【日本銀行】金融政策決定会合議事要旨(10月4、5日開催分)
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2012/g121005.pdf
本議事要旨は、日本銀行法第2 0 条第1 項に定める「議事の概要を記載した書類」として、2012 年10 月30
日開催の政策委員会・金融政策決定会合で承認されたものである。
Ⅰ.金融経済情勢等に関する執行部からの報告の概要
1.最近の金融市場調節の運営実績
金融市場調節は、前回会合(9月18 日、19 日)で決定された方針1のもとで、金融市場における需要を十分満たす潤沢な資金供給を行い、金融市場の安定確保に万全を期した。こうした中、無担保コールレー
ト(オーバーナイト物)は、0.07%台後半から0.09%台前半の間で推移した。
資産買入等の基金の運営状況をみると、短期国債買入れ、および長期国債買入れに対する応札は、いずれもしっかりとしている。固定金利方式・共通担保資金供給オペレーションについては、国債の発行・
償還に伴う季節的な資金需要が生じたこともあって、前回会合以降、「札割れ」は1回にとどまるなど、総じてしっかりした応札がみられている。
2.金融・為替市場動向
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で安定的に推移している。GCレポレートは、0.1%程度で推移している。ターム物金利をみると、短国レートは、長めのゾーンを含め、0.1%程度で安定的に推移しているが、発行レートは0.1%をごく僅かに下回っている。長めのターム物の銀行間取引金利は、横ばい圏内の動きとなっている。
詳細
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2012/g121005.pdf