2013年6月26日(水)、海外投資専門チャンネル「WorldInvestors.TV(ワールドインベスターズTV)」は昨年に続き、ゴールド(金)に関する投資家向け特別番組「THE GOLD 2013」(協賛:東京商品取引他所)の公開生放送を東京・六本木交差点近くにあるワールドインベスターズ・トラベルカフェで行いました。 国内では2013年2月に5,000円台(先物)という上場来高値を更新後、内外株式市場への資金流出などで調整局面を迎えている金市場価格ですが、番組では金に関する「基礎知識」、「価格徹底解剖」、「投資方法徹底解剖」という3つの視点からゴールドを分析、当日集まった個人投資家や業界関係者も、今後の価格の行方が気になるゴールドの解説に熱心に耳を傾けていました。 最初のコーナーはワールドインベスターズTV 総合プロデューサー 石田 和靖 氏(写真右)がMCに、WGC(ワールドゴールドカウンシル)日本代表 森田 隆大 氏(同左)がスピーカーとなり、「GOLD投資にまつわる10の基礎知識」をテーマとしたトークセッションを行いました。 ワールドゴールドカウンシルとは世界有数の金鉱山会社で構成する非営利団体で、金の認知、消費促進の啓蒙活動をしている団体です。WGCから発表される世界の需給レポートなどは世界の主要メディアを通じて報道がなされ、金価格の指標となるニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物価格も大きな影響を受けます。<写真左から、山田 高志 氏(サンワード貿易)、加藤 氏(フジフューチャーズ)、青山 真吾 氏(岡安商事)、森 成俊 氏(オーバルネクスト)> 次のコーナーでは、コモディティの専門家が登場し、「価格徹底解剖」をテーマに出演者が今後の行方を占いました。相場的にも難しい局面とあって、現在値と比べて年末時点の金価格が高いか安いかの判断は二つに分かれました。<写真左から、CFD=莇 陽子 氏(IG証券)、コモディティ(先物)=児玉 恒 氏(UHG)、現物=今井 秀明 氏(楽天証券)、ETF=渡辺 啓輔 氏(三菱UFJ信託銀行)> 最後のコーナーのテーマは、「では金に投資するならどのような投資方法があるのか~投資方法徹底解剖」。金の投資商品を扱う金融機関のPR担当者が登場し、自社のそれぞれの取扱商品のメリットをPRしました。 「世界共通の価値を持つマテリアル」と呼ばれ、安全な資産として保有されてきた金。その類稀なる美しさ、稀少性、そして永遠性を持つ金の輝きに人々は魅了されてきました。こうした中、1990年代まで300~400ドルで横ばい推移していた金価格は2012年についに1,900ドル近くまで接近して市場最高値を更新後、現在は1,200ドル台まで大幅反落し、その行方が大きな注目を浴びています。 これから金投資をはじめようとする個人投資家としては、各投資商品の特徴を理解し、自分のスタイルにあった投資商品を選択した上で、世界の投機資金の動きに注意を払いたいところです。(取材、撮影、記事、編集/制作 柴田 潔)
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