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2017/08/02

【楽天証券】東北楽天ゴールデンイーグルス 取締役副会長 星野 仙一氏ら著名人を講師に招き、「楽天証券 サービス開始18周年記念投資セミナー」を東京・両国国技館で開催!

| by:ウェブ管理者


 2017年7月22日(土)、大手ネット証券の楽天証券サービス開始18周年を記念する投資セミナーを東京・両国国技館で開催した

 今回は、
「脱グローバリズムの行方-世界が変わっていく今、投資家は何をするべきか-」をテーマに、慶応義塾大学名誉教授、竹中 平蔵氏、ホリコ・キャピタル・マネジメントCEO 堀古 英司氏らが講師に招かれたほか、東北楽天ゴールデンイーグルスの元監督で、現取締役副会長の星野 仙一氏が特別ゲストとして登壇し、「我が野球人生」と題する講演を行った。また、ミニセミナー会場では協賛企業による各種講演、展示会場には同社や協賛企業のブースが立ち並び、多くの来場者で賑わいを見せた。



 数々の名勝負の舞台となった国技館は、様々な行事やイベントにも利用できる多目的ホールでもあり、JR両国駅徒歩1分、都営大江戸線両国駅より徒歩5分とアクセスも良好だ。天候に恵まれたこの日の事前申込者数は6,000人に及んだという。




 桟敷席は稼働式でアリーナは自由にレイアウト変更することができるため、この日は講演会仕様のレイアウト。定刻通り、午前10時に開会した。



【挨拶】楽天証券 代表取締役社長 楠 雄治氏「グループとしてFCバルセロナのメインスポンサーになったことで、今後4年間はユニフォームの胸のマークが「Rakuten」に!」

 司会進行を務めるフリーアナウンサー 叶内 文子さんの紹介で開会の挨拶に立った楠氏は、「1999年に株式手数料自由化とともにネット証券が始まってから早くも18年が経った。」と述べた後、まずは市場の需給分析(投資部門別売買動向)について最近の動向を解説。「足元、海外勢の目立った動きはないが、その分、今日の講演会を今年後半の相場展望の参考にしてもらえれば」と述べ、来年から始まる積立NISAの概要や準備状況についても紹介。また、マイナンバーについても時期を気にしながらの登録手続きについて来場者に協力を要請した。

 さらに、サービスや取組の紹介として、リリースしたばかりの「iSPEED 5.5」では、 銘柄検索機能としてテーマやチャートの形状で選ぶことができる機能が充実したこと、そして、グループとしてFCバルセロナのメインスポンサー(楽天 × FCバルセロナ 特設ページ)になったことで、今後4年間はユニフォームの胸のマークが「
Rakuten」になることをPR。最後にIFA事業独立系フィナンシャル・アドバイザー)のパートナーのブースも複数あるので、気軽に立ち寄って相談して欲しいと語って挨拶を終えた。



【講演】東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授 竹中 平蔵氏「脱グローバリズムで新たな局面に入る世界経済
 
 竹中氏は講演で、マイナンバーの海外(インド)の実例、加計学園問題による内閣支持率急落の話題を皮切りに、トランプ政権の展望、人工知能、自動走行、ブロックチェーン、サンドボックス(セキュリティ対策の手法の一つ)といった革新的テクノロジーの未来について語った後、テクノロジーの進化に対応できる人材になるためには、「リカレント(反復)教育」による生涯学習によって個人個人がクリエイティビティを高めることが必須だと力説した。


【講演】楽天証券経済研究所所長 兼 チーフ・ストラテジスト 窪田 真之氏「2017年 日本株投資戦略」


 窪田氏は現在の市場の強材料や3大リスクの説明に加えて、割安株の候補銘柄、チャート売買実践などについて詳しく解説。日本株は長期対象として魅力は高いが、短期的な急騰・急落のリスクに注意を要すること、また、リスクの取り方としては「割安株に長期投資」、「短期取引なら小型成長株」が有効だと講演で語った。




東北楽天ゴールデンイーグルス 取締役副会長 星野 仙一氏「我が野球人生」


 中日、阪神、楽天の3球団を優勝に導くなど、監督として輝かしい実績を残した元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の星野氏は、現役時代の様々なエピソードをジョークも交えて紹介したあと、野球人生を通じての教育、人間として本気の付き合い方についての持論を語った。来場者は、選手と真剣に向き合い、叱ると同時に情の厚さで選手を支えた名監督の講演を最後まで熱心に聞き入った。



 終盤は以下の講演が行われ、来場者は投資活動の参考にしようと熱心に聴講した。


【講演】米ニューヨーク・タイムズ 中国語版コラムニスト 加藤 嘉一氏「習近平政権の現在地:経済政策、対米関係、”政権交代”」

【講演】ホリコ・キャピタル・マネジメントCEO 堀古 英司氏「2017年後半に向けての米国経済・株式相場の見通し」



 講演以外でも、ランチタイムや休憩時間を使って、以下のミニセミナーやプレゼンテーションも行われた。

ステート・ストリート・グローバル・アドイザーズ ETF 営業部 杉原 正記氏「世界の投資家動向から示唆~リスクを意識した産配分」
・楽天証券 執行役員/株式・デリバティブ本部長 土居 雅紹氏「お昼休みの 10 分間にちょこっと聞く、投資役立つ耳より情報!」
・楽天証券スタッフによる「楽ラップ」のプレゼンテーション





【展示会場】休憩時間を中心に、終日賑わいを見せた出展ブース

 一階と地下一階に設けられた展示会場には、
同社や協賛企業、提携するIFA(金融商品仲介業)事業者の出展ブースやデモコーナーのほか、ブースセミナー、書籍販売、サイン会、スタンプラリーなども実施され、終日にわたって多くの人で賑わった。



【ミニセミナー会場】行列や立ち見など、各セミナーとも大盛況に!


 ミニセミナー会場では、以下のセミナーが順に開催され、上写真の通りいずれも多くの来場者が行列を作ったり立ち見で聴講するなど、大盛況となった。

セゾン投信 中野 晴啓氏 「iDeCoで始める長期投資」
岡三アセットマネジメント 辻 宗之氏、五十嵐 和人氏「シン・ニホンカブ~成長の向こう側~」
Good Moneyger 清水 俊博氏「アルゴリズムで2017年を展望!ロボ・アドバイザーで行う新しい運用提案」
GAIA 三橋 圭介氏「「銘柄選びは株だけじゃない!投資信託の銘柄選びの考え方」
三井住友トラスト・アセットマネジメント 石田 雅之氏「これ一本でおまかせ ~世界経済インデックスファンド~」
eワラント証券 小野田 慎氏「荒れ相場を乗り切る投資アイディアと銘柄例」
QUICK企業価値研究所 山藤 秀明氏「アナリストが伝えたい株式投資のイロハ」




 こうして一日掛けた講演会は無事終了し、同社のスタッフ全員が最後の一人まで来場者を見送った。

 著名な講師陣による様々なテーマの講演会、30分で手軽に投資を学べるミニセミナー、体験ブースやサイン会、スタンプラリー、書籍販売など、両国国技館という大きな会場で盛り沢山の内容で開催された「楽天証券 サービス開始18周年記念投資セミナー」。資産形成のサービス拡充が進む中、楽天経済圏との強力なグループシナジーを推進力とし、最新・革新的なサービスの提供を進めていこうとする同社の投資教育の取組にも引き続き注目したい。

(取材、撮影:柴田 潔、村上 遥 /  記事、編集・制作:柴田 潔
 @株式会社グッドウェイ







13:40 | 取材:投資家向け

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