まずはじめに、パク・ミンウ氏(BCAリサーチHead of Korea and Japan)より、今回、マクロボンドとBCAリサーチの共同セミナーが開催できたこと、多くの方に参加いただけたことに感謝が述べられた。今回のセミナーで参加者の方が有益な情報を持ち帰り、今日を楽しんでいただきたいとして開催の挨拶とした。
続いて、Ritika Mankar氏(BCAリサーチ Strategist Global Investment Strategy CFA)より、「マクロ投資家たちが大きな過ちを犯す寸前→犯してしまった」と題して講演。 2023年下半期戦略について、多くの投資家が2次インフレの波に対するリスクを過小評価し、そのシナリオを織り込んでいないことを指摘した。注目すべき対象として、短期的に株、中期的には債券をあげた。また、2024年第2四半期には景気後退に陥るのではないかとの見通しを語った。詳しい内容は末尾のLinkdinから担当者にお問い合わせをいただきたい。
休憩を挟んだ後、鈴木 康士氏(マクロボンド・フィナンシャルAB Business Develop Manager Japan)より、「マクロボンドのご紹介」と題し、マクロボンドのこれまでの歩みやサービスについて分かりやすい説明が行われた。
最後の講演では、石原 哲夫氏(マクロボンドマクロストラテジスト兼アドバイザー)より、「Fed & BoJ 最近のトピック」と題して、FOMC参加者の政策金利見通しをはじめ、雇用や消費のデータをもとに様々な角度からの分析と今後の懸念材料を上げ、見通しを語った。そのほか、クレジット市場の見方、日本のリフトオフ(マイナス金利解除)論などについても解説を行った。