2014年6月6日(金)、GMOグループのFX専業企業であるFXプライム byGMOは、東京・銀座のパセラリゾーツ銀座店B3Fにあるパーティー会場BENOAにおいて、8か月ぶりとなる米雇用統計イベント「第12回雇用統計NIGHT」を開催した。
FX業界の雇用統計イベントとしては最大規模であり、FX取引を行う個人投資家にもお馴染の雇用統計NIGHT。今回は近日中に提供開始が予定されている、プログラム知識不要、マウス操作でストラテジー作成が可能な新しいスタイルのFXシステムトレード『ちょいトレFX』のお披露目も兼ねての開催で、6月4日発表のプレスリリースに続き、今回のプレゼンテーションにおいてもそのサービス概要が明らかにされた。
パブリックビューイングでは会場とスタジオとの二元中継も行われた。日経CNBC「FXまるわかりナイト」については、本年5月取材時の「写真ニュース」があるので、こちらもぜひご覧いただきたい。
【FX プライムbyGMO】提供番組、日経CNBC「FXまるわかりナイト」とラジオNIKKEI「夜トレ!」が完全コラボ!2014年5月2日(金)米雇用統 計発表の日に、テレビ × ラジオ連動企画第2弾が実現!円安トレンドの今後について分析する「GWスペシャル」を生放送!
同社は、前回2013年10月「第11回雇用統計NIGHT」の代替として開催された『第1回雇用統計ナイヨ!』において、注目の新商品「選べるミラートレーダー」をお披露目。裁量取引のサービスに加え、同社が選択型システムトレードの導入を正式決定した背景として、人間の感情を排除した投資手法は、“お客様の投資力向上”に資する、有効な投資手法と判断したことと、顧客アンケートにより、実に4割を超える顧客がミラートレードを含むシステムトレードの経験者であることが明らかになったことを上げている。
そして、今回紹介された新しいスタイルのシステムトレード『ちょいトレFX』では、上記とは異なる選択型システムトレードの機能に加え、同一のプラットフォーム上で、マウス操作で簡単にストラテジーを作成することが可能なシストレ志向の個人投資家待望の機能が搭載されているという。プログラムの知識や難しい操作が必要なくてもすぐに運用を開始でき、スマートフォンにも対応され、バックテストはもちろん、テスト運用機能まで用意されている。
「トレード手法」、「資金管理」とともに、継続して収益をあげるために必要な要素として「メンタル管理(自分の売買ルールを守る)」があげられるが、この中で最も難しいものが「メンタル管理」であり、トレードに悪影響を及ぼす「恐怖」や「欲望」といった感情をいかに排除して、客観的なルールに基づいてトレードを行うことが重要かは多くのトレーダーが認識している事実でもある。しかしながら一方では、システムトレードは難解でとっつき難いというイメージも先行し、日本国内では選択型システムトレードを経由して自分でストラテジーを作る流れに向かう動きがいまひとつ加速しない事実もあった。なかには選択型システムトレードでの運用がうまくいかず、システムトレードそのものへのイメージが後退してしまった投資家も少なくないかもしれない。
同社がマウス操作で簡単にストラテジーを作成し、発注・運用できるシステムトレードを提供開始することで、投資家は相場とテクニカル分析の研究に専念できる。苦労して研究した自分のプログラムが勤務中でも就寝中でも自動で運用され、その結果としてそこから得られるプロフィットに対しては裁量や選択型シストレでは味わえない違った喜びを感じることができるかもしれない。仮に損失が発生した場合でも、自身のストラテジーを見直し、より一層のパフォーマンス向上を目指して改良を加えていくシストレ本来の楽しみを、従来以上に容易に味わうことができるようになるだろう。
◎FXプライム byGMO WEBサイト
( 取材、撮影、記事、編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )