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2012/05/23

【ISID(電通国際情報サービス】金融分野のイノベーションに特化した世界最大級のカンファレンス「FinovateSpring報告会&FIBC同窓会」

| by:ウェブ管理者



ISID(電通国際情報サービス)主催 「FinovateSpring報告会&FIBC同窓会」取材レポート!


2012年5月18日(金)18:00-21:30、ISID(電通国際情報サービス)は、2012年5月8-9日にサンフランシスコで開催された、金融分野のイノベーションに特化した世界最大級のカンファレンス「Finovate Spring2012」の参加報告会をISID本社19階 イノラボコネクティングスタジオ(イノラボスタジオ)で開催した。
当日は2012年2月8日に開催した「金融イノベーションビジネスカンファレンス(FIBC2012=Financial Innovation Business Conference)」の出演者を招き、カンファレンスの報告を行うと共に、出演者の同窓会も行われた。

◎Finovateとは

Finovateとは、金融分野のイノベーションに特化した世界最大級のカンファレンスのこと。2007年の初回は、ニューヨークにて登壇企業20社で開催、その後、年々その規模は拡大している。昨年の「Finovate Fall 2011」は、登壇企業数63社、出席者950人程度となり、1社7分間のデモンストレーションが終日にわたり行われた。
金融イノベーション最新事情 ~Finovate 2011 Spring 参加報告~(2011年9月7日掲載)

◎FIBC(Financial Innovation Business Conference)とは
金融ベンチャー企業・金融機関・ベンチャーキャピタルが一堂に会し、日本の金融サービス市場にイノベーションをもたらすために何が必要であるかを、金融イノベーション企業によるデモンストレーションや大手金融機関を交えたパネルディスカッションなどを通じて議論していく試み。金融イノベーションに特化した日本初のイベントとしてISIDの主催で行われ、今後も定期開催が予定されている。



開演時間の18時を迎え、まずは報告会の前に金融ソリューション事業部 金融事業戦略部長 飯田 哲夫氏より開演の挨拶。



続いて金融ソリューション事業部 公門 和也氏がロサンゼルスで行われた「Finovate Spring2012」の参加報告を行う。
米国の新しい資金決済サービス、SNSを用いた与信などのSNS関連サービス、子供向けのオンライン金融サービスなど、金融関連の斬新な事例が次々と報告された。




【取材インタビュー】  金融事業戦略部長 飯田 哲夫氏

報告会終了後、参加者が懇親会(同窓会)会場に向かう中、別室にて開演の挨拶を行った金融事業戦略部長 飯田氏より、FIBCや金融イノベーションに関する取組みについて話を伺った。

◎米国と日本の違い
金融を元気にするためには、金融機関、ベンチャー企業とベンチャーキャピタル、IT企業がもっと密接に絡み合いエンドに向けて新たなサービスを提供していくことが必要と考えています。米国の場合、ベンチャー企業を支援するベンチャーキャピタルの層が厚く、またベンチャーの技術を金融機関が取り込んだり、提携をするなどの流れが出来上がっています。
一方、日本ではそもそも金融分野の企業家や彼らを支援するベンチャーキャピタルが少ない上に、銀行をはじめとする金融機関が最初からベンチャー企業とスタートアップビジネスを一緒に取組むということもあまり多くはありません。結果として、新たなサービスやイノベーションが起こりにくく、ひいては金融自体も元気になれない状態になっています。

◎FIBC(金融イノベーションビジネスカンファレンス)について
こうした現状を打破し、金融イノベーションを具現化し日本経済を活性化させる目的から米国のFinovateを参考にして2月に第1回FIBCを開催しました。競合する企業の参加も厭わない、誰でも参加できるオープンなイベントで、1年に一度の開催を予定しています。イベントの存在が広まればより多くの人が新しいサービスを探しに来てくれますし、プレゼンを行う側もより多くの人へPRできますので、こうした流れが加速していくことを期待しています。

◎金融機関とベンチャー企業の役割分担
金融は社会のインフラなので、企業や生活が良くなっていくための起爆剤になっていく必要があります。また弊社が金融機関に対して果たせる役割も多いにあるであろうと認識しています。
一方で金融は全般に非常に厳しい規制がかかっているのも現実です。そのため、規制に対して比較的挑戦が容易なチャレンジャー(ベンチャー企業)が道を切り開き、金融機関は役割分担の中でうまくいったサービスや仕組みを活用するサイクルが出来上がれば、もっと活性化されるのではないかと考えています。
先般、米国ではクラウドファンディング(ネットを通じて多数の支援者または投資者から資金を収集し事業を実現する手法。)が制度的に許容されましたが、日本でもこうした取り組みによりベンチャー企業をもっと支援できる環境整備が望まれるところです。」


- インタビューは以上 -

【FIBCのFacebookページ】
国内外の金融イノベーション関連情報や、カンファレンス、イベント等の開催告知とUstreamライブ配信の案内など。イノベーション最新情報を収集するためにもぜひ利用したい。

【イノラボスタジオ】
最後に、報告会の会場となったISID品川本社内にあるイノラボスタジオをご紹介したい。電通グループのIT企業として、世界の先端技術の可能性を電通グループのケーパビリティによってユーザーに訴求する形にし、プロトタイプとして世に問うことをミッションとするオープンイノベーション研究所(イノラボ)のスタジオは、最先端技術を駆使した空間で、招かれた顧客もミーティングやプレゼンテーションを通じて、ISIDの先進的な取り組みを体感することができる。





(インタビュー:藤野 宙志  取材、撮影、記事、編集制作:柴田 潔)


01:38 | 取材:金融・IT業界向け

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