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2022/11/25

【一般社団法人金融データ活用推進協会】地方銀行の金融データ活用を推進、「第1回 地銀Meetup」を開催!

| by:ウェブ管理者

 2022年11月11日(金)、一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA / Financial Data Utilizing Association)は、地方銀行の金融データ活用推進を目的とした「第1回 地銀Meetup」を、今秋に事務所を移転した東京・大手町のFINOLABで開催した。

 金融機関同士の「壁」を超えたノウハウの共有や外部交流、金融データ活用推進を主な目的として2022年6月に発足した同協会が、創設以降「金融データ活用推進協会Meetup」、「金融若手データサイエンスMeetup」などを開催するなか、この日は地銀を対象とした第1回Meetupを開催し、講義や事例紹介を通じたノウハウの共有、ネットワーキング等を行った。 

開会挨拶
 

 開会冒頭、安原 貴彦氏(金融データ活用推進協会 顧問 / みずほ第一フィナンシャルテクノロジー 取締役社長)は、予想以上の地方銀行が参加してくれたことに謝意を述べながら、参加行の多さを通じて金融データ活用というテーマに対する関心の高さを感じたと挨拶。首都圏データが中心のメガバンクの現状を踏まえて、全国版で金融データを活用して金融界全体を盛り上げていければと述べてMeetupがスタートした。

協会の紹介
 

 岡田 拓郎氏(金融データ活用推進協会 代表理事 /  デジタル庁 プロジェクトマネージャー)は、お礼の言葉と共に順調に拡大する会員の状況を含めた協会の概要を紹介。データサイエンティストを発掘・育成するデータコンペや各Meetupなど今後の取組みと開催案内を行い挨拶を兼ねた協会紹介を終えた。

コンペの紹介
 

 永山 恒彦氏(金融データ活用推進協会 データコンペ委員会 副委員長 / みずほ第一フィナンシャルテクノロジー)は、「データコンペがもたらす地銀の人材発掘・育成」と題してデータコンペが人材の発掘・育成にどのように活用できるかについて講義。金融機関が抱えるデータ活用の課題への解決策として、データコンペを通じた人材の発掘・育成に関するポイントを解説した。

参加行挨拶
 

 続いて現地参加している各地方銀行が登壇してメッセージを発信。参加した経緯やデータ活用への想いなどが披露された。

金融機関のデータ利用
 

 河合 祐子氏(金融データ活用推進協会 理事 / Japan Digital Design 代表取締役CEO)は、お礼の言葉と共に、金融データ活用が必要な背景、および社内組織などデータ活用を社内で推進させていく上で必要な心構えや要点について詳しく解説した。

事例紹介
 

 瀬川 隼也氏(七十七銀行)は、データ活用に関する同行の直近数年間の取組みを共有。2018年のAIの業務適用から2022年11月の本部各部のデータ分析を推進・支援するチームの設立までの経緯などが紹介された。

閉会挨拶
 

 佐藤 市雄氏(金融データ活用推進協会 理事 兼 出版委員長 / SBIホールディングス 社長室 ビッグデータ担当 次長)は、協会の設立の経緯や趣旨をあらためて共有。金融データ活用の動きを全国に拡げて盛り上げていければと語り閉会挨拶とした。

懇親会
 


 その後、会場では懇親会が開催され、現地に参加した地方銀行の担当者同士によるネットワーキングが続いた。


 金融データ活用推進協会は協会の創設以降、2022年11月7日(月)にも「第1回保険 × データ活用WG官民意見交換会」を開催するなど、精力的な活動と取組みを続けている。「個人の活躍のため、金融機関のデータ活用スタンダードを策定し、金融業界の魅力を発信する」というビジョンの実現に向けた今後の取組みと展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )






13:12 | 写真:金融・IT業界向け




 

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