2012年7月24日(火)、ワールドインベスターズTVは、東京証券取引所、バークレイズ証券協力の下、ETNセミナー『世界の畑から~穀物争奪戦争は本当に起きるのか!?』を六本木・ワールドインベスターズトラベルカフェで開催した。食生活の向上から中国を始めとした新興国の需要が爆発的に増大する中、世界の穀倉地帯である米中西部が50年振りともいわれる大干ばつに見舞われる穀物市場において、第一部ではファンダメンタル要因を中心に専門家によるディスカッション、第二部では東証に上場している穀物関連ETN(iPath)についての講演が行われた。世界的に低迷気味の株式市場を尻目に高騰する穀物相場。米農務省は2012年7月に入り、国内のトウモロコシと大豆の収穫について、1988年の大干ばつ以来で最悪の状況になっているとの見方を示すなど、世界的に食料価格が高騰する懸念が強まっている。こうした中、干ばつが続く現地米中西部では7月24日に恵みの雨が降り、農家をいくらか安心させたとの報道があったが、50年以上で最悪と言われる干ばつの影響は極めて深刻な上、8月も暑さが続くとの予報を受けて、相場は依然として過去最高値近辺にある。実需やヘッジの法人需要の他、個人における積極投資なら商品先物、中長期運用ならETNやETFなど、コモディティ投資の手段も多様化する中で、当日の会場には投資家予備軍や学生の投資サークルのメンバーも来場するなど、コモディティの魅力に着眼する一般層も少なくない。一層のPRにより、ETN、ETFの利用者が徐々にでも拡大することで、コモディティ投資家層の裾野が拡大することが期待される。【参考サイト】◎東京証券取引所 「 ETF・ETNスクエア」◎バークレイズ「iPath」インフォメーションサイト【WITV・当日のオンデマンド放送】◎世界の畑から ~穀物争奪戦争は本当に起きるのか?~
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