冒頭に、お金のデザイン 取締役会長 谷家 衛氏より挨拶。谷家氏がこれまで30年以上にわたる運用と金融の民主化に携わった中で、今回提供を開始するTHEO[テオ]は最も大きなマーケットで日本にとって成長戦略となるサービスになるとし、人口減少と高齢化に向かう日本国内のみならず、これまで世界の投資家がプライベートバンクを通じて行ってきたような世界の成長への分散投資を、10万円から、誰でも、携帯で、簡単にできるようにすることで、将来の不安から希望へ、誰もが自分らしく生きられる社会を目指していきたいと語った。なお、サービス名のTHEO[テオ]の由来は、生前に1枚しか売れなかった画家ゴッホの経済的な生活を支えた弟のテオの存在のように、多くの人にとってのテオになりたいとの想いで名付けたという。
続いて、お金のデザイン COO 北澤 直氏より、開発に至った経緯として、急成長するETF(上場投資信託)、オンラインでの資産運用の伸長(ロボアドバイザー)、MA(Managed Account=一任運用)の拡がりの3つのトレンドが挙げられた。また、開発にあたりユーザー目線でこだわった点として、ユーザーの目的からのアプローチ、投資のハードルを下げる、とし、資産運用のこれからとして、シンプルで明快、誰もが当たり前に、世界へ資産を、と語り、期間限定キャンペーンの案内(公式サイト)と共に締め括った。北澤氏のプレゼント合わせて、お金のデザイン CFO 坂田 宏氏より実際に最初の9つの質問に答えるポートフォリオ診断の流れなどデモンストレーションが行われた。
「THEOブランド方針ご説明&クロストーク」では、北澤氏がモデレーターを務め、登山家 栗城 史多氏と谷家氏の対談が行われ、「挑戦について」、「活動資金について」、「次の世界とは」といった質問に対して栗城氏の想いや私見が披露された。
アウトライヤー(Outliers:異端児)とは、自分らしい人生を生きている人のことを指し、それぞれが自分の人生のアーティストでありながらも、しがらみややりにくいことがある中で、テオのような役割を果たすことにより、できるだけ多くの人が自分らしい人生となるよう、今回、THEO[テオ]を通じて地球を良くする方向で取り組んでいく中で、アウトライヤーの代表でもあり、谷家氏の友人でもある栗城氏に対談の依頼をしたという。
質疑応答の後、中締め・クロージングに続き、フォトセッションへ。その後、谷家氏、北澤氏、坂田氏と記者との個別インタビューがしばらく続いた。
発表会が行われたメイン会場の隣室では用意されたタッチ&トライでサービスを実際に体験することができ、記者へのサービス説明や質疑応答が行われた。そして、記者発表会の全プログラムが終了し、社員スタッフが壇上で記念撮影、笑顔があふれる。
One life, Enjoy the quest of realizing yourself. をメッセージとして掲げ、お金を、将来の不安要素から新たな政界につながる可能性に変えていくべく、これまで当たり前とされてきた円預金ではなく、グローバルに開かれた資産運用をすべての人に届けたいというお金のデザイン。
世界で先行しているロボアドバイザーサービスという新しい分野が、日本の資産運用の世界における金融機関およびサービスプロバイダーの役割とビジネスモデル、そして人々のこれからの運用スタイルと生活の中におけるマネーのアロケーションと管理、その暮らしや考え方にどのような変化をもたらすか、今後の展開に注目したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )