2019年11月16日 (土)、よんなな会運営事務局は、渋谷ヒカリエにおいて、「よんなな会@渋谷ヒカリエ」を開催した。「よんなな会」は、47都道府県の地方公務員と国家公務員が集い日本全体を有機的につなげることを目的に、公務員と学生限定のイベントとして全国各地で定期的に開催されている。
当日は多くの公務員や学生が訪れ、普段の肩書を脱ぎ捨て交流を楽しむというコンセプトの下、参加者一人一人が地域の逸品を持ち込み、一堂に会した。土曜日の開催ともあり、キッズスペースなども設けられ、家族と共に参加する姿も見られた。いよいよ「よんなな会@渋谷ヒカリエ」がスタート。
オープニングのムービーで会がスタートし、開会の挨拶では、脇 雅昭氏(よんなな会 代表、神奈川県 政策局未来創生担当部長)が登壇。公務員の志や能力が1%上がれば世の中無茶苦茶良くなるんじゃないか、公務員には無限の可能性があるとし、各地域と中継を繋ぎ、イベント会場の活気を伝えると共に、客席の参加者が持ち寄った各地域の逸品について紹介するなど会場を温め、リラックスしたムードが広がった。
最初に、石破 茂氏(衆議院議員、初代地方創生担当大臣)が登壇。これからの地方創生と、公務員へのエールを送った。
「高野山という思想」では、飛鷹 全法氏(高野山 高祖院住職)が登壇。空海が日本文化のOSをデザインした話を披露した。
続いて、FISHBOY氏(プロダンサー)が華麗なダンスと共に公務員応援ソングを披露し、会場のムードを一気に盛り上げた。
続いて、会場ステージの両サイドに設置された「竹あかり」を手掛けた 池田 親生氏(CHIKAKEN 竹あかり演出家)が登壇。
「情報の力で防災・減災に貢献したい」では、梶原 靖司氏(気象庁 予報部 予報課長)が登壇。防災気象情報は使われてこそとし、防災意識の高い社会を構築すべく、いざという時に情報を活かすポイントについて紹介した。
続いて、「よんなな防災会について」では、竹 順哉氏(気象庁)より解説。立場に関わらず、防災といって反応する人がつながり、防災知識の向上や情報共有・取組連携など、メンバーの活動について紹介した。(1)「カードゲームを通じて、楽しく「SDGs」「地方創生」を体験しませんか?」
小宮 翼氏(横浜市役所)
(2)「職員自主研究グループ「キンドリッヒの法則」」
坂井 孝行氏(新潟市役所)
(3)「thanksタコパ会~そしてJAPAN CHALLEGER AWARD IN 四條畷へ~」
白井 莉奈氏(大阪府四條畷市役所)
(4)「僕公僕 関係人口はじめませんか?公務員どうし助け合いポイントシステム~国家公務員の懺悔~」
太田 裕之氏(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局(国土交通省))
(5)「出雲大社への道 ~馬鹿者に願いを~」
横山 貴久氏(防衛省 陸上自衛隊 第3師団)
(6)「スポーツで夢や感動を届けたい!」
伊藤 遼平氏(埼玉県宮代町)
(7)「よんなな会が論文になりました!」
宮田 裕介氏(神奈川県庁)
(8)「ナッジユニット結成!!」
吉松 俊貴氏(尼崎市役所)
(9)「この国・地方を変えるためにすべての公務員で実現させること」
久米 隼人氏(厚生労働省)
(10)「ドラえもんをつくる!?~ドラえもん誕生に向けたAI・ロボット開発~」
塚本 大介氏(経済産業省)
(11)「Let'sカンパチダンス」
福井 逸人氏(農林水産省(元鹿児島県鹿島市)
(12)「よんなな北陸会 in 金沢」
酒井 伸義氏(石川県金沢市役所)
(13)「第1回よんなな中四国会 in 岡山やります!!」
若杉氏(岡山)
(14)「ちいきん会」
菅野 大志氏(金融庁)
(15)「よんななフットサル会」
出川 智希氏(新潟大学)
(16)「スナックそのこ」
堤 園子氏(平塚市役所)
(17)「伝えてる?大事な人に「ありがとう」」
八野 裕嗣氏(大阪府貝塚市)
最後に、真戸原 直人氏(アンダーグラフ ミュージシャン)が登壇し、ライブ演奏。社会とつながるミュージシャンとして、震災や災害時における音楽を通じた活動について紹介した。
全プログラムが終わり、キッズスペースから子供達も集まり、この日の感想やそれぞれが描いたアートを披露。記念撮影へ。
その後、参加者が持参した一人一品のイチオシの地元の特産品(食べ物、飲み物)を囲み、交流会が行われた。日本全国から集まった日本酒をおいしく提供する「47Bar」も設置され、各地域の特産酒が参加者へ振舞われた。
全国の地方公務員と国家公務員がつながる「よんなな会」。講演会や交流会を通じて、より深いつながりが数多く生まれた。
また、「よんなな会」に続き、地域の金融機関も交えた「ちいきん会」をはじめ、中小企業における人材面での経営課題の解決に向けた関係機関による「新現役交流会2.0」など、地域課題解決の支援へのつながりの連鎖は、より具体的な活動へと取組みが広がっている。今後の「よんなな会」の活動に注目したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )