2019年5月30日(木)、ブロードリッジ・ジャパンは、金融業界を対象とした「ブロードリッジ・エクスチェンジ・ジャパン~新たなテクノロジーとソーシングモデルの胎動」をパレスホテル東京で開催した。
金融業界の中心からグローバルで革新的なサービスを手掛ける各分野(中央銀行、証券会社、取引所)で活躍するキーパーソンを招き、新たなテクノロジーとソーシングモデルを生み出す当事者視点から現状の課題と未来像について共有した。
会場は例年通り、絶好のロケーションにあるパレスホテル東京。開演時刻が近付き多くの金融業界関係者が会場を訪れた。
講演会場の「橘の間」に用意された定員150名の席は、講演開始からほどなくほぼ満席に。参加者の関心の強さがうかがえる。
冒頭の挨拶に立ったロス・マイケル氏は、参加者へのお礼の言葉と共に、ホワイトペーパー報告として、日本の証券市場における次世代テクノロジーの動向について解説。資本市場インフラのモダナイゼーションと金融市場参加者に影響を与える要素に触れ、戦略的目標ABCD(AI、Blockchain、Cloud、Digital)への投資とテクノロジー活用の重要性について語った。
【パネルディスカッション】「Ready for Next、新たなテクノロジーとソーシングモデルの胎動」
(パネリスト)
副島 豊氏(日本銀行 決済機構局審議役 FinTechセンター長) 宇都宮 研氏(みずほ証券 グローバルマーケッツ部門 マネージング・ディレクター グローバルホールセールCOO) 山藤 敦史氏(日本取引所グループ 総合企画部 フィンテック推進室長 兼 IT企画部 企画統括役)
(モデレータ)
パネルでは、経済・金融・技術のトレンド、法規制の環境やマーケットの構造変化、証券市場の発展に資するデータやサービスについて紹介。続いて、AI・ビッグデータの活用と可能性、グローバルマーケッツ業務基盤の構築、DLT/ブロックチェーンの可能性などについて解説。日本の資本市場、金融機関における変化のドライバーと課題、中長期的なIT投資を最適化するためのポイントなど、それぞれの私見が披露された。
光岡氏からは、ブロードリッジ・ジャパンの概要に加え、AI戦略、ブロックチェーン戦略、クラウド戦略、デジタル戦略に対する取組みが紹介された。皆さまと一緒に”Ready For Next”を歩んでいきたいと語り、締めくくった。
講演が終了し、懇親会の開始前に記念写真。
(左から、ロス・マイケル氏、山藤 敦史氏、副島 豊氏、宇都宮 研氏、ジェームス・マーズデン氏。)
懇親会の会場「梅の間」には、この日の登壇者や多くの来場者が参加し、盛況な雰囲気の中、歓談の時間が長く続いた。
金融機関のミドル・バックオフィス業務向けソリューションを提供するブロードリッジ・ジャパンは、コミュニケーション、テクノロジー、データおよび分析ソリューションを提供。以下のプロモーションビデオ(1分)も参考にされたい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )