 崇之氏(農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部 企画グループ長)
・宇都宮 久俊氏(全日本司厨士協会 会長)
・村上 裕二郎氏(中小企業基盤整備機構 販路支援部長)
会場の様子は以下から写真でご覧いただきたい。
全国各地の気候風土に根ざした個性豊かな食材や、地域色豊かな安全で美味しい食品が全国から集結。郷土料理を商品化した魅力的な食品や伝統野菜・果実、現在の環境や時代に合わせた新たな商品など、魅力あふれる商品が紹介されていた。
出展ブースには、首都圏を中心に全国から来場した百貨店、商社、ホテル、スーパー、外食チェーンなど多数のバイヤーが訪れ、試食などをしながら出展者との商談が活発に行われていた。
会場では個別商談会も実施され、多くの出展者とバイヤーが参加して商談を行ったほか、出展者同士の交流も活発に行われていた。
こうして全国から地方の食の逸品が集まった商談会は、出展者数138社、来場者が2,105名、出展者とバイヤーの個別商談は132商談があり、出展者同士のマッチングが46商談が行われ、盛況のもと閉会した。地方創生の取組みを食の視点から支援し、各地域で継承されてきた食文化や魅力ある食材を広くPRする機会を提供する本商談会が益々発展していくことに期待したい。
(取材、記事、編集・制作 : GoodWay メディアプロモーション事業部 @
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