【日本ユニシス／FFLab（Financial Foresight Lab）】API関連ビジネス案件の創出に向けて！Resonatexユーザ向け「第4回APIコミュニティ技術・セキュリティ検討WG」開催！

2022/02/25	【日本ユニシス／FFLab（Financial Foresight Lab）】API関連ビジネス案件の創出に向けて！Resonatexユーザ向け「第4回APIコミュニティ技術・セキュリティ検討WG」開催！	\| by:ウェブ管理者

　2022年2月9日（水）、日本ユニシス／Financial Foresight Lab（FFLab）は、オープンAPI公開基盤「Resonatex」ユーザ向け「第4回APIコミュニティ技術・セキュリティ検討WG（ワーキンググループ）」をオンラインで開催した。

（今回の参加金融機関：（五十音順）：佐賀銀行、九州フィナンシャルグループ、京都信用金庫、京都中央信用金庫、百五銀行、北國銀行、山梨中央銀行、他2金融機関）

　「APIコミュニティ」は、Financial Foresight Lab（FFLab）のメニューのひとつで、「API活用アクセラレーション」、「レギュレーション対応WG」、「技術・セキュリティ検討WG」の3つのプログラムから構成されており、この日のオンライン配信は東京・豊洲の日本ユニシス（本社会議室）より行われた。

　冒頭、進行役を務める齊藤康太氏（日本ユニシス戦略事業推進第二本部事業推進一部 CX推進プロジェクトチーフ・スペシャリスト）より、APIおよびオープンAPI公開基盤「Resonatex」で実現する必要があると考える事柄について、あるべき姿や仕様、決定が難しい事項に関するアイデアや対応案を出し合い意見を聴収するというWGのコンセプト・目的・ゴール、当日の流れなどの説明が行われた。

API接続を活用したビジネス事例①

「Fintech業界におけるAPI活用の国際動向」

　鬼頭武嗣氏（一般社団法人Fintech協会代表理事副会長）の講演では、自身や協会の簡単な概要紹介の後、海外Fintech集積地の取組みとして英国、シンガポールをはじめとする海外のAPI活用事例が紹介された。また、APIの国際連携に関するグローバルチームの活動としてFintech協会のパートナーシップ締結先や連携事例なども共有された。

API接続を活用したビジネス事例②

「価値交換基盤「doreca」のご紹介」

　北村哲史氏（日本ユニシス戦略事業推進第二本部企業共創プロジェクト2グループグループマネージャー）のプレゼンでは、ダイレクトオンラインチャージ事業とデジタルマネーのバリュー交換事業の2つを軸としたプラットフォームサービス「doreca」の提供サービスや連携メリットなどの概要や特徴、リリース情報、金融機関との連携案が紹介された。

Resonatexの概況

「Resonatexの概況について」

　高田文平氏（日本ユニシス戦略事業推進第二本部事業推進一部 CX推進プロジェクト主任）は、オープンAPI公開基盤「Resonatex」の事業概況を報告。新規採用先の紹介や、登録ユーザ数ならびにMAU数がサービス稼働以来、右肩上がりに増加している状況を説明した。また、利用拡大に向けた活動については、地域金融機関以外へのAPI公開の促進、ならびに新たなAPI利用事業者の開拓・検討の推進状況について報告。加えて、実際のサービス活用事例として、AduME OpenIDを活用した認証統合によるUIUXの向上、電話番号認証によるセキュリティ向上を紹介した。

Resonatexの新機能

「Resonatexの新機能開発状況・リリース状況」

　田島太朗氏（日本ユニシスプロセスアウトソーシング本部サービスアクセラレーション部サービス二室チーフ・スペシャリスト）は、エンドユーザ向け機能、API公開事業者向け機能、その他新しいソリューションについて、それぞれの新機能開発・リリース状況を紹介。UI/UX向上ならびに離脱率改善を目的としたAduMEアカウント新規作成における画面改善や、エンドユーザからサービスデスクへの問い合わせ軽減を目的とした施策など、Resonatexサービス向上に繋がる施策も含めた計20弱の案件について、説明を実施した。

個別ディスカッション

「金融機関様における外部APIの活用についてのアイデア出し」

　個別ディスカッションでは、今回が初めての取り組みとなる参加金融機関とのアイデア出しを実施。API利活用拡大のインプットを目的とし、「どのような事業者の機能やデータ（外部API）を、どのような業務やサービスで利用したいか、そのベネフィットは何か」について、事前に収集された各金融機関からのアイデアを共有。出されたアイデアに対し、参加者同士で問いかけや意見交換が行われた。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

　「Financial Foresight Lab（FFLab）」では、社会に新しい価値を提供する金融サービスの創出と、そのために必要となる各種情報の提供とネットワーキング、および能力開発や投資活動への支援などさまざまなプログラムを展開。金融機関との新事業の創出を加速していくという。詳しくは、以下のFFLabのサービス紹介サイトを参照されたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

12:47 | 写真：金融・IT業界向け

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