*2017年6月14日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発 (2017年06月21日) アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc. (以下 SAS)は、自社のIT基盤をビジネス・ニーズに適応させたいと考えるCIO(最高情報責任者)の要望に応える新たなプラットフォームとして、SAS® Viya のCloud Foundry対応版をリリースしました。
Cloud Foundryは、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)、Amazon Web Services(AWS)、OpenStack、VMWare vSphereなどの多くの一般的なクラウド・プロバイダーをサポートしているオープンソースのPaaS(Platform as a Service)基盤ソフトウェアです。Cloud Foundryに対応したSAS Viyaは複雑なアナリティクス環境の管理に伴うリスクを軽減して、SAS Viyaを使ったアプリケーションの開発を強力に支援します。
道路や河川などのインフラ設備を管理しているオランダ政府機関のRijkswaterstaat(公共事業局)のCIO、ペリー・ファン・デル・ウェイデン(Perry van der Weyden)氏は、「今日、データをアクションにつなげることが何よりも重要となっています。当局は、Cloud Foundry上でSAS Event Stream Processingを利用することにより、インフラ設備からのフィードバックに基づいて、従来のような後追いの対応ではなく、ほぼリアルタイムで必要な対応ができるようになりました。さらに重要な点は、SASとCloud Foundryの組み合わせにより、社会全体に大きな価値を生む新しいビジネス・モデルを開発できることです。この組み合わせは、拡張性と俊敏性を兼ね備えたストリーミングデータのリアルタイム分析環境を提供してくれます」と述べています。