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2020/04/05

【ちいきん会/金融庁 地域課題解決支援チーム】政策実務担当者によるピッチとサークルセッション、地方創生応援企画「ちいきん会 霞ヶ関ダイアログ」を開催!

| by:サイト管理者


 2020年1月27日(月)、ちいきん会と金融庁 地域課題解決支援チームは、各省庁と協力し、紀尾井町にあるホテル ニューオータニ ガーデンコートにおいて、地域金融機関職員(東京事務所長等)、各自治体職員で地方創生に関心のある有志を対象とした地方創生応援企画「ちいきん会 霞ヶ関ダイアログ」を開催した。



 ちいきん会は、日頃の組織の看板・肩書きを脱ぎ捨て、熱い想いを持った自治体職員・金融機関職員同士で、ありのままに語り合える出会いの場として、熱意を持って「地域課題の解決」に取り組む仲間と出会えるコミュニティの形成を目指している。

 今回の「ちいきん会 霞ヶ関ダイアログ」では、政策実務担当者からのピッチ後、テーマ毎でのサークルセッションにて関心ある有志での議論を行い、地方創生のための政策を浸透すべく開催された。この日の進行は、栗山 直也氏(金融庁 総合政策局 総合政策課 地域課題解決支援チーム 主査)が務めた。



 キックオフでは、和田 良隆氏(金融庁 総合政策局 総務課 統括企画官 兼 広報室長)、菅野 大志氏(金融庁 総合政策局 総合政策課 地域課題解決支援チーム 代表)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、地域課題解決支援チームの地域金融に関する取組みをとして、コミュニティ形成支援(地方創生に関心ある公務員と金融マンの交流会)や全国各地の課題解決サポート(ちいきん会 熊本ダイアログ新現役交流会2.0)、アクセスFSA(金融庁広報誌)や 公式Twitter について紹介した。




 会場提供企業の挨拶では、遠藤氏(エヌエヌ生命保険 事業開発部)より中小企業サポーターとしての活動や「家業イノベーションラボ」について紹介。続いて、各省庁政策担当者によるピッチ(5分/省庁)へ。

「ローカル10,000プロジェクト」 冨永 啓治氏(総務省 地域力創造グループ 地域政策課 企画第一係長)

「農業経営の収入保険」 窪山 富士男氏(農林水産省 経営局保険課 農業経営収入保険室 室長)

「スマート農業について」 助川 洋平氏(農林水産省 大臣官房 政策課 技術政策室 班長)


「中小企業向け補助金・支援ポータル「ミラサポplus」」 海老原 史明氏(経済産業省 中小企業庁 金融課 総括課長補佐)

「事業承継の促進」 日髙 圭悟氏(経済産業省 中小企業庁 事業環境部 財務課 課長補佐(企画調整担当))

「宿泊施設向け補助金」 松浦 淳一氏(国土交通省 観光庁 観光産業課 課長補佐)

「イベントホームステイ(イベント民泊)」 紺野 俊明氏(国土交通省 観光庁 観光産業課 民泊業務適正化指導室 係長)


「ESG地域金融の推進」 石井 規雄氏(環境省 大臣官房 環境経済課 環境金融推進室)

「ONSEN ガストロノミーツーリズム」 楠本 浩史氏(環境省 自然環境局 総務課 予算・決算係長)

「企業版ふるさと納税」 笠井 泰士氏(内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府 地方創生推進室 主査)

「地方創生人材支援制度」 鈴木 宏和氏(内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府 地方創生推進室 参事官補佐)



 全てのピッチ終了後、ピッチテーマ毎のサークルセッション(30分 × 2回)では、参加者は関心を持った各省庁政策担当者と車座になり、活用の場面やポイントなどについて、活発な意見交換や質疑応答が行われた。



 サークルセッション終了後、日下 智晴氏(金融庁 監督局 総務課 地域課題解決支援室 室長)は「これからが本番。更に立場を脱ぎ捨てて、ネットワークをつくっていただきたい。多くの人たちのつながりを持って、組織全体ではなく、個人個人のつながりを持って世の中を変えていきたい。皆さんが主役です。」と語り、「よーいドン!」との掛け声で懇親会がスタートした。

 また、遠藤 俊英氏(金融庁 長官)も会場に激励に駆け付け、「ちいきん会、よんなな会、金融機関、霞ヶ関と地域を結び、それぞれの手段や政策は異なれど同じ方向を向いて行政を展開すべき。地域経済を活性化し下支えすべく、この霞ヶ関ダイアログを一つの起点として連帯をより緊密にし、霞ヶ関発で地域を元気にすべく馬力を上げていきたい。意見交換・情報交換・議論を通じて次のステップで何をするのか、具体的に議論出来れば成功だ。」と語った。

 懇親会では、一人一品、持ち寄った地元の美味しい逸品(食べ物・飲み物)と共に、参加した金融機関と政策担当者による名刺交換や意見交換などネットワーキングが続いた。最後は、関 敏幸氏(常陽銀行 経営企画部 東京事務所 協会担当部長 兼 東京事務所長)による中締め挨拶で会を締めくくった。



 地方創生の政策について理解を深め、課題認識を共有し、政策実務担当者に直接聞いてみたいというニーズと、制度の活用場面や有効な政策にするためにはどうしたらいいか声を聞きたいといった各省庁の政策実務担当者のニーズを結び付け、議論を行った地方創生応援企画「ちいきん会 霞ヶ関ダイアログ」。これからの活動と展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





21:43 | 写真:金融・IT業界向け




 

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