2014年1月18日(土)、商品先物取引、金地金の売買等のサービスを提供するセントラル商事は、東京・大手町にある日経ホール&カンファレンスルームで、個人投資家向け新春経済講演会を開催した。
四半期毎に年4回開催しているセントラル商事の講演会、今回はキャスターとして ラジオ日経で1986年から13年間、個人投資家向けの投資&経済情報番組「レディース投資サロン」を務めたほか「ハローでパソコン」、2004~2005年には「レディース投資サロン10ミニッツ」、「ザ・マーケット」などの番組パーソナリティを務め、現在は著名な株式・経済評論家として多数の講演、書籍出版、公的活動等において活躍する木村 佳子 氏がメイン講師として登壇し、講演を行った。
木村氏は講演の中で、様々な角度から分析した独自の経済理論を展開しつつ、来場者に経済やマーケットの知識と投資のヒントを提供、最後のまとめでは『資産ポートフォリオのリバランス』として次のポートフォリオを紹介した。
・ローコスト住宅
・国内生活に使うお金=円
・インカム狙いをNISAで検討
・長期でリスクヘッジ=金資産
・成長を買う株式
・変動を楽しむ外貨
上記の資産構成により、いずれ来るリーマンショック級の変動に備えると共に、資産運用は生活防衛の観点で行うことを推奨した。
講演の合間に、セントラル商事 シニアストラテジスト 後藤 道義 氏による同社のサービス紹介では、コンサルティング取引を軸にサービスを展開する同社のメルマガサービスや投資スクール、出張勉強会、次回講演会などが紹介された。
また、当日は紹介されなかったものの、同社がコンサルティング取引の顧客専用に提供している取引口座照会ツール『with』も、講演会後の2014年1月27日に刷新され、よりパワーアップしたサービスとして提供されている。(詳細は本レポートの最下段をご参照ください。)
そして第2部は貴金属のスペシャリストとして名高い 池水 雄一 氏が登場し、著名ディーラーとしての豊富な経験と数々のデータに基づいた分析と相場展望を披露した。ゴールドマーケットに与える影響の大きさから、日本の商社の枠に収まりきらなかった伝説のディーラーである池水氏はセントラル商事の講演会ではお馴染みだが、今年の金価格については株高の影響で引続き大きな上昇は期待薄も、一方では下値も世界の産金コストの観点から、1オンス当り1,200ドルを大きく割り込む展開も考えずらいとの認識を示した。
次回の講演会は2014年4月12日(土)に同会場で予定されており、池水氏のほか、第1部講演のゲスト講師として植草 一秀 氏(スリーネーションズリサーチ株式会社代表)が三たび登壇する。
初めての講演では、50ページ近くにおよぶ講演資料を基に、金融市場と国際情勢、消費税、高齢化問題、内外の財政問題と経済施策、金融市場の展望など、投資家にとって興味深いテーマが次々と取り上げられ、独自の分析によるダイナミックな考察と見解が1時間30分にわたってテンポよく披露されて満場の拍手を浴びただけに、消費税増税後に行われる次回の講演会にも大きな関心が寄せられている。
(取材、撮影、記事、編集・制作: 柴田 潔)
新春講演会では多数のご来場を頂き、また大変ご好評を頂きまして、誠に有難うございました。
当社は「四季彩セミナー」と題して年に四回、各季節の節目毎に著名なアナリストや経済評論家をお招きし、経済講演会を開催しております。 構成は二部構成の形式をとっております。 主に一部はマクロ経済から投資家の皆様にお役立て出来る内容を提供し、二部はもう少し具体的な銘柄や方向性を見出すことにお役立て出来るような内容の構成になっております。
グローバル化した投資マネーの大きな流れや、市場における具体的な投資に対する取り組み方などについて皆様とご一緒に我々も精進していく所存です。
次回は2014年4月12日(土)に植草一秀氏(エコノミスト)と池水雄一氏をお迎えし、春季講演会を開催する予定でございます。
皆様多数のご来場を心よりお待ちしております。
◎当日の講演録はこちらからお申込みください。
その他、経済や投資に関する出張勉強会や投資スクールも開催しております。お申込みセントラル商事 セミナー係まで。
電話 0120-810-728(平日9:00~17:00)
WEB http://www.central-shoji.co.jp/
商品先物取引、金地金の販売買取のセントラル商事株式会社
コンサルティング取引の顧客にもネット取引と同様の取引環境を提供。発注は画面上ではできないものの、取引の仕組みや自分なりの相場観をスタッフに相談しながら発注できるという、初心者にも安心のサービス体制を提供している。