最後に、林 良太氏(Finatextホールディングス 代表取締役CEO)が登壇。生活に寄り添う金融サービスでみんなの人生や生活に役立つべく、サービス・データ・プラットフォームの三位一体で金融サービスを再発明していくと語った。その上で、事業者による金融サービス参入の意義として、新規収益機会と顧客生涯価値拡大に向けて、これまで非金融事業者が証券を始めとする金融業に参入する際のシステム構築が重いとし、証券事業参入を容易かつ迅速にすべく、「証券ビジネスプラットフォームBaaS(Brokerage as Service)」の概要と取組みについて解説。事業者と協業し、多様なユーザーニーズに応え、多様な証券サービスを創出していくとし、今回の「セゾンポケット」の開始と今後に向けた想いを語った。
資産運用でポイントを活用した新しい投資サービスを提供する新規参入が広がる中、顧客獲得と証券業務運用をすみ分け、従来の共同利用型基幹システムと比べて迅速かつ低コストで証券ビジネス基盤をサービス利用する「証券ビジネスプラットフォームBaaS(Brokerage as Service)」といった新しいプラットフォームを活用する動きが始まった。今後の展開に注目したい。