2015年10月24日(土)、東証一部上場の独立系総合証券会社である光世証券(以下、同社)は、日本取引所グループ(以下、JPX)と共催で、光世×JPX投資セミナー「日本株投資に一工夫 ~投資手法を幅広く学び、戦略的に攻めよう~」 を、大阪・北浜にある同社の本社ビルで開催した。
同社は、定期的に自前のホール(GTホール)で投資セミナーを開催中で、今回は講師に経済評論家・資産運用アドバイザーの木村 佳子氏、インベストラスト代表取締役 福永 博之氏が講師に招かれて講演を行ったほか、同社を訪れる個人投資家の接客係として今秋に導入した人型ロボット 「Pepper」が初めて今回のセミナーで披露され、人とロボットとのインタラクティブなコミュニケーションを通じて、会場を訪れた来場者を楽しませた。 この日披露されたPepperは、法人向けに、様々なビジネスシーンでの利用を前提としたモデルで、商品紹介や受付での対応はもちろん、声かけやアンケートなど、標準機能だけでも十分活用できるものの、Fintechに積極的な姿勢を打ち出す同社では、Pepperの人工知能と自社システムのデータを連携させることで、来店した顧客の顔や声紋等を識別して、証券口座情報をディスプレイに表示させながら分析・投資アドバイスを実現するような独自のアプリの開発も目指すという。 共催したJPXによる開会の挨拶。デリバティブ商品に強みを持つ光世証券は、2014年11月25日(火)より取引がはじまったJPX日経インデックス400先物取引をはじめ、JPXの扱うデリバティブ上場商品を全て取り扱う唯一の証券会社であり、JPXは同社とのセミナー共催など、様々な活動を通じて、デリバティブ取引の普及と市場拡大を目指している。 講演が始まり、第一部には個人投資家にはお馴染の木村 佳子氏が登壇し、日本株市場の足元の投資環境や、投資戦略、注目のセクターなどについて、解説を交えながら講演を行った。日本郵政という超大型銘柄の上場もあり、来場者は今秋以降の投資戦略の参考にしようと、大阪市出身の木村氏による関西弁を交えたテンポのよい講演に時折笑みをこぼしながら熱心に耳を傾けた。 休憩時間中は、1階受付から11階GTホール会場出口に移動したPepperが、再び接客係として登場。父親に連れてこられた子供たちが興味津々、Pepperに触れて、思わず笑顔がこぼれるシーンも。Pepperはこうした接客係などの他、セミナーの司会なども行えるので、今後は活躍のシーンもさらに増えそうだ。 第2部の講演は、インベストラスト代表取締役 福永 博之氏が、有価証券オプション取引の基本についてを紹介。ラジオNIKKEI、TOKYO MXテレビ、日経CNBCなどの経済・株式関連番組にレギュラー出演中の福永氏は、デリバティブ取引や有価証券オプションの基礎に続いて、取り扱い銘柄の紹介や実際の値動きをもとにした利用方法、リスクヘッジへの活用方法などについて、詳しく解説を行った。 第3部の前に、デリバティブ商品を上場するJPX(大阪取引所)から、「かぶオプスクエア」の紹介が行われる。「はじめてのかぶオプ」、「Step Up かぶオプ」コーナーなど、かぶオプ アンバサダーが投資家と共に、株式投資からかぶオプまでを一緒に学ぶ内容の投資教育サイトで、「セミナー・イベント情報」では同社(光世証券)のセミナーも紹介されている。また、先物・オプションの情報サイトとして、同情報が豊富に無料提供されているK-ZONE moneyの紹介も行われた。 そして最後は、大阪取引所の川久保氏がモデレーターを務め、両講師に加えて、同社 コンサルティンググループ 部長代理 樋爪 功次氏も加わっての投資戦略ディスカッション。様々な事例を交えての投資戦略が披露され、樋爪氏は、現物株の投資方法として、毎月一定の金額を購入していけば、価格の安いときに多くの口数を購入することができるドルコスト平均法の活用方法を紹介。その後、デリバティブ商品における「かぶオプ」を使った投資戦略や、それぞれが注目する個別株などが紹介されて、全ての講演が無事終了した。 セミナー終了後は、2階にあるゲストサロンで投資相談会を兼ねた懇親会も行われ、リラックスした雰囲気の中で来場者は気軽に情報交換やスタッフに今後の投資戦略について相談を行った。ここでももちろんPepperが丁重に来場者を接客しお見送りした。 セミナーの様子の他にもうひとつ、同社の玄関に鎮座している五代 友厚公の銅像について紹介したい。明治維新の翌年に政府の役人を退官後、大阪で実業の世界に入り、以後、鉱山、紡績、製塩、海運、鉄道など数多くの事業に携わり、大阪取引所や大阪商工会議所、大阪市立大学などの設立にも奔走。大阪の産業・経済の発展に力を尽して、「東の渋沢、西の五代」とも称された五代 友厚公。同社は近代日本の先駆者として大阪経済の発展の基盤を築いた氏の功績を称え、その精神と勇気を今に伝えるため、玄関に銅像を鎮座させており、こうした銅像は大阪取引所など、大阪市内に4体存在する。一つの市内に4体の像が建つとは、まさに大阪の恩人である五代に対する感謝の表れではないだろうか。
この大阪の恩人ともいえる五代 友厚公が、HNK朝ドラ「あさが来た」に登場したことで、没後130年で再び脚光を浴び、同社にもNHKなどメディアから取材依頼があったといい、ドラマではその役をディーン・フジオカが演じている。
同社の本社を訪れると、五代 友厚像や今回のセミナーでお披露目されたPepperにも会えるので、ご興味のある方は同社にお問い合わせいただきたい。※「Pepper 商標は、ソフトバンクロボティクス株式会社及びその他ソフトバンクグループ関連会社に帰属します。※本セミナーではソフトバンクロボティクス株式会社の Pepper を活用し、 独自に実施したものです。
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