金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2015/05/20

【マークイットグループ日本】英国大使等が祝辞!クライアント企業等の関係者を招いて、設立10周年記念フォーラムをマンダリンオリエンタル東京で開催!

| by:ウェブ管理者

 

 2015年5月13日(水)、銀行、資産運用会社、中央銀行、規制当局、監査法人、受託銀行、ファンドアドミン、保険会社、ヘッジファンドなどを顧客とし、透明性の強化、リスク削減、業務の効率化を促進する商品及びサービスを提供、北米、ヨーロッパ、アジアにおいて3,000名を超える従業員を有するマークイットの日本法人、マークイットグループ日本(以下、同社)は、「設立10周年記念フォーラム」をマンダリンオリエンタル東京で開催した。

 フォーラムには英国大使館 駐日英国大使 ティム  ヒッチンズ氏、日本経済新聞社 専務取締役 長谷部 剛氏が駆け付けて祝辞を述べたほか、多数のクライアント企業、業界関係者が訪れるなど盛大に開催された。 



 開演前の様子。講演会場は同ホテルのグランド ボールルーム。会場入り口のホワイエには同社のパンフレットや英国大使館の冊子も無料配布されていた。



◎マークイット成長の要因は、「人材への投資」、「実行」、「長期にわたるコミットメント」
 
 開演冒頭の挨拶に立ったランス ウグラ氏は、10年前に日本市場の重要性を認識し日本法人を設立した経緯を説明した後、同社の成長の要因を三つ取り上げて紹介した。長期のビジョンや長期的な視点に基づいた「人材(チーム)への投資の重要性」、アイデアを体系的に、そしてフレキシブルに対応した上での「実行」、ゆるがないビジョンに基づいた「長期にわたるコミットメント」。素晴らしい会社作りにはこの三つが必要だとし、今後もビジョンをしっかり持って、得意なこと(事業、ビジネス)に邁進したいと挨拶した。




◎英国のFintech産業は既に年間200億ポンド(およそ3.7兆円)のビジネスを生んでいる

 続いて祝辞を述べたティム ヒッチンズ氏は、創業者でCEOのランス ウグラ氏が物置小屋からマークイットを立ち上げて、その後シティに進出した歴史、同社の金融市場への貢献等について述べた後、英国におけるFintech事情にも触れ、英国がアイルランドと共にFintechにおいて先駆的な存在にある理由として、グローバル企業が多く存在し、創業者・経営者に優秀な人材が多いこと、行政もイノベーションを促進し、後押ししていることなどをあげた。氏によれば、英国のFintech産業は既に年間200億ポンド(およそ3.7兆円)のビジネスを生んでいるという。日本の金融業界にもFintechは大きな役割を果たすはずであり、両国の監督官庁の交流によって流れが促進されることを期待したいと挨拶した。




 続いて祝辞を述べた長谷部氏は、同社(マークイット)がCDS(Credit default swap)の価格情報を金融市場に提供することで、同社が金融システムの確立に大きく貢献し、金融危機の収束にも役立った実績などを紹介。日本経済新聞社も同社から多面的に価値ある情報提供を受けており、市場経済の発展という共通理念の下で、今後10年も共に実りある関係を構築していきたいと語った。





 祝辞の後はゲスト講師、および同社の講師がそれぞれ、景気動向、アジア経済、日本経済をテーマとした講演を行った。 



外資系企業ではなく、日本企業として使い勝手の良い日本仕様のソリューションを提供していくことを約束したい

 全講演終了後、竹内氏が同社を代表して閉会の挨拶。来場への御礼の後、英国大使館が発行している冊子のFintech特集において、マークイットがData Analyticsの分野における先進的企業として掲載されていることを紹介。また、「これからの10年、弊社は外資系企業ではなく、日本企業として使い勝手の良い日本仕様のソリューションを提供していくことを約束したいと思うので、ぜひ温かい目で成長をお助けください。」と挨拶した。



 講演会が終了後、場所を移してレセプションが開催。乾杯の挨拶と音頭はマークイットの創業者でもあるケビン グールド氏が行い、閉演まで参加者は歓談を楽しんだ。

(取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )



15:02 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.