金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2018/11/17

【ADRE】不動産分野におけるブロックチェーンを活用した不動産情報コンソーシアム設立、「記念キックオフイベント」を開催!

| by:サイト管理者


 2018年11月1日(木)、不動産情報コンソーシアム(ADRE:Aggregate Data Ledger for Real Estate)は、LIFULL本社のイベントスペースにおいて、「ADRE-不動産情報コンソーシアム設立記念キックオフイベント」を開催した。

 不動産分野におけるブロックチェーンを活用したコンソーシアムを設立し、商用化に向けて取り組みを加速して行くという。


 開催の挨拶は、川島 祐治氏(NTTデータ経営研究所 代表取締役社長)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、立上げと運営の事務局を担う立場として、「新しい社会の姿を構想し、ともに情報未来を築く」という経営理念を紹介。デジタル化により人々の価値観や消費行動が劇的に変化する中、政府や金融でも、オープンデータやオープンAPIなど情報の共有化が進み、新たなビジネスの創出や業務変革が加速しているとし、不動産業界においても、人生の最大のイベントである不動産の購入や賃貸などでの一連のプロセスを迅速かつスムーズに行える仕組みの実現など、不動産業界の益々の発展に貢献していきたいと語った。なお、当日の司会進行は、桜井 駿氏(NTTデータ経営研究所 マネージャー)が務めた。


 続いて、加藤 哲哉氏(LIFULL LIFULL HOME'S事業本部 事業統括部 事業支援ユニット長)が登壇。お礼の言葉に続き、会員としての立場から設立について報告。目的に掲げている「不動産に関する各種情報を正確に管理し、関係者間で共有出来るようにする」を実現すべく、不動産に関わる情報を整備し、新しい事業を生み、効率を高め、安全を担保していきたいとした。その上で、各エリアのリーディングカンパニーが取り組むことはとても意義深いとし、早い段階で具体的な形として、透明化、効率化を実現する具体的な事例を出していくので、ぜひ期待して欲しいと語った。


 「ADRE設立の概要とメンバー紹介・活動計画について」では、桜井 駿氏(NTTデータ経営研究所 マネージャー)が登壇。コンソーシアムメンバーやこれまでの活動について紹介。関連する政府省庁・業界団体との連携の場を通じて、異業種のプレーヤーによる不動産業界データの共有・連携によって課題を解決し、不動産業界・取引市場の発展を目指すとした。


 特別講演「不動産ファンドセキュリティトークン ~個人向け非上場不動産オープンエンドファンドも視野に入れて~」では、成本 治男氏(TMI総合法律事務所 パートナー弁護士)が登壇。


 パネルディスカッション「不動産 x ブロックチェーンの未来」では、村上 浩輝氏(ツクルバ 代表取締役 CEO)、松坂 維大氏(LIFULL ブロックチェーン推進グループ長)、成宮 正一郎氏(エスクロー・エージェント・ジャパン 常務取締役)、菅本 浩司氏(三菱UFJリース 市場開発部 次長)が登壇。モデレーターは桜井氏が務めた。パネルでは、ブロックチェーン、デジタルに取り組む背景・狙い、ADREに参加する狙い・期待、なぜ不動産×ブロックチェーンなのか、取り組みの推進に向けた課題やポイント、などについてそれぞれの私見を披露した。


 全てのプラグラムが終了し、同会場で懇親会が開かれた。松坂 維大氏(LIFULL ブロックチェーン推進グループ長)より乾杯の挨拶。その後、名刺交換や意見情報交換など行う様子が広がった。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




19:55 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.