2014年12月14日(日)、初心者向け株式投資スクールの運営・開催、株式投資情報サイト運営、およびシステムトレード検証ソフト「システムトレードの達人」の提供を主な事業とするフェアトレードは、東京・大手町にあるセミナー施設「フクラシア東京ステーション」に「システムトレードの達人」の個人会員を招いてシステムトレードセミナー&懇親会を開催した。
同社にとって年末恒例行事となった本催しも今回で開催3回目を数え、過去2回を上回る70名以上の参加者が首都圏を中心に全国から集まったほか、日本を代表する高級ホテルのひとつ「帝国ホテル」で行われた懇親会では、セミナー&懇親会を通じて打ち解け合った参加者が閉宴まで歓談を楽しむ姿が多く見かけられた。(当日のダイジェストムービーはこちら→)
◎「システムトレードの達人」とは
日本株専用の検証ソフト「システムトレードの達人」は、投資の上級者に限らず初~中級者の個人投資家が、手軽にシステムトレードを開始できるソフト。パソコン上級者に限らず、パソコンが苦手な人でも手軽に安心して使用でき、どの画面もパソコン初級者でも「直感的」にマウスを使って操作できるように工夫されている。
会場のフクラシア東京ステーションは東京駅近く(江戸通りと永代通りが交差する地点)にある朝日生命大手町ビル内にある。ビルは1971年の竣工で、ビル上部にはハロゲンランプを用いた天気予報板があり、天気記号により電光表示していることで知られている。
開演後、まずはフェアトレード代表取締役 西村 剛氏が挨拶で、セミナーの3つの目的を参加者に説明し、グループワークや受講を通して多くの気付きを手にすることで、各自のスキルアップと親睦が図れることを願っていると語った。
挨拶を行った西村氏はYahoo!ファイナンスの株価予想 2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年は+160.1%、さらに2013年は157.0%というパフォーマンスを叩き出して三連覇を達成。システムトレードのみならず株価予想の証券アナリストとしても輝かしい実績を持っている。
グループワークではTOPIX500(500銘柄)を対象に、2014年までの約17年間の値動きを基に主催者が用意した売買ルールのパフォーマンス(トレード回数306回、勝率79.74%、合計損益6,401,900円)をグループ単位で議論して改良し、最後にその結果を代表者が発表する。合計損益2,000万円を超えるグループも現れるなかで、参加者はセミナーを通じて改良のコツや方法論、取り組み方に対する新しい知識や心構えを吸収していく。
グループ発表の後は、休憩をはさんでシステムトレードの達人の開発者で、著名システムトレーダーである斉藤 正章氏による「(斉藤流)売買ルールの利回りを極限まで高めるポイント」。開発者としてシステムトレードの達人を最もよく知る立場から、売買ルールのパフォーマンスを向上させるための多くのヒントを参加者に披露した。斉藤氏はこれまで、『株 勝率80%の逆張りシステムトレード術』、『斉藤正章の株勝率80%の逆張りシステムトレード実践テクニック』(いずれも日本実業出版社)などを執筆。デイトレードは極力行なわず、会社員でも実践可能な投資法にこだわっている。
セミナー終了後、参加者一行は2台のバスで大手町から懇親会場の帝国ホテルがある日比谷に移動する。日中は見事な冬晴れだったにもかかわらず、ホテル到着後間もなく雪が降り出すなど、東京ではこの日、平年より20日も早い初雪が観測された。
ホテル到着後まもなく、西村氏の乾杯で懇親会がスタート。一流ホテルの豪華な雰囲気の中で用意された料理に舌鼓を打ちながら参加者は歓談を開始。セミナー開始の段階で初対面だった参加者もすっかり打ち解けた様子で、会場は同窓会場のような和やかな雰囲気に。同じ検証ソフトを利用する仲間同士とあって話は尽きず、会話も弾んで会場は時間を追うごとに賑やかさを増していった。
懇親会の終盤、特別ゲストの横山 利香さんがマイクを持ち、自身の「来年の注目銘柄」を披露した。銘柄名を聞き逃すまいとメモに書き留める参加者の姿があちこちに。「システムトレーダーに注目銘柄?」というこのコーナーも場を盛り上げるご愛敬企画の一つで、西村氏や同社のサポートセンター長 平山 修司氏(Yahoo!ファイナンスの株価予想も担当)もそれぞれが注目する銘柄を発表した。
同社が提供する「システムトレードの達人」は、初心者で専門的な知識がなくても簡単な操作だけで本格的な検証ができるもので、パソコンが苦手な人でも手軽に、売買ルールを検証することを可能にした検証ソフト。どの設定画面もパソコン初級者の方でも「直感的」にマウスを使って使用できるようにしているという。詳しくは「システムトレードの達人」のホームページをご参照いただきたい。
≪同社関連の過去のレポート≫
(取材、撮影、記事、編集、制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ)